被曝100mSvで癌死0.5%か5%か

このQ&Aのポイント
  • 被曝100mSvで癌死のリスクは0.5%なのか、それとも5%なのか?
  • 原爆での短期被曝による数値から推測すると、1000mSvで癌死リスクが1.5倍上昇し、それに基づいて100mSvでは5%の上昇と予想される。
  • しかし、実際は修復効果などを考慮して癌死リスクは0.5%程度とされている。これは一般の人々にとっては大きなリスクと感じられるが、その根拠は不明確であり、安全性についての議論が必要である。
回答を見る
  • ベストアンサー

被曝100mSvで癌死0.5%か5%か

原爆での短期被曝による数値が、 1000mSvで発癌リスクが 1.5 倍(50%上昇)、 なので癌死リスクも1.5倍(50%上昇)。 ならば、10分の1の100mSvでは5%の上昇のはず。 なんで0.5%? 以下が、検索したり考えたりの内容です。 人間の癌死亡を20%として(実際、日本では20程)、 20 %× 1.5 = 30%。 リスクの上乗せは 10%。 原爆の様な短期被曝でないので修復など期待して 2で割る、 10%÷2で、1000mSvで、癌死リスクが 5%上乗せ。 100mSvはその10分の1で0.5%。 結果・・・人間の癌死を20%として、 生涯蓄積100mSvであなたは20・5%のリスクがある。 発癌率50%で言えば、51.25%の発癌。 単純に、癌死100人のうち5%(5人)は100mSV被曝による。 (半分もの修復があると期待すると2.5人)。 または、1.05倍。 の方が分かりやすいですよね? 一般人から見ると、5%と0.5%の確率は大きく感じます。10倍もあるし。 そもそもUNSCEAR を始め、2で割る線量率効果係数は確実性が無くまだ不要だと思います。 きっと私のような庶民は、 100mSVで100人の内0・5人(0.5%)の癌死リスク上昇程度だと思っていると思います。 実際は2.5~5人で、1万人で250~500人ですよ、多いですよね・・・。 見せかけの低い値ですよね? どうして? 原発推進のため? しかも【年間】でなく【一生涯】の足した全量の蓄積被曝量なのに・・・。 よくよく見かける年間100mSvで安全・・・大間違いですよね? 素人の考えです、他の情報や指摘をお願いいたします。

noname#199104
noname#199104

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.5

 No.2 & 3 です。No.2 の「補足」に書かれたことについて。 >その基準値がどっちつかずで様々なサイトを見てもバラバラです。 >基準値がどちらかで数値は大きく変わるので・・・。  数値のマジック、統計のマジックです。「理科離れ」の現代日本では、だます方も、簡単にだまされる人も多いようです。意図的に数値を操作したり、数値の解釈を意図的にしたりします。  公表する側に意図があっても、現代のマスコミは無邪気に(あるいはさらにエキセントリックに)伝えますので、大衆操作がしやすいようです。(マスコミの記者も「理科離れ」しているようで・・・)  たとえば「地価の上昇率が減少した」って、「地価が下がった」ということではありません。一昨年は5%上昇したものが、昨年は4%上昇だった、というようなことです。まだまだ上昇はしているのです。  また、最近の新聞やテレビ、ネットのグラフには、「下端がゼロではない」ものが多くなっています。あるいは「波線」で軸を切断して、「原点からの直線」が読みとれなくなったグラフなど、実は「少ししか増えていない」データを、「大幅に増えた」ように見せるグラフです。きちんと「縦軸」「横軸」の単位・数値を見ないと誤解する(誤解させる)ものが多いです。  ちょっと脱線しました。  ついでに、No.4さんの回答への「補足」についても一言。 >何処の掲示板を見ても、 >「短期でないので数年前の被曝は無視してよい」や、 >「短期被曝だけを考えよう。」と >書かれている方が多いですが、 >ICRPは、じわじわ一生涯の累計線量(自然除く)100mSv超は >有意なリスク上昇(0.5%)を認めると明言しています。。。  これは要するに、「リスク評価」の考え方の問題です。  No.1のリンク先を勉強されたようですが、「長期的な低線量被ばくに対する統計的なデータが少ない(ほとんどない)」ことは理解されたと思います。  放射線の生体への影響は、要するに「細胞内での電離作用によりDNAが傷付く」ということです。生体や細胞の修復能力によって回復するものが多数ですが、ごく一部が「傷付いた細胞が死滅せずに増殖する」つまり癌化する訳です。  こういった生体内での確率的作用、そしてその癌が放射線によるものか、タバコや食品添加物などによるものかの切り分けができないことによって、「長期的な低線量被ばくの影響」が定量化できないということなのです。  こういった背景から、「低線量の被ばく」や「長期的な被ばく」をどう取り扱うのかは、その「目的」や「意図」によって変わり得るのです。「真実」とか「正しさ」を判定できる根拠がないのですから、どれが正しく、どれが間違っているかは断定できません。  学問的な真理を追究する人は、「長期的な低線量被ばくによる顕著な影響は認められない」とか、「長期的な低線量被ばくによる影響は確認されていない」というような表現をします。  これを勝手に解釈して、「低線量被ばくによる影響はない」と言い換える人もいます。間違いとは言えませんが、正しくもありません。どちらと判定する根拠がないからです。  逆に、ICRPは、累計線量に比例した「直線的」な影響があるという立場です。できるだけ「客観的な定量評価」を可能にしよう、という意図・立場だと思います。  ただし、これを根拠のない「平均的」な解釈だとして、より安全側から、「極低線量でも重大な影響があり得る」と解釈すべきとの意見もあります。(放射線に対して過敏反応する方々は、この解釈が多いようです)  別な例えをすると、外出して道路を歩く場合に、「現実問題として、交通事故に遭うことはないだろう」と考えるか、「歩行者の1万人に3人は、交通事故に遭う可能性がある」と考えるか、「道路を歩く以上、交通事故に遭うことを十分想定すべきだ」という意見が並存しうる、ということです。(現実的な立場、科学的・統計的な立場、安全の立場、といった違いです)  どれも間違いとは言えません。  最初に書いた「数字のマジック」「数字の解釈」と合わせて、「何を主張・評価したいかによって、数値の解釈が変わる」ということを理解することが重要だと思います。

その他の回答 (4)

回答No.4

発癌率は被曝量に対して正比例するものではありません。ですので、「線量が○倍だから、発癌率も○倍」という計算式は成り立たないのです。 >生涯蓄積100mSvであなたは20・5%のリスクがある。 この仮定が違っているようです。癌死のリスクが上がる、という話題の時の100mSvは、原爆のデータが基になっていて、一瞬で被曝する時の目安の数値です。生涯にわたって少しずつ被曝する場合の数値は、癌死のリスクからは無視しても差し支えありません。

noname#199104
質問者

補足

誠にありがとうございます。 ICRPによると、 原爆データは短期間の被ばくなので 自然被ばくを除いた、一生涯でじわじわ被ばくした場合に するために リスク%を、「2」で割る線量率効果係数を用いているそうです。 原爆→1000mSv超で、1000msv超えていない発癌50%なのに75%に上がっている。 発癌者の5割増しだが、 長期に渡る被ばくは、修復を考慮して(線量率効果係数)半分の2.5割増しにしとこう。 何処の掲示板を見ても、 「短期でないので数年前の被曝は無視してよい」や、 「短期被曝だけを考えよう。」と 書かれている方が多いですが、 ICRPは、じわじわ一生涯の累計線量(自然除く)100mSv超は 有意なリスク上昇(0.5%)を認めると明言しています。。。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.3

 No.2です。  No.2の自然放射線のくだりは、「年間」の被ばく量ということで、 「日本人の場合、平均で年間3~4mSv程度のようです。」 に訂正します。  なお、通常の人間は、体内に「炭素14」や「カリウム40」という放射性核種を持っていますので、体重60kgの成人で約7000ベクレルの放射能を保有して内部被曝しています。年間で約0.4mSvということのようです。  「炭素14」や「カリウム40」は、自然界に一定比率で存在しますので、食品に含んで取り込んでいます。  No.1でも挙げた下記サイトの「第1章 14ページ」あたりをご覧ください。 http://www.rea.or.jp/wakaruhon/mokuji.html

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.2

 質問者さんは、放射線と発がん性との関係を、まったく「机上の空論」としてしか理解していないようです。  「1000mSvで発癌リスクが 1.5 倍」というのは、 「自然状態でのがん発生率が1万人当たり2人である場合に、1000mSvの短期被ばくでは1万人当たり3人になる」 ということです。(数値は適当です)  この場合、「自然状態」は「放射線被ばくゼロ」ではありません。自然放射線もあるし、健康診断での胸部レントゲン、歯科医院や人間ドックでの腹部レントゲン(バリウムを飲むやつ)などもある状態のことです。  日本人の場合、平均で3~4mSv程度のようです。  さらに、人体に与える放射線の影響は、実はほとんど統計データはないのです。不幸なことに、福島、長崎やチェルノブイリに、「大量被ばく」のデータがありますが、それを少量に対してどのように当てはめるかは、「たくさんの人に少量ずつ被曝させた統計データ」ご存在しないので、学問的にも「分からない」というのが現状なのです。  こんな分かりやすいサイト、読み物がありますので、じっくり勉強してください。   ↓ http://www.rea.or.jp/wakaruhon/mokuji.html  それから、質問者さんの「百分率の計算の仕方」は間違っていますよ。 「一般人から見ると、5%と0.5%の確率は大きく感じます。10倍もあるし。」 →いいえ。上に書いたように、5%は「発がん率が5%増える」ということなので、発がん者数は「基準値の1.05倍」です。  同様に0.5%は、「発がん率が0.5%増える」ということなので、発がん者数は「基準値の1.005倍」です。  ということで、発がん率は10倍ではありませんね。  発がん率は、100%アップして「2倍」です。

noname#199104
質問者

補足

誠にありがとうございます。 添付サイトもしっかり読み勉強になりました。 もう少し教えてください。 100mSv超えなかったグループの発癌率50%とします。 超えたグループの5%と0.5%の違いを計算してみました。 「基準値の1.05倍」→50%×1.05=52.5%  「基準値の1.005倍」→50%×1.005=50.25% 100mSv超えたせいで、 発癌率が2.5%と0.25%上乗せして増えてしまった。。。 上乗せ分のその差は10倍もある。。。 基準値は、100人の方でなく、 発癌したうち(例えば50%や40%や30%の)の%ですよね? その基準値がどっちつかずで様々なサイトを見てもバラバラです。 基準値がどちらかで数値は大きく変わるので・・・。 一般人ですので混乱してきました。

  • usami33
  • ベストアンサー率36% (808/2210)
回答No.1

「薬も過ぎれば毒となる」って諺知ってますか? 薬に限らず、何でもそうですが許容量があって、それを超えたら初めてさまざまな影響が出るんですよ。 全てが比例だったら、ラドン温泉なんて怖くて入れないでしょ。

noname#199104
質問者

お礼

ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 被曝100mSv癌死リスク0.5%は、一生涯?

    「ICRP基準」による、被曝100mSvで 【癌で死ぬ】リスク0.5%上乗せ、 【発癌】は6%上乗せ ずっと1年での被曝量だと勘違いしていました。 一生涯の累計と分かって、不安です。 確率的影響(発癌)は、積算なのですね? ICRP基準の0.5%が導かれた表は、 短期間被爆の原爆によるデータなのに、 なぜ一生涯の累計なのでしょうか? 不確定なところもあるので、より安全の為? 30代ですが、 生まれてから今まで、頭CTや腹部CTなど複数回うけました。 全部を足すと100は超えています。 腹部骨盤CTの造影になると、1回で50~60ミリシーベルトになります。 (しかも、いずれも過剰検査でしたが。) 一生涯で計算するなら、1回でこんなに多い被ばくをする検査は 医療機関も、もう少し慎重に扱うべきだと思いませんか? 安易に、念には念の為と言われるがままだった自分が情けない・・・。 30歳代で100を超えた・・・。 発癌率が6%も上がっている・・・。 今後に人生で被爆を伴う検査は ものすごい覚悟が要ります・・・。 これから癌年齢なのに・・・。 怖くって、後悔で一杯で、眠れません。 生きる気力を無くしそうです。 年間100mSvと言われている方は、どこの指針なのでしょうか? どなたか、アドバイスをお願いいたします。

  • 児童が年間20ミリシーベルト被曝した場合の影響

    10歳前後の子どもが年間20ミリシーベルト被曝した場合、どれぐらい危険か数字で教えてください。(○○になる確率が△%上昇する、など)

  • 外部被曝と内部被曝の測定

    「東電の女性社員、基準3倍超す被曝 原発屋外で作業」 の報道から、同じ疑問を持った方がいらっしゃるので同じタイトルとしました。 http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201104270212.html 「17.55ミリシーベルトを被曝(ひばく)した」とありますが、 被ばく後の被ばく蓄積量の測定が可能で、それを行った結果なのでしょうか? 「ほこりを吸ったとみられる」 「現場を離れた3月22日までに、個人線量計の数値は2.06ミリシーベルト」 これらと「17.55ミリシーベルトを被ばくした」 という内容が、「内部被ばく」「外部被ばく」という言葉を含めて全く理解できていません。 また、個人線量計で100ミリシーベルト/hを示す環境に1時間居た結果、必ず100ミリシーベルトを被ばくするのでしょうか? そして、その結果がそれ相当の値として計測できるのでしょうか? また、100ミリシーベルト/h相当の埃とかの放射線物質を体内に吸い取り込んだ場合、100ミリシーベルト/hを示す環境に1時間居た場合と同じ被ばく量なのでしょうか? 対外に排出されたり減衰していくとしたら、どの程度なのでしょうか? 被ばく量は減っていくのでしょうか? 「今後50年間で13.6ミリシーベルトに相当する内部被曝がわかった」 これはどういう意味なのでしょうか? 日本語としておかしいような気もします。

  • 年間100mSv以下のしきいせんの解釈論

    教えてください。何回か質問させて頂いた事があり、重複してしまい、かつ、回答していただく方にもご迷惑かけます。 質問ですが、報道で逆ピラミッド表で100mSv以下だと健康に被害を与えない線量としていますが、これは、今回の原発事故による1度に被ばくした時のことをしめしているのですか?それとも、医療被爆などの、一度にあびた時、または、期間をあけながら1年間のトータルで放射線検査して100mSvに達したときも同じくかんがえるべくなのですか?それとも、自然からの被ばくを除いたこの先のそのひとの生涯に浴びる量が100mSvを超えたことまでの解釈なのですか?そこがいまいちわかりません。もし、生涯での被ばく量が100mSvを超えると、健康に影響を与えてしまうなら、放射線医療従事者の方達は、上限がたしか、年50mSvで5年間平均で20mSv.トータル5年で100mSvをこえてしまいますよね。そうすると、がんになる確率が高くなることを承知で長年お仕事をされているのですかね。また、最近、緊急時にかぎって、250mSvに引き上げられましたが、安全にかんしてこんきょがあるのでしょうか?広島原爆で、100から200mSvを浴びた方が影響ないことだけで決まっている数値だと、蓄積被ばくは相当気になり、さらに、心配です。同じく疑問を持っている方もいらっしゃるとおもいまし。また、毎年バリウム検査や肺のCTをリスクと天秤にかけながら生活している人もいると思います。ぜひ、放射線にお詳しい方、専門家のかたのご意見や、アドバイスをいただけますか?よろしくおねがいします。 ps.sodenositaさん見たらさらなるアドバイスください。

  • 被ばくについて【シーベルトとは?】

    被ばくすると、酷いものだと死に直結、そうでなくともガンや白血病の誘発などといった悪影響があるそうですね。 そして、それらが発症する被ばく量の目安としてシーベルトというモノがあると聞きました。 私の調べた限りだと100ミリシーベルトで発がん性リスクが5%上昇、7シーベルト相当の放射線量で死に直結するとの事でした。 私が今回質問したいのは、放射線をどのように受けると被ばくに繋がるのかという事です。 例えば、体内に既に毎時100ミリシーベルトの放射線を発する放射性物質を取り込んでいるとして、それから70時間経過したら死亡するのでしょうか?(単純に100×70=7000) それとも体内に、毎時7シーベルト相当の放射性物質を取り込んだ時に初めて死にいたるのでしょうか? つまるところ、『一度放射線を浴びてしまうと、その浴びた量は常に絶対値として体に残ったままになるのか?』という質問です。 私は放射線に対して無知な人間であり、この質問は知識足らずのモノだと思われますが、ご回答頂けたら幸いです。

  • 年間被曝許容線量1mSvについて質問です

    現在診療放射線技師の専門学校に通い第一種主任者取得を目指しております。 放射線生物学の勉強をしていて気になった事がありましたので質問させて頂きます。 急性被曝1Svで致死がん発生率が10%/Sv 低線量長期反復被曝の場合は低線量効果のため1/2の5%となるとあります。 そこで年間許容被曝線量1mSvを急性被曝した場合致死がん発生率はどれくらいになるのかと考えました。 単純計算で0.01%つまり1万人に1人となるのでしょうか? となれば今度は自然被曝で考え、年間許容被曝線量で日本の年間平均被曝線量の1mSvでは低線量効果で1/2になるのでしたら10万人に5人の発生率となるのでしょうか? よくいろんな講師や放射線に詳しい方が、 マスコミは騒ぎ過ぎたとおっしゃっており、 例えば原発で400万ベクレル漏れてる! というとすごい量に思えますが医療で体内に注入する核種の放射能は2億ベクレル程だったりする。 と聞きました。 要するに大げさにマスコミに取り上げられているせいで不安がっている患者さんや自分の周りの人には正しい知識で安心させてあげたいという気持ちがあります。 何千人に1人とかいう単位は国で考えればほっとけないでしょうがもし不安がっている人達個人に伝える数字としては気休め程度にはなりそうかなと考えております。 なので計算があっているか気になりました。 それよりも確定的影響についてもっと考えた方がいいのでしょうか? 知識や考え方など誤っていれば訂正をお願い致します。

  • 5ミリシーベルトで死亡?

    以下のように記事が出ていますが、たった5ミリシーベルト(しかも累計)で実際に死亡者が出るんでしょうか? 1回の緊急作業なら10ミリシーベルトまで認められているというし、胃のX線撮影1回分の線量でも4ミリシーベルトだというのにそんな事があるんでしょうか? これが本当なら大変な事になりますが・・・・ 本当? http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042801000030.html 35年間で10人労災認定 原発労働者のがん 厚生労働省は27日、がんになった原子力発電所の労働者のうち、過去35年で10人が累積被ばく線量などに基づき労災認定されていたことを明らかにした。福島第1原発の事故を受け、初めて労災の認定状況を公表した。 1976年度以降、労災認定された10人のうち白血病が6人。累積被ばく線量は129・8~5・2ミリシーベルトだった。このほか多発性骨髄腫が2人で、それぞれ70・0、65・0ミリシーベルト。悪性リンパ腫も2人で、それぞれ99・8、78・9ミリシーベルトだった。 厚労省によると、がんに対する100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの影響は科学的に証明されていないが、線量が増えれば比例して発がん可能性も増すとの仮説があり、同省は「100ミリシーベルト以下での労災認定もあり得る」としている。 2011/04/28 13:09 【共同通信】

  • 外部被曝と内部被曝の測定

    以下のような朝日新聞の記事がありますが 素人には良く判りません ある人がある期間中にどれだけ被曝したかを測定するのは携行している線量計等で計っているのでしょうか?(外部被曝?) それともその人の体を血液検査か何かで測定したらその人がある期間中にどれだけ被曝したかがわかるのでしょうか?(内部被曝?) もしそうならそれは体内で蓄積していくもので、減ることなく増え続けるのでしょうか? それとも被曝し、消滅した結果の現在量(?)のようなものを把握するのでしょうか? なんだか、疑問ばっかり出てきて全然理解できません。 http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201104270212.html 東電の女性社員、基準3倍超す被曝 原発屋外で作業 2011年4月27日13時0分  東京電力は27日、東日本大震災発生時に福島第一原発にいた50代の女性社員が、原子炉等規制法などの基準の3倍を超える17.55ミリシーベルトを被曝(ひばく)したと発表した。法の定める限度を超えたのは男女を通じ初めて。女性は屋外で、原子炉への海水注入や放水に当たった消防の案内などをしていた。医師の診断では、健康への影響は見られないという。経済産業省原子力安全・保安院は27日、東電に対し口頭で注意した。  東電によると、女性は水素爆発直後、マスクを外す際などに放射能を含んだほこりを吸ったとみられる。現場を離れた3月22日までに、個人線量計の数値は2.06ミリシーベルト、免震重要棟での滞在で1.89ミリシーベルトを浴びていた。  その後、今後50年間で13.6ミリシーベルトに相当する内部被曝がわかった。内部被曝は、体内に吸い込んだ放射性物質による被曝のことで、50年分を、事故発生時に浴びたとして換算する。  原子炉等規制法や労働安全衛生法は、作業員の被曝量について、緊急時でなければ5年間で100ミリシーベルト以内に抑えるよう求めている。ただし、妊娠する可能性がある女性は男性より細やかな管理がされており、3カ月でこの20分の1にあたる5ミリシーベルト以内に抑える必要がある。  今回の事故を受け、男性作業員の線量限度は「5年間で100ミリシーベルト」が「5年間で250ミリシーベルト」に引き上げられたが、妊娠する可能性のある女性の基準は据え置かれていた。  第一原発には当時、ほかに10~50代の18人の女性職員がいた。16人は限度を下回っていたが、残る2人は被曝量が高く、確認を急いでいる。東電福島事務所は「女性はもっと早く撤退させるべきだった。判断ミスで、反省している」とした。保安院は今後、東電に原因究明と再発防止策の策定を求めるという。(東山正宜、小宮山亮磨)

  • 1年も100mSv浴びても大丈夫なのでしょうか?

    ご教示お願い致します。 素人の私が調べたところでは、 (1)一般人が1年間に浴びる放射線量の限度(日常生活で浴びる分や、医療目的は除く)は  1ミリシーベルト(国際放射線防護委員会勧告)とありました。 (2)しかし、これに対して、テレビの専門家は数日前から100ミリシーベルトまで大丈夫だと  言うようになりました。 この点に関して以下のご教示をお願い致します。 1、上記(1)(2)の違いをどう理解すればいいのでしょうか? 2、東京在住で5歳と9歳の子供がおりますが、現実的にどのくらいの被曝量まで大丈夫   なのでしょうか?    1mSvと100mSvでは100倍もの差があって、どう考えてよいか分かりません。 どうかご教示お願い致します。

  • 低線量被曝の害

    放射線の低線量被曝について、その害が無いとする主張がたまに見受けられます。 で、その文献的資料で、私が納得できる良いものは有ります? URL引用されてもブツが削除されることが有りますので、短い物ならその全文を、長い物ならその要約をURLと共に書いてもらうと助かります。 現在の一般的な解釈は、低線量被曝の害が無いのではなく、害が有っても科学的観察による証明は困難であるが、諸々のデータからすれば閾値なしの直線性仮説を採用することに合理性があるとして、低線量被曝の有害性が採用されてます。 「害が無い」と統計的手法で結論を導き出すのはほぼ不可能であるのに、それを行ったと主張するのは、嘘だ、とするのが現在の潮流です。 例えば、年間2mSvの被曝が有れば50年で100mSvを超えていきます。 100mSvを閾値として、100mSv以上の被曝で害が出てくるというのであれば、人間50年もしていると放射線の害が出てくるはずですよね。 そこで余計に年あたり1mSvの追加被曝をしていたら、50年で累計50mSvの追加被曝量になる。100mSvに害があるなら150mSvでも同じく人体に害があるということになり、その差の50mSv分だけ有害率が高まる。 そういう年間1mSvの被曝量増加です。(合計3mSv) 明らかに害があるのに、それを害が無いと主張するのは、悪意があるのか馬鹿なのか。 なお、ここの管理人は掲示板管理を通して世論操作でもやってる感覚らしく、主観的に気に入らない投稿を細かい理由を見つけて削除しまくっていますので、管理人の不自然な削除行為があっても気にしないでください。予め注意喚起しておきます。 私が付けた「お礼」や「補足」が消されてるのを見て、私に反感持つ人もたまにおられますが、私の側には全く悪意ないケースが多いですので。よろしく。