• 締切済み

種無しスイカの技術を応用した外来種の駆除案の問題点

外来種(特にブラックバスやブルーギル等の魚類)による在来種の減少が時々問題になっていますが、例えば種無しスイカ等の3倍体等の不妊体を自然界で発生させ外来種を低減させるために、4倍体のオスを自然放流する(放流後、自然界の通常体の雌との交配により、不妊体をつくるため)方法は効果や問題点があるのでしょうか? 一部の魚類では発生後にも性転換するものもあるようですので、そのような種には適用が問題であると考えますがそうで無い種ではどうでしょうか? 不妊体の適用例はミバエ等で行われ、効果があった様に記憶していますがその他の種(昆虫以外)では銅なのでしょうか? 一番の問題は、不妊体の繁殖と放流/管理等にかかる費用の問題なのでしょうか?それとも技術的/生物学的問題なのでしょうか? 魚類で4倍体をつくる技術は少なくとも一部の種では確立していたと思いますが(4倍体の方が早く大きくなり、栽培漁業では有利になるとのニュースを見たことがあるように記憶していますし...)

みんなの回答

回答No.4

専門家ではないんですが、思ったことを書かせて頂きます。 継続的にある一定の量を放流することにより、効果は期待できると思います。 でも、その放流によってその環境が変わってしまうということが大いに考えられると思います。 鮭でも自然界で生殖機能のない個体がいますが、それはある条件を満たしていると発生するようです。外来種の魚のその条件を探すことができれば可能かもしれません。

a0123456789
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 仰る通り、”外来種の減少への効果”より”環境への影響”の方が大きな問題であると思います。 そこで専門知識の無い私は、専門知識の有る方々よりのご意見を得たく、”環境学”等のカテゴリではなくて本カテゴリでの質問させて頂きました。 質問の表題のつけ方が悪かったのか、それとも環境への関心が高い方が多いのか不明ですが、どうも”外来種の減少への効果”についての解答を多く頂いています。 もし、”外来種の減少への効果”が多大であっても、予期せぬ”環境への影響”があれば大問題だと考えています。

a0123456789
質問者

補足

期待していた専門家からの技術的な問題点の指摘等は得られませんでしたが、種々のご回答を頂きこの場を借りて他の回答者の皆様にもお礼を述べさせていただきます。ご意見、有難うございました。 後、ブラックバスやブルーギル等は外来種として問題に取上げられることがありますが、赤耳亀(緑亀)、アメリカザリガニ、ウシガエル(食用蛙)等はあまり問題視されていないですが、環境にとっては同様に問題かな?と最近思いますが如何でしょうか?とりあえず、本質問は打ち切らせていただきます。

noname#17364
noname#17364
回答No.3

ふたたびこんにちは。  要するに、ご質問のポイントは「4倍体魚を量産することは技術的に可能か?」ということでしょうか?だとするとすみません、私は魚の専門家ではないので分かりません。したがって以下はご参考程度にお考え下さい。  繰り返しになりますが、「4倍体魚を使って(例えば)琵琶湖のブルーギルを<<撲滅>>できるか?」という疑問に対しては、やはりアプローチの仕方として無理があると思います。私が淘汰されると書いたのはつまり、1000匹の生息数に対し5匹の4倍体魚を放流したところで、それらは数的に負けていずれいなくなる(淘汰される)ので、撲滅するような効果は得られない、ということです。4倍体魚を使って撲滅をねらうなら、1000匹に対して同じかそれ以上の数を入れないと意味がないのでは無いでしょうか。  そう考えると、4倍体魚の作成が可能であれどうであれ、方法的に無理があるので、研究をする価値も、予算と時間をつぎ込む価値も無いのでは?というふうに考えます。

a0123456789
質問者

お礼

再度のご回答有難うございます。 さて、「4倍体魚を量産すること」は対象とする種にもよりますが、多分技術的には可能かと考えています。 主たる問題は、放流した4倍体魚が放流後に性転換等を生じ自然界に4倍体が増殖してしまうことが生じるのでは無いかということです。 放流数の問題は多分同等数以上であれば望ましいでしょうが、数世代間放流を津頭けるのであれば初期の1割程度でも効果はあるのではと考えています。(各世代ごとに正常体が減少して行くため[多分不妊の3倍体の方が成長が早く、生存競争で残る率が多いような機もします])

noname#17364
noname#17364
回答No.2

こんにちは。  生物学・技術的な細かい点に関してはどこまでが確実な情報であるか存じませんので、方法論的な点でちょっと思ったことを書かせて頂きます。  ご指摘の方法の場合、確実に大きな効果を上げるには、今いる魚と同じか、より多い個体数を放流しなければならないのではないですか?現状の生息数に比べ小さな数を放流しても、それは淘汰されてそのうちいなくなるわけだから、意味がないわけですよね?そうだとすれば、やはり技術的、コスト的にも無理があるように思えるし、それをクリアーできたとしても、たくさんの外来魚を放流することで固有種の現象が加速するのではないでしょうか?それでは本末転倒です。  どうも有効な手段になり得る感じがいたしません。方法論的に問題があるように思えるのですが。

a0123456789
質問者

お礼

ご回答有難うございます。ご指摘の点は、当然のご意見だと思います。 ただし淘汰の問題については、確か沖縄だったかで行われた(某国営放送で放映していた)”ミバエ”の撲滅プロジェクトとは異なり、今回の案は不妊体を放流した自然界で発生させるため、問題点としては小さいと考えられるのでは無いでしょうか?(逆に、自然界で不妊体を発生させることで問題が発生するのでは考えますが、私は知識が無く、不明です) 方法論的に問題があるのは自明なのですが、技術的および学術的には如何なものでしょうか? 基本的に、(外来種の低減ではなく)外来種を撲滅させる方法のひとつの例として考えた案です。 尚、このカテゴリで質問させていただいたのは、対費用効果の観点ではなく技術/学術の面での問題点を知りたかったためです。

  • beam
  • ベストアンサー率24% (412/1679)
回答No.1

こんにちは  放流した魚もまた、在来の魚のエサになりますので予定された実績を上げるまでに相当な期間が必要でしょうし、交配する周期も1年程度で、環境によっては毎年交配を行わないことがあります、その間に在来種の食べ尽くしてしまうかもしれません。  長期的に見て子孫が繁栄しないでしょうから種が絶滅するのが予想されるわけですが、それまで生体は存在し続けるわけですから駆除という方法での利用は向かないのではないでしょうか。

a0123456789
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 効果の良否は別として、技術的・生物学的には問題は無いのでしょうか? 実際に行うとした場合は、従来からの捕獲・選別駆除等との組合せで長期間実施する必要があると思われますので、実施は困難かもしれませんが...(完全駆除を考えた時の一手段として思いついた案です)

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