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フランス綴じの本は今でもあるのですか

フランスでは、現在でもフランス綴じの本を通常販売してゐるのですか。 私は学生時代に初めて買つたフランスの本が「フランス綴じ」でした。不良品かと思つて、もうすこしで書店にクレームをつけるところでした。ちなみにその本は、エミル・シャンブリ校訂『イソップ寓話集』(ビュデ版)です。右ページにギリシャ語原文、左ページにフランス語訳があり、ふつうの対訳本とは逆でした。本に対するフランス人の感覚は不思議です。 ビュデ叢書がいまでもフランス綴じなのかどうか、ご存じでしたら、それも御教示くだされば幸ひに存じます。

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  • ベストアンサー
  • lupin__X
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回答No.1

あるよ ( HERO 田中要次 風) 「フランス綴じ」フランス語では broché (仮綴じ) といいます。 ちゃんと装幀したのは relié といいます。 (これは過去分詞形ですが名詞形は brochure, reliure) ・format broché ou relié 装幀はどっち ・relier un livre broché 仮綴じ本を装幀する のように使います。 ↓アマゾン・フランスでは format broché も売ってます。 http://www.amazon.fr/Fables-%C3%89sope/dp/2070630269 (当然フランス語ですが、読めるキーワードくらい見て) format poche ポケット版(文庫版)よりもキンドル版が先なんですね。 broché は、なくなってきてますが、まだ 少なからず表示されます。 統計をさっとさがしましたが見当たりません。

noname#214841
質問者

お礼

こんばんは。いつも御回答ありがたうございます。私は自宅にインターネット接続したのが今年の3月で、いまだ検索等に不慣れのため、すぐにQ&Aサイトの質問を利用してしまひます。 >>あるよ ( HERO 田中要次 風) この部分がいちばん判りませんでした。ネットで調べました。テレビドラマのセリフなのですね。lupin__Xさんに、こんなおもしろい趣向があるのは意外でした。真面目一本かと思つてゐました。 >>「フランス綴じ」フランス語では broche (仮綴じ) といいます。 これは初めて知りました。brochureといふ言葉は、日本語でもよく使ひます。 >>アマゾン・フランスでは format broché も売ってます。 エミル・シャンブリ『イソップ寓話集』は、今はこんなになつてゐるのですね。私が買つたときは、質問画像のとほり地味な表紙でした。昨日「おすすめのフランス小説」の質問の回答文にこの本のことが書いてあつたのを見て、久しぶりに読みました。 いまだに「フランス綴じ」の本が販売されてゐるのには驚きです。私には不良品としか思へません。自分の好きなやうに装訂するのだと、聞きました。価値観は人それぞれなのですね。少なくとも、ページを切るだけはしておかないと、読んでゐないことがばれてしまひますから、私のやうな横着者には向かない様式です。 作曲家のたすてんさんは、ドイツ語のリンクを貼るときは、ときどき訳をつけてくださるのですが、lupin__Xさんは、今回は無しですね。次回からはお願ひします。 貴重なお時間を割いて調査してくださり、まことにありがたうございました。今後も御指導よろしくお願ひいたします。

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