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反射とルミネッセンスの違い
物質の赤外反射ではバンド間遷移に対応する波数で強く反射すると思います.これは光で価電子帯の電子が伝導帯へ励起され,その電子が価電子帯に戻るときに光を出すからだと考えていました. しかし,この理解だとルミネッセンス(蛍光)と反射の違いがわからないことに気付きました. 反射とルミネッセンスの違いを教えてください.
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- leo-ultra
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回答No.1
> 光で価電子帯の電子が伝導帯へ励起され,その電子が価電子帯に戻るときに光を出す これはルミネッセンスの説明ですよ。 反射は少し違います。 別にバンド間遷移ではなくても、吸収が大きく変化すると、強く反射する場合が多いです。 吸収が大きく変化をするとクラマースクロニッヒの関係で、屈折率も大きく変化する場合が多いです。 屈折率というのは、電波の言葉でいうとインピーダンスみたいなものです。 光の反射も、電波のインピーダンス不整合で電波の反射が起こるのと同じです。 だから屈折率(インピーダンス)が大きく変わると、反射率も大きく変化します。 こういう理解でどうでしょうか?