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矢を一斉に射る時の号令には昔からfireを使った?
先行する質問があるようですが、 http://okwave.jp/qa/q1681551.html 表題の点については、はっきりしないようなので 質問させていただきます。 先日、映画"the Lord of the Rings"のDVDを 久しぶりに見ていたのですが、 (いつもは吹き替え。この時は英語と英語字幕) 指揮官が部下たちに矢を一斉に射させるときに "fire"と号令していました。 物語は銃火器のない時代が舞台ですから、 違和感を感じてしまいました。 現代英語では "She fired the arrow at the target." といった言い方があるのは自分でも確かめましたが、 銃などのなかった時代にも 矢を射る場面で"fire"を使ったのかが気になります。 昔からあった言い方なのでしょうか。 それとも、和尚さんが一休さんに 「サボるな」と言うような感じなのでしょうか。
- kogotokaubewe
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- lotus_exige
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追記回答をして、補足にお答え致します。 ●もし、銃火器発明以前の作品で、"fire"の用例を見かけられた時には、ご教示いただければ幸いです。 イギリスで銃砲隊が活躍を始めたのは17世紀以降でしょうね、それ以前はシャー・ウッドの森で弓矢で活躍したロビンフッドの時代でしょうか?。そうしますと、銃砲隊が本格的に運用される以前の弓隊の記述となりますと、アーチェリー型の弓矢の弓ではなくて、合理性を重んじるヨーロッパでは、弓を工夫して弩(石弓)を作り、その弩が軍隊では運用されました。12世紀には弩(石弓)隊が弓隊の主流となっていました。弩の一斉射撃の号令としまして、Fire!が使用されていたのであれば、その後の銃砲隊の一斉射撃でも同様にFire!を使用したものと思われます。 一例:The sniper aimed and fired off one round.→狙撃兵は狙いをつけると一発放った。 ※この英文は現代の狙撃兵の射撃についての短文ですが、このようにな英文の訳は一発放ったとしたほうが、一発撃ったとするよりもしっくりします。また、弩を使用した射撃姿勢は現代の狙撃兵の射撃姿勢に大変似通っています。 ググって調べてみましたが、12世紀の弩隊の記述は当時の文献を見つけることが出来ませんでした。根気よく探せば見つかるかもしれませんが・・・。手許の古い英和大辞典を繙きますと、shootは個々の銃砲や弓の射撃に言及した記述が多かったのですが、fireはstart offの意味合いが強く入っており、fire away at the enemy を、「敵に対してドンドン射撃を開始せよ!」の意味が記入されていました。 以上の説明より、今回もあくまで私見に過ぎませんが、私は銃砲隊以前の弩隊に一斉射撃を命じる号令もFire!が使用されていたのではないだろうか?、と推測しました。 飽く迄、参考程度にして下さいませ。
- sknuuu
- ベストアンサー率43% (408/934)
同じ疑問は英語のサイトでもありました http://english.stackexchange.com/questions/158711/fire-a-weapon-before-firearms-existed http://www.reddit.com/r/AskHistorians/comments/10ze0u/in_movies_archers_are_always_given_the_order_to/ http://ask.metafilter.com/78824/When-did-the-word-fire-first-start-being-used-as-meaning-discharge-your-weapon やはり"fire"というのはおかしいのではないかという意見が多いです そして"fire"を使うのは単に「訳」なのではないかと もともと、the Lord of the Ringsなどの時代背景では"英語"というものは使用されていない、という意見があります つまりセリフ全てが「訳」なのだと(ではしかるべき単語を使えばいいではないか、と思いましたが) だから、fire an arrowというのは現代的に置き換えた表現なのではないか、と (つまり「誰にもわかりやすい」ということ) 弓やに関しては "Loose/release/shoot an arrow" or "shoot a bow" "Nock, Draw, and Loose" "Volley!"というのもありそうですね 色々見ましたが、これが正しい号令だ、というのは見つけられませんでした
お礼
回答ありがとうございました。 いろいろとお調べくださったようで、恐縮です。 また、お礼が遅くなって済みません。 興味深い記事のURLをお示しくださり、大変嬉しいです。 私の英語力では読解作業は遅遅としたものになりますが、余裕のあるときに読んでみたいと思います。 The Lord of the Rings は、その舞台である Middle-earth と呼ばれる(架空の)世界での出来事を、登場人物がその世界の言語で記録し、それが我々の世界に紹介されているという設定ですから、「訳」といのはもっともなことです。 (……と書いているうちに、映画だけでなく、Tolkien の原作でも"fire"が使われているのかが気になり始めましたが、これはまた別の機会にします。) ともかくも native speaker でも、おかしいと思う人が多いということは、私の疑問も妥当性のあるものだったと考えていいのでしょうね。 どうもありがとうございました。
- lotus_exige
- ベストアンサー率39% (13/33)
日本では、現在は、銃を撃つと言う表現が一般的になりました。昔は、矢を射る場合も火縄銃を撃つ場合も一律に「放つ」と言っていました。戦国時代の銃砲隊に一斉射撃を指揮官が命じる時に、「はなて~!」と号令をかけていました。 銃の場合は、fire a gun 弓の場合は、shoot an arrow が一般的でしょうね。 戦争で使用する矢は火矢も多く用いられましてね、火矢を一斉に放つ場合だと、Fire!がぴったりですね。 矢を放つと言う場合に、let fly an arrow とも言います。号令をかける場合にLet fly! と怒鳴ってみても、拍子抜けしますね、Fire!の方が力強く感じますね、一斉に矢を放つ時や、火砲に限定せずに大型の投石機も含めて発砲、発射する場合の号令として、いつも間にか、Fire!が定着したのではないでしょうか。 ※この回答は英語の該当文献を読んでのことではなく、私見に過ぎませんので、悪しからずご諒承下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 質問の際にURLを挙げた 先行する質問の、回答No.7には、 "GLADIATOR"と"TROY"の同様の場面では、 > DRAW!(引け!) LOOSE!(放て!)でした。 とありました。 矢の場合は「撃つ」ではなく「放つ」という感覚が日本でも西洋でもしっくりくるということなのでしょうね。 それから、"fire a fire arrow"を検索すると、詳しくは見ていませんが、そこそこ用例があるようですね。 LotRでは、今から敵陣に攻め込もうという兵士たちが口々に"Death"と叫ぶのを、吹き替え版では「死のう」と訳したのが物議をかもしたと記憶しています。 確かに「死のう」では間の抜けた感じでした。 、 場面の雰囲気とかに合うセリフとして"fire"を使うというのは理解できます。 また、時代考証にしても限界があるし、分かっていることでもその通りにはしづらいという場合もあるのも分かります。 (江戸時代の既婚女性はお歯黒をしていたわけですが、それを再現している時代劇ってありませんよね。) あるいはまた、「放て」ではなく「始め」という意味で"fire"が用いられているというのなら、それはそれで納得できます。 厚かましいお願いですが、もし、銃火器発明以前の作品で、"fire"の用例を見かけられた時には、ご教示いただければ幸いです。
- usami33
- ベストアンサー率36% (808/2210)
fireは「火を付ける」と言う意味があり、 ここから、たき火や調理の為の火を起こす意味にも使われ これからさらに 「始める」,「取りかかる」の意味でつかわれる様になり、 弓を射る時は「攻撃を始める」「攻撃に取り掛かる」で fireが使われます。 今なら、電気のスイッチでなんでもできるけど、 昔は何をするにも、まずは火を起こしたからなんでしょうね。
補足
回答ありがとうございます。 すみません。 > 弓を射る時は「攻撃を始める」「攻撃に取り掛かる」で > fireが使われます。 というのは、銃火器が発明される前にも"fire"が 使われていたと言うことでしょうか。 もし具体的な用例等ご存じでしたら、お示しいただけると嬉しいです。
- chie65535
- ベストアンサー率43% (8514/19356)
「Fire!(撃て!)」は「銃火器」の時代になってからだと思うので、それ以前は「Shoot!」とか言ったのかなあ?
お礼
早速の回答ありがとうございます。 そうでしょう。そんな気がするでしょう。 「ベオウルフ」のこれこれの場面で"fire"と言ってるとか、 シェークスピアの「~」の第~章に出てくるとか、 用例があるなら"fire"でも納得がいくのですが……
補足
すみません。 シェークスピアが生まれたのは 種子島に銃が伝わったよりも後ですね。 シェークスピア云々の例は適切でなかったようです。 ベオウルフの成立は、はっきりしないようですが、 最も遅い時期の説を採れば、そのころの中国(唐)には 銃と同様の仕組みの武器が存在していたようです。 (Wikipedia「銃」)
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