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住宅ローンで太陽光発電を導入できる?
- 太陽光発電を導入するための資金不足を補うために、住宅ローンを組むことは可能です。
- 太陽光発電を屋根以外の場所に設置する場合、パネル代金も住宅ローンでまとめて借りることができます。
- 太陽光ローンを組む方が金利が安くなる可能性がありますが、総額の上昇と税金(固定資産税)の増加に注意が必要です。
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再再度投稿します。 質問者さんのような考えで太陽光発電装置を導入するのなら私とて無理に否定ばかりするものではありませんが、長期的に見て設備投資に見合った見返りがない可能性も示唆しての先の回答であると理解して下さい。 本業でやっておきながらこのような回答をせざるを得ない事は、やはり様々な観点からこういった業界に足を突っ込んでる者の感想とも取って頂きたいし、こういった話を聞いた上でご自身がそれでもやはり太陽光発電に手を出そうというのであれば、他の人には見えないメリットが得られると考えます。 ソーラーパネルの自社開発などとの話を聞いたとの事ですが、おそらくそういった話は表向きにはそういう事にしてるだけであり、私共の常識で言えば有り得ない事です。 なぜなら日本国内に流通するソーラーパネルは中国製か東南アジア製です。 日本の商社が海外ブローカーに何千枚単位で発注するのですが、どこの国から入ってくるものなのかは届いてみなきゃ判らないってのが普通です。 そこからも国内のブローカーの手をくぐってやっと販売店に入るのです。 品質はもちろん、製造国やセル形式を指定する国内家電メーカー製とはそういった部分から差があります。 中国製は製品の不良度が高く、販売店保証や工事会社保証もありますが、それ以前に施工時に作業員には並々ならぬ苦労をさせます。 そういえば肝心の質問に回答していませんでしたね、申し訳ない。 野立ての設備は基より、住宅と別棟になる建物や倉庫やカーポートなどは、どこの金融機関でも基本的に住宅ローンの融資を受ける際には含められないというのがあります。 言ってしまえば住宅新築時にかかるハウスメーカーへの諸費用やローン申請時の諸経費、火災保険などにかかる費用などは融資の内訳に含んで計算されません。 つまり自己資金で賄わなければならない部分です。 しかもそれだけでなく、電力会社との連系を含めた契約時に問題が発生する事が考えられます。 ただしこれはお住まいの地域の電力会社に直接確認した方がいいと思います。
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お礼を頂いたので再度投稿します。 私は電気工事会社を経営しております。 6年ほど前から取引先からの依頼で太陽光発電設備に関する電気工事も幅広く手掛けてきました。 お判りでしょうか、政府主導で再生可能エネルギーである太陽光発電装置の普及促進が決まり、一般家庭における余剰電力販売の単価が1KWhあたり48円になるという話が出た頃の話です。 当然当時はまだまだ装置は高額でしたが、それに見合った見返りがあるということから、その分野に踏み込んだ大手電気工事会社が出始めた頃です。 我が社でもこれまでにどれほどの設備に係ってきたか計り知れませんが、そういう多くの事例を見ても借金してまでするほど有効なものではないと思うのです。 4年前には我が社でも倉庫の屋根にパナソニック製HITを10KW弱設置しました。 もちろん仕事上の付き合いですが、金額的にはかなり安価に済んだとはいえ500万円近いものでした。 ほぼ同じ頃に自宅の建て替えをしたのですが、もちろんその時にもパナソニック製HITを5KW設置しました。 こちらは仕事上の付き合いではなかったので、屋根面一体型な事もあって380万円程度かかりました。 会社の設備も現金で支払いましたし、我が家の建て替えにかかった費用も8割方現金で支払いました。 節税のためにあえてフラット35で借入もしましたが、繰り上げを使って返済は5年で完了します。 支払いのない設備であれば何のプレッシャーも感じませんが、何せ自然相手の儲け話ですので、昨年のように天候不順が続けばローン支払いは破たんします。 そういう立場から私はローンを組むくらいならやめなさいと言ってきました。 私の太陽光発電装置導入の目的は先の回答で述べたように光熱費をなくす事です。 それといつか起こり得るであろう大災害による停電が起きても、日中に発電さえしてくれれば何らかの役に立てるというのが最優先でした。 まさか本当に何か月かで大震災に見舞われるとは思いもしませんでしたが、4日間の停電中には非常に仕事をしてくれました。 震災以降はオール電化住宅の比率が増えましたし、太陽光発電装置を設置する家も多くなりました。 そういう分野に参入する業者も増え、更には海外製の装置も安価に入ってくるようになりました。 ソーラーパネルそのものはよほどの事でもない限り20年は持つように作られてはいますが、何せ金額イコール品質でもあるが故の経年劣化は絶対に避けられません。 装置を販売する側が売電料金でローンを支払えば手出し無しで導入できるという話を出しますが、結果して儲かるのは装置を売る側であり導入する側ではありません。 特に全量売電用に海外製パネルを大容量設置したところは数年もすれば事態が見えると思います。 太陽光発電装置の経年劣化はどのような装置でも必ず起こりえます。 年々確実に発電量が低下し、10年経過以後には新品時に比較して大幅に発電量が低下します。 当然売電料金を当てにする人にはたまったものではありません。 これはこの筋の常識ではありますが、メーカーや販売店ではあまり具体的に話す事はないと思います。 実は何かに期待してローンを組んでまで装置を導入する人を食い物にするだけの業界です。 こういう業界はそう長くは続きませんし、大容量の全量売電などもあと2~3年もすれば頓挫すると思います。 ローンがどうとか税金がどうとか言うくらいならやめるべきと思います。 質問者さんのお礼からは立派な考えだとくみ取れますが、仮に総設置容量が20KWあったとして、20KWhという電力がどれほどのものなのか理解できていますか? もちろんないよりはあった方がいいのですが、20KWの装置が常時20KWhの電力を出せるものではありません。 そもそも発電量全てが配電線に潮流することもありません。 我々配電線工事を活線で行う者の視点からすると、出力電圧の不安定な太陽光発電が増えれば増えるほど作業の妨げになります。 装置を導入して社会に役立ってると自己満足するのは勝手ですが、天候の変化などで周囲の配電線の電圧を常に変動させる原因になるという事も覚えておいて下さい。
お礼
まさかプロの方から回答を頂けるとは思っていませんでした。素晴らしい先見の目をお持ちのようで羨ましい限りです。経験から非常に参考になる回答を迅速に頂きとても感謝致します。 いくつか思うところがあります。 >周囲の配電線の電圧を常に変動させる原因になるという事も覚えておいて下さい その通りだと思います。今はまだ総量に対する太陽光の割合が少ないからいいだけですね。全国一斉に曇っても大丈夫なように結局原発や火力発電所の数を用意する必要があるなら、その発電所で発電しないとせっかく建てたのにもったいないということですね。 >20KWの装置が常時20KWhの電力を出せるものではありません。 20kWの装置が1年間で概算20,000kWh発電できたと仮定すると、平均1日で約54.8kWh発電していますね。つまり1日平均だと約2.3kWの出力を出し続けているにすぎないわけですね。ちなみに20kWh発電するには、9時間弱かかりますね。一世帯あたりの1日の消費電力が10kWhと仮定すると、5.4世帯分ですね。これは多いか少ないか?まあ、そんなもんじゃないですか。私の趣味では満足です。(目的は昼間のピークカットなので平均で計算してもあまり意味ないか。。) >大容量の全量売電などもあと2~3年もすれば頓挫すると思います 非常に共感します。政府はどう考えているのでしょう…。 >特に全量売電用に海外製パネルを大容量設置したところは数年もすれば事態が見えると思います。 大容量太陽光をやたらと勧めるある住宅メーカーでは、太陽光パネルの製造元を教えてくれませんでした。なんと自前で開発、製造しているとか。やはり疑ってかかるべきですね。 >昨年のように天候不順が続けばローン支払いは破たんします。 現金で導入できれば最高です。回答者様も震災で役に立ったようですし(何よりお体が無事でなによりです)太陽光はあったらいい事はいいわけですよね。しかし手元に資金がないのです。一応正社員なので太陽光が破たんしても給料でなんとかできる範囲で容量を増やそうとしています。 >ローンがどうとか税金がどうとか言うくらいならやめるべきと思います そのローンどうのと税金どうので10000円でもお得に導入したいな、と思って質問しています。太陽光をローンで導入しても電気代節約以上の儲けが出るなら導入したい、という意図で質問していません。 ところで、野立ての太陽光パネルは住宅設備に含まれるのでしょうか?ご存知でしたら教えて頂きたいと思います。
- titelist1
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カーポートに乗せるソーラーパナルは住宅ローンの対象ではありません。金利は住宅ローンの変動金利が格安です。ソーラーバネルを新築時に乗せると固定資産税が高くなります。後から設置すると見付かりません。10kw以上のソーラーパネル設置は20年間住むと得になるように条件設定されています。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます。 カーポートのパネルは住宅ローン対象外ですか…。固定資産税の面から見て、家の屋根とカーポートまとめて後から業者にお願いするのが正解っぽいですが、住宅メーカーに「後から業者が屋根に穴を開けたら保証対象外になる」と言われました。 悩ましいですね。
どのみち自己資金がなく他人の金をあてにして家を建てるのなら、特に悩む必要などないと思うのですが。 まだ住宅ローン融資の話で金融機関に行ってないんですか? それともう少し具体的にハウスメーカーなりと、希望の家に対する大まかでも見積もりすら取ってないんですか? 質問者さんの年齢や預貯金や年収が判りませんが、そういったところから判断されて最大でいくらまで融資されるかが決められます。 借りた金をきちんと返せる当てがあるのなら、住宅に付随する設備や家具の購入代金に充てても全く問題ありません。 それよりも自己資金がないのになぜ太陽光発電なんかに手を出すのでしょうか? あれはオール電化住宅における年間の光熱費をゼロにするための道具です。 そういう道具を購入するために設備投資するもので、確実に光熱費がゼロになれば良しとする道具です。 そういうものを買うのに借金などせずに支払える経済的な余裕のある家庭でやるからこそメリットの大きい道具なのです。 たぶん販売する側は売電料金をローン支払いに充てれば10年かからずに元が取れ、それ以降は利益になると言ってると思います。 太陽光発電装置は導入すれば定期的なメンテナンスにもお金がかかります。 設備補償に一切該当しない経年劣化による性能低下も安価な海外製ほど大きいです。 安価なパネルのセルの出力低下は年間2~3%づつ増していくそうです。 安価なパワコンも10年足らずで出力低下が20%を超えると言われています。 利益が出る前に更に多額の出費をしなきゃならないのにです。 なので売電料金からローン返済を考えてるのなら必ず失敗するのでやらない方が確実に損はしません。 お金もないのに流行りに乗り、元を取るとか儲かるとか考えるものではありません。 どのみち今や補助金もありませんし、売電料金も既に32円まで落ちました。 日本の家電メーカー製の高性能な装置ならまだしも、安価な海外製の装置を導入しても全ての面で敵いません。 それならば照明器具や家電製品を全て低消費電力なものにする方が効果的です。 自己資金がなくて他人から借りてまで家を建てるのなら、そういったおまけの部分に金など使わずにもっと快適性を求める方が利口ですし、身の丈にあった借金をするべきではないでしょうか?
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 >身の丈にあった借金をするべきではないでしょうか? おっしゃる通りだと思います。借金は可能な限りすべきではありません。太陽光にお金がかかり家と付随設備が妥協されれば何をしているのかわかりません。 私にとっての太陽光はお金をかける趣味みたいなもんです。真夏のピークカットに貢献したいという思いからなるべく容量を大きくしたいのです。車に湯水のようにお金をつぎ込む人の気持ちと本質的に同じです。 質問者様にとっての太陽光は電気代節約の儲かるかもうからないかだけの道具ということですね。普通それで借金総額増やすか、上記理由から増やしませんね。 パネルとパワコンはもちろん国内メーカーを選びます。OEMも避けます。 経年劣化とメンテ費は…覚悟しておきます。 >住宅に付随する設備や家具の購入代金に充てても全く問題ありません。 野立てのパネルは住宅に付随する設備に含まれるのですか?
お礼
ご回答ありがとうございました。 太陽光は住宅ローンとは別で組まなければならないのですね。車や家具が一緒にできないのと同じですね。 国産パネルではソーラーフロンティアが有名ですね。シャープも堺工場で作っていたような気がしますが、シャープのラインナップにはOEMも混ざっておりややこしいですね。 では次に太陽光ローンでいいところを探すわけですが、新築の住宅ローンと2重になるわけですね。 果たしてどの程度容量を増やせるか。。よく検討してみます。