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NaH, CuCl
NaHを塩基として用いる反応で途中にCuClを加えるのは危険でしょうか?
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- phosphole
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回答No.2
補足ありがとうございました。 試薬の加え方はすでに報告されているやり方を参考にしてやられているんですよね? なら、スケールを極端に変えたりしない限り、操作自体に問題は無いはずです。 入れ忘れてたけど、途中から加えても大丈夫?といった主旨ではないですよね? それでも結果に大差は無いと思うけど、正確なところは分からんです。 CuClは確かに酸化されやすいですが、第二銅になっていても水素化ナトリウムと混ぜたくらいで激烈な反応を起こすということは無いでしょう。 ただ、酸化剤である第二銅や酸化銅が混じっていると、アセチリドの酸化的カップリングなどの副反応が進行します。塩化第二銅は塩素化剤でもあるので、変なところが塩素化されたりするかもしれません。 触媒量で用いるのなら多少酸化しているのは問題にならないケースが多いと思いますが、私個人としてはおすすめはしません。 簡単な手間を惜しんだ結果、予想外の混じり物になられてもアホらしいので。 また、化学量論量の銅試薬を用いるのなら、酸化されていないものを使わなかった場合に反応がどうなるか保証できかねます。
- phosphole
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回答No.1
特に支障はないとおもいますが、どんな反応でしょうか? 脱プロトン化した後、銅触媒で結合形成するとか言った反応ですか? 銅試薬の添加に伴って一気に反応が起こるような場合だと、くわえ方には気をつけないといけません。
補足
(1)NaHで末端アルキンの水素を引き抜く (2)CuClを加える (3)第三級ハロゲン化アルキルを加える(おそらくCuClが第三級ハロゲン化アルキルの塩素を蓮れやすくする) (4)(1)の水素を引き抜かれたアルキンと(3)の塩素が脱離した第三級アルキルがカップリングする また、CuClが酸化されてCuCl^2になっていたら危険でしょうか。 NaHは酸化剤の近くで保管しないようにmsds等にも描かれているようなので不安になりました。