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同時ゲームの問題について
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- statecollege
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私も設定がいまひとつよくわからない。質問者の方は外国人(中国人?)でしょうか?日本語がちょっと意味不明です。格とはなんでしょうか?アパートのこと?目線とは?目標のこと? 戦略形(標準形)ゲームで表現するためには、 ・プレイヤーは誰か? ・戦略は何か? ・利得関数は? を明示する必要がある。 ・プレイヤーは2人いるが、部屋を学生に貸しているアパート経営者でしょうか?2人のプレイヤーをプレイヤー1とプレイヤー2と呼びましょうか? ・戦略は、どの部屋にも光ファイバーを提供するか、ケーブルTVを提供するか、の2つの戦略がある。 ・家主の利得は各家主のアパートの部屋を借りる学生数で表わされ、利得関数は、利得表に示されているように与えられている。 戦略の組は、各プレイヤーのとる戦略が互いに相手がとる戦略への最適戦略になっているとき、ナッシュ均衡であるという。 このゲームのナッシュ均衡を求めるには、最適反応関数(best-response function)をつくるのがわかりやすい。いま、s1、s2をそれぞれプレイヤー1と2がとる戦略を表わし、Lを「光ファイバー」戦略、Cを「ケーブルTV」戦略とし、R1(・)、R2(・)をそれぞれプレイヤー1と2の最適反応関数とすると、利得表より R1(s2) = C if s2 = L = L if s2 = C R2(s1) = C if s1 = L = L if s1 = C となる。なぜなら、プレイヤー1にとっては相手(プレイヤー2)がLを選択するなら、Cを選択するのが最善であり、相手がCを選択するなら、Lを選択するのが最適だからだ。同じことはプレイヤー2の最適反応についていえるので、上のような式になる。これより、直ちにナッシュ均衡は(L, C) と(C,L)の2つあることがわかる。なぜなら、プレイヤー2 が戦略Lをとるなら、プレイヤー1の最適反応(第1番目の式を見よ)はCであるし、プレイヤー1がCを選択するなら、プレイヤー2の最適戦略はLを選択すること(2番目の式を見よ)だからだ。戦略の組(L,C)は互いに相手の戦略にたいして最適反応になっている組であることがわかる。同様に、(L,C)もナッシュ均衡であり(確かめなさい!)、この同時手番ゲームには2つの(純粋戦略)ナッシュ均衡があることになる。
- shintaro-2
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普通に考えればできるはずですが? 設定が良く理解できませんが アパートの大家がX,Yとして 大家が光ファイバーを導入したときと、ケーブルを導入したときに カッコ内の左がXの獲得する学生数、右がYの獲得する学生数と仮定しましょうか。 XがCATVを導入するのが望ましいのは、Yが光ファイバを導入したときだけ、 逆にYがCATVを導入するのが望ましいのは、Xが光ファイバを導入したときだけとなります。 このようにどちらかを確定的に選択できないので、支配戦略が無いという状態です。 Xの最大値はY光Xケーブルの12、その時Yは8 Yの最大値はX光Yケーブルの12、その時Xは8となります。 どちらも、双方光の6よりは獲得できていますので、どちらでも良いようにも思えます。しかし、片方が多いのも事実です。 従って、どちらかケーブルを選択する方が相手に利得の差分を補償するような提案をするのが望ましいということになります。 これがゲーム理論を法律に適用するときの罰金もしくは補助金に相当します。