お寺の土地に建てた家リフォーム出来ますか？

質問

私の親がお寺に土地を借り、もう６０年ほど暮らしていますが、このたび家が傾いてきているのと、雨漏りがするとのことでリフォームがしたいといいていますが、お寺が反対した場合にはできないでっしょうか？

回答No.3

tk-kubota

60年前ならば、60年前の法律が適用されます。
現在の借地借家法は平成3年の制定で、60年前ならば昭和29年なので大正10年の「借地法」の適用です。
同法では、借地権の期限は石造りなどの堅固な建物は60年、木造などでは30年とされています。
それ以内に老廃すれば借地権は消滅します。
60年目又は30年経過しても老廃していなければ、法定更新で従前の期限が延長されます。
今回は、建て替えではなくて「リホーム」と言うことですから、法律上「増改築」です。
増改築の場合は、地主の承諾が必要ですが、拒絶された場合は、裁判所に申し立てて、地主の承諾に代わる決定を求めればいいです。
なお、今回の問題は、法定更新があったかどうかと言うことになりますが、現段階で「老廃しているか否か」が問題です。
いずれにしても、裁判所の判断を仰ぐ他ないと思います。

回答No.2

hekiyu

まず、契約がどうなっているのか、確かめてください。
改築の時は了解を得ろ、と書いていませんか。

そもそもその契約は賃借権んでしょうか、地上権
でしょうか。
おそらく賃借権だと思われますが、期間などは
どうなっているのでしょうか。

不動産の法律関係は複雑ですので、一度専門家に
相談することをお勧めします。
相談だけなら数千円ですし、無料の相談所を
やっている役所も多いですよ。

借地借家法　７条　２項

「借地権者が借地権設定者に対し残存期間を超えて存続すべき建物を
新たに築造する旨を通知した場合において、
借地権設定者がその通知を受けた後二月以内に異議を述べなかったときは、
その建物を築造するにつき前項の借地権設定者の承諾があったものとみなす。

ただし、契約の更新の後（同項の規定により借地権の存続期間が
延長された場合にあっては、
借地権の当初の存続期間が満了すべき日の後。
次条及び第十八条において同じ。）
に通知があった場合においては、この限りでない」

回答No.1

nitto3

契約がどうなっているかです。

親が借りてそのままならダメと言われても仕方がないです。
契約の変更をして名義変更しておくのが普通です。
これがしてなければあなたに使用権はないですよ。