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横蹴りを高くけるためには

横蹴りにも高さは下段、中段、上段とありますが、上段を蹴る場合、より高く蹴るためにはどのような足の出し方(高さがきまるポイント)になるのでしょうか。上体は横を維持しながら、後ろ蹴り気味に膝を抱え込むときに膝頭を床に向けるように捻ってそのまま上方へ蹴り出すのでしょうか。あるいは、普通に回し蹴りのような感じで膝を高い位置(胸に引き付ける)で抱え込んで回し蹴りの要領で上方へ蹴りだす際に、軸足を蹴る方向等は真逆にひねるのでしょうか。また、特に上段の場合、軸足の踵はつま先立ちのような感じになるものでしょうか。

みんなの回答

回答No.2

フルコン経験者です 流派により少々変る部分はあるとは思いますが基本でいきますと、、、 横蹴りでより高くするポイントはまず前蹴りのように膝を抱え込みタメを作り、蹴り出すと同時に踵を蹴る相手方向へ向けます。そうしないと体の構造上どれだけ柔軟性があっても股関節がある程度でロックされて高く上げれず、無理をして上げると筋を痛めます。軸足の踵は上げて中足一点で立ち、蹴り終わると踵を戻します。 踵が床に付いたままだと素早く元の構えに戻せませんのでスピードが求められると同時に隙の大きくなる上段を蹴るときは必ず踵は上げて蹴るのが普通です。 当てる部分「足刀・踵・足裏全体」がありますが「効かせる」「相手を遠ざける」などの使い方と相手の何処に当てるのかの違いで使い分けるのが普通です。

emipapa1226
質問者

お礼

お礼が遅くなりましたが、ピンポイントでのご回答ありがとうございます。とくに踵を上げることが高く蹴る場合において、大きなウェイトを占めるようですね。

回答No.1

フルコン系では、少々、空手に対する基本概念が異なるが、あらゆる蹴りの鉄則は、踵を上げてはいけない。ただでさえ不安定な片足立ちになるので、踵を着けて、少しでもバランスを保持せよということ。 また、もう一つの蹴りの基本は、全て、初期動作を同じ様にせよということ。 最後まで、前蹴りなのか、回し蹴りなのか、相手に分からないよう、とにかく、相手に向けて膝を高く上げるというのが正しいのです。まず、膝を上げて、その形から、前蹴り、回し蹴りが自在に繰り出せないといけない。従って、横蹴りと雖も、膝頭が床に向くなどという事はありえず、いわば、膝を支点にして足刀が振り上げられていく形が、本来の空手の横蹴りです。 足裏全体で蹴るという邪道な空手スタイルですと膝が下を向く傾向にあると思いますが、本来の形より、相手に少しでもダメージを与えたいという素人蹴りで良いのならば、ご自由にどうぞとしか言いようがない。 そういう理屈を承知すれば、横蹴りも相手に向かって膝を高く上げてから、その後、軸足、上体を逆に捻りつつ、足刀を出していくことになる。この時、足刀側の上肢は背中方向(胸側)に引かれる。体幹が強くないと、綺麗な足刀蹴りは出来ない。 かつての伝統派では、邪道であり、一発必殺の技ではないという理由で、横蹴りは勿論、回し蹴りも、「一本」にはならなかった。よっぽど綺麗に決まった際に、辛うじて「技あり」になるのが精一杯だった。そういう時代があった。上足底での前蹴りだけが一本を取れる蹴り技だった。 しかしながら、この前蹴りにしても、フルコン系では押し出し気味の蹴りになっていて、本来の「一発必殺」の前蹴りになっていない。内臓破裂させる本来の前蹴りとは違う。 というのも、タイ式キックボクシング(ムエタイ)では、この上足底での蹴りを爪先蹴りと認定、危険な技として反則とされてきたという歴史がある。で、フルコンカラテも、それに倣って、ムエタイ流の押し出す前蹴りになってしまったということだと思う。

emipapa1226
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。相手に向かって膝を高く上げてから、その後、軸足、上体を逆に捻りつつ、足刀を出すということは、相手に正対している状態から横蹴りの体勢になるまでには膝は回し蹴りのように外から回ってくるような感じで上げてもいいのでしょうか。その後軸足を真逆にひねる要領と理解していいのでしょうか。

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