遠距離恋愛1年半の経験がある女です。
私も当時、遠距離が始まる時は
お互い「一緒に住める時まで頑張ろうね」と誓いました。
お互い本気でした。私も、「これだけ彼が好きだし、大丈夫」
と自信満々でした。
彼女さんも、同じだと思います。
軽々しく言ったわけではなく、言った時は本気だったんですよ。
確かに、言ったことには責任を持つべきもの。
でも、遠距離が成功しているカップルとしていないカップルの違いって
遠距離を我慢できるか否かじゃないんですよ。
相手と自分を信頼する力があるか否か、なんです。
質問者さんたちの場合、
質問者さんは、「”待ってる”と言った相手を信じており、
”遠距離を乗り越えられる”と感じる自分を信じている」
という状況でしょう。
しかし、彼女さんは
「”遠距離を乗り越える”と考えている質問者さんは信じてるが、
”待ってる”って言った自分自身が信じられない」
という状況なんでしょうね。
遠距離が成功するカップルというのは、
遠距離になる時にした覚悟を守るか守らないかというよりも、
覚悟したことも忘れるくらい、当たり前のように
相手も自分も信じている人達なんですよ。
「相手は浮気はしないはず」
「相手は遠距離に負けないはず」
「私は相手を愛してる」
「私は浮気をしない」
「私は遠距離に負けないはず」
お互いがお互いにこうやって信頼できている人たちが
遠距離を成功させるのだと感じています。
しかし、二人のどちらかがこの思いに自信が持てなくなったら、
すぐに相手に会って解決できない環境というのもあり、
その不安が大きく大きく膨らんでいくんです。
彼女さんも、そういった感じなのでしょう。
「待ってられないかも、と感じた私はダメだな。
彼と会ってこの気持ちが抑えられたらいいけど、
次もしばらく会えないし、、」
そういったものでしょう。
遠距離のリスクはそういう時なんですよね。
「すぐに会って解決できないこと。」
そして、質問者さんは「裏切った」と感じているようですが、
カタチ的には裏切りになるでしょう。
恨みも募るでしょう。
仕方がないことだと思います。
しかし、一ミリでもいいので意識してほしいことがあります。
●前述したように、片方の信頼や自信が崩れ始めたら、
回復しにくいのが遠距離恋愛であること。
●それを覚悟の上で遠距離恋愛をする必要があること。
●「人間は、物理的に近くにいる人間に親近感を持つ生き物」と言います。
愛の力でそれに勝てる時もありますが、勝てない時もあるということ。
●勝てない要因は色々です。寂しさのストレスの蓄積、寂しさを紛らせられない性格、
近くにいる人の方が魅力的に錯覚してしまう、等、数えきれません。
私の場合は、
一年半経った頃に、どんどんお互いが
遠距離を頑張ることに疲れてきたときだったんですよね。
次に会う時まで我慢すること、
浮気なんてしない!と覚悟すること、
滅多に会えないのに、相手を想像して辛抱すること、
相手を信じとおそうとすること、
色々なことに頑張ることに疲れてしまい、
別れました。
別れてもう2年以上で、未練は一ミリもないですが、
今となると、「そんなに頑張ろうと考えないことが大事だな」
と思いました。
彼女さんは、意識しすぎて頑張りすぎたのかもしれません。
もし彼女さんが浮気をしていて、なのでしたら
裏切った!!と感じても罪はないですが、
気持ちが変わってしまうのも人間です。
彼女さんの気持ちが自然と変わってしまったのなら、
一概に恨むのは止してあげてください。
私は、相手が男性でも、同じことを言います。
遠距離恋愛をしている人たちは、
一見平気そうに付き合ってますが、
彼らなりに相談を重ねたり、信頼する労力を使っていたり
トラブルを乗り越えてきたりしていますからね。