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人の目に鱗はありましたっけ?

maris_stellaの回答

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回答No.5

  意味が分からない場合は、原文で調べてみるというのが、一つの原則としてあります。 日本語では、口語訳聖書(日本聖書協会訳)のテクストで、「使徒行傳」第九章の17節から18節に渡ります: >17 そこでアナニヤは、出かけて行ってその家にはいり、手をサウロの上において言った、「兄弟サウロよ、あなたが来る途中で現れた主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、わたしをここにおつかわしになったのです」。18 するとたちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおりに見えるようになった。…… 検索で調べた「オンライン聖書」の以下のページに、「使徒行傳」のギリシア語テクストがあるので、18節の前半だけ引用します。 >9:18 kai eutheoos apepesan autou apo toon ophthalmoon hoos lepides aneblepsen te …… >http://www-user.uni-bremen.de/~wie/GNT/Acts.html つまり、「サウロの目から、うろこのようなものが落ちて」に当たるギリシア語原文ですが、「アペペサン・アウトゥー・アポ・トーン・オプタルモーン・ホース・レピデス……」となります。ここで、「うろこのようなもの」に当たるのは、hoos lepides(‘ωs λεπιδεs)がそうです。 「ホース」が「ような」に当たり、「レピデス」が「うろこ」に当たります。これは複数形です。……(中略)……また、疥癬などのかさぶたなどを掻きむしって剥ぐことも意味する可能性があります。なぜなら、この動詞からの派生語として、lepros(λεπροs),lepra(λεπρα)という単語があるからです。「レプロス」とか「レプラ」というのは、ハンセン氏病のことです。 結論から言うと、ハンセン病は、「旧約聖書」においても、「新約聖書」においても、「神の呪い」と考えられていたのです。「救世主」の条件は、「死者を甦らすこと」と「ハンセン病を完治させること」または「直ちに、ハンセン病に罹患させること」です。 『旧約聖書』の預言者エリヤ、そしてエリヤを継いだ預言者エリシャが、このような奇蹟を行っています。(「列王紀上」第十七章17節-24節。なおその前後も参照)。(参照:「列王紀下」第二章6節-14節。「列王紀下」第四章32節-37節。「列王紀下」第五章。「マタイ福音書」第二十七章45節-54節。等々)。 エリヤとエリシャが行った奇跡を、イエズスもまた行うのです。イエズスは「盲人を癒し」、「ハンセン病患者を完治」させ、「死者を甦らせ」ます。イエズス・キリストは、またハンセン病に罹患させる力も持つのです。 サウロ(パウロ)は、イエズスの呪いにより盲目となり、霊的なハンセン病に罹患したのだとも言えます。アナニヤが、「聖霊」と共にサウロの元に訪れ、「聖霊」でサウロを満たしたとき、サウロは霊的なハンセン病から完治し、ハンセン病の象徴である「レピデス(うろこ→かさぶた)」が両目から落ち、霊的に快復すると共に、新しい霊の目が開き「甦った」という神話を、福音書記者ルカは象徴記述しているのだと解釈できます。 (なお、こういう解釈はかつて聞いたことがないので、「もし初出」なら、この解釈について、わたしの知的財産権を宣言しておきます。圧縮省略して回答していますので、よく考えてください)。  

noname#7009
質問者

お礼

大変参考になるアドバイス、ご回答、ありがとうございました。お礼が遅くなって申し訳ございません。 ここに質問を挙げてから、さらに私なりに調べておりました。marisさんのおっしゃるように、原文も読んでみました。 結論から言うと、やはり「目から鱗」の出どころは『使徒言行録9:1-19 サウロの回心』からといことに落ち着きそうです。 Marisさんの解釈、聖書の世界にうとい私にも良く解り、大変勉強になりました。 しかしながらどうしても奇跡を奇跡と素直に信じられない気持ちがあるのです。 サウロの話と類似の話、「盲人を癒す」(ルカ、マルコ、マタイによる福音書)にしても、何らかの医療的な手当てがあったのではないかと想像してしまうのですが…。 >エリヤとエリシャが行った奇跡を、イエズスもまた行うのです。イエズスは「盲人を癒し」、「ハンセン病患者を完治」させ、「死者を甦らせ」ます。イエズス・キリストは、またハンセン病に罹患させる力も持つのです。 このような話を聞くとなおさら想像はとめどなく飛躍し、ひょっとしたら、現代では考えられないようなより高い医療技術が存在していたのではないか、となってしまうのです。 話が横に逸れて恐縮ですが、聖母マリアの処女懐妊のことも、信者でない人が「浮気説」を唱えるよりも、まだ記憶に新しい「雌だけで妊娠したねずみ」のことと照らし合わせると、私的にはかなり納得できるのですが。。(ホントにすみません) でも、このたびのことで、初めて聖書にふれることができて、とてもうれしく思っております。この機会に、「聖書とはなにか」がわかるくらいには勉強してみたいと思います。 ありがとうございました。

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