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紀 時文の和歌ついて、教えてください。

dayoneの回答

  • dayone
  • ベストアンサー率79% (360/452)
回答No.1

『(校訂増補五十音引)勅撰作者部類/國学院編/六合館/明治35.5』 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992685/58 <58/158>(106頁上段) 「時文」の項目には、 【後拾】哀 一 雜四 一 【續後撰】秋下 一 【續古】秋上 一 賀 一 と記されていますので、 『後拾遺和歌集』に二首、『続後撰和歌集』に一首、『続古今和歌集』に二首で計五首入集。 上記に基づいて、下記書籍にて検索した結果が以下の五首です。 ◎『国歌大観:五句索引.歌集部/松下大三郎・渡辺文雄編/教文社/大正7』 ・「後拾遺和歌集第十 哀傷」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936605/52 <52/460>(96頁中段) 紀 時文 ○五八六  年をへて馴たる人も別にし去年は今年の今日にぞ有ける ・「後拾遺和歌集第十八 雜四」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936605/58 <58/460>(109頁上段) 紀 時文 ○一〇八六 古のちゞの黄金はかぎりあるをあふばかりなき君が玉章 ・「續後撰和歌集卷第七 秋歌下」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936605/127 <127/460>(246頁下段) 紀 時文 ○三九七  秋深く成行く野邊の虫の音は聞く人さへぞ露けかりける ・「續古今和歌集卷第四 秋歌上」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936605/140 <140/460>(273頁上段) 紀 時文 ○三四一  行く水に影をうつせるをみなへし下の心を誰によすらむ ・「續古今和歌集卷第二十 賀歌」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936605/155 <155/460>(302頁中段) 紀 時文 ○一八八二 三千世へてなるてふ桃の末の世の花の盛は君のみぞ見む 以上 少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^

sakuya37
質問者

補足

ありがとうございます。 wikiに『書に秀でていたが、歌の力量は父貫之には及ばなかったようで、勅撰和歌集には『拾遺和歌集』以下に5首が入集されているに過ぎず、家集も伝わっていない』とありましたが、これは貫之と比べられているだけなのか、それとも本当にそこまですごくないことなのかどちらですか?『~に過ぎず』という書き方は『そこまですごくない』というような感じですが、歌人だったにも関わらず何もない人もいるのですし、結局どちらなのでしょうか? それと、時文は『梨壺の五人』として有名ですが、選ばれたのは貫之の息子だからという理由ですか?あと万葉集の訓読にあたったとありましたが、どのあたりまでできたのでしょうか。そもそも、何をしたのですか? すみません、とても解らないことが多くてどう検索していいかもよくわからないので、教えていただけると助かります。

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