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JR西日本の新型の近郊型車両についての疑問
JR西日本にはなぜ3扉オールロングシートの近郊型が少ないのでしょうか?どの新型車も、扉間は転換クロスシートばかりです。 JR北海道やJR東海、JR九州には転換クロスシートばかりではなく、3扉オールロングシートの近郊型もあります。なぜJR西日本にはそういった3扉オールロングシートの近郊型を製造しないのでしょうか? また、今度大阪環状線に導入される323系は3扉オールロングシートですが、それは近郊型車両の仲間に入るのでしょうか?
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3ドアロングがない最大の理由は、「3ドアクロスを作ってしまった」から だと推測します。要は「221系というヒット車を作り、それで運用できて しまったので、イメージを変えたくなかった」んでしょ。 実際、JR東海も当初は3ドアクロスの311系ですし、JR九州も811系、 JR北海道もデッキ付721系ですからね。どれも最近まで3ドアロング なんて作ってなかったんです。 各社が3ドアロングを作った理由は、「3ドアクロスの車体を流用して、 ロングシート車を作りたかった」だけです。車体設計は手間がかかる 仕事ですからね。なるべく同じ設計を「使い回し」したいんです。 実際、JR東海やJR九州には、「独自設計の4ドアロング車」がないん です(JR九州の筑肥線用303系はJR東の209系OEMです)。一方、 JR西には207系という、「わざわざ作った4ドアロング」がありますから。 同一設計で流用する必要を感じなかったんです。 で、大阪環状線ですが、「ホームドアを設置したいけど、3ドアクロスの 運用を止めたくないので、3ドアロングにしてしまった」ってだけの話。 別に、山手線みたいに混雑する路線じゃないですから>大阪環状線。 3ドアでも済むんです。 つか、大阪ってもともと「御堂筋線以外は3ドアで済む」土地柄だった ような気もするんですが・・・。
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- potatorooms
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私鉄との熾烈な競争の結果です。関西近郊区間は、その殆どから経営状態の良い大手私鉄と路線が競合しています。 ジェイアール分割の際、この競合区間の大幅な路盤工事が行われ、新幹線とも競合できるような高速走行が可能な区間に生まれ変わりました。新快速が走っているところですね。いくら投入されたか、考えたくもありません。 それくらいしないと私鉄に負け、立ち行かなくなると思われていたわけです。 車両も同じで、ジェイアール東日本のような節約志向ではなく、サービス重視になっています。 アノ事故は、経営陣が勝手な思惑で従来の高速走行が可能なところから経路変更をし、高速走行に適さない安い山手線との同型車両をむりやり走らせたことから起こりました。 山手線を走る車両の特徴は、加速、減速性能の良さと、寿命の短差です。ロングシートを含め、軽量の車両なので、限られた線区の中に多く走らせることができます。一斉に寿命になるので、一気に新型機に置き換えられます。関西によく見られる混成ダイヤを排除したかったんですね。
- suiton
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近郊型は快速や新快速などに使われますから、クロスシートが適しています。 通勤型は、各駅停車に使われますのでロングシートになっています。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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お礼
そうだったのですか。JR西日本は他のJRと違い近郊型は3扉で転換クロスシート、通勤型は4扉でロングシートと区別がハッキリついてる訳なのですね。 で、他のJRに3扉ロングシートの近郊型があるのは、転換クロスシート車と同じような車体を使っている訳なのですね。 回答ありがとうございました。