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共産党は護憲派? それとも改憲派?
憲法論議がさかんになりつつあり、もしかすると数年の内には憲法改正が実現しそうな雰囲気です。 憲法に関する各政党の立場は、自民・公明・民主の3党は、内容は別として改正に積極的であると報道されています。 逆に社民党は、ご存知のとおり 「ガンコに護憲」 を党是としておりますので 「一字一句代えてはならない」 との明確な立場だと、私は理解しております。 そこで、共産党なのですが、第9条は代えてはならない、との強い主張だったように思いますが、社民党のように憲法全体も一字一句代えてはならない、という立場だったでしょうか? あるいは、第9条以外だったら内容によっては改正する事はOK、つまり改憲派の立場になるんでしょうか? 共産党の憲法改正に関する意見などが掲載されているサイトがあれば教えて頂きたいと思います。 なお、共産党のHPを見ましたが、第9条の話ばかりでした。 もうひとつ、第89条の、国は私立学校への経済的援助はしてはならない、という規定についての社民・共産 (もし護憲派なら) 両党の見解も知りたいです。 現行憲法のままで、私立学校への助成金という憲法違反を、どうやって憲法と整合性をとるのか、とても興味津々です。 もし、憲法の規定どおりに学校運営を行なうのであれば、私立学校は途端に予算不足になるため、授業料の大幅値上げをせざるを得ず、一部の富裕層の子弟にしか教育の場が与えられない事になり、憲法14条にある、等しく教育を受ける国民の権利を阻害する事に直結しますよね。 あるいは、全ての私立学校を公立化すれば、憲法の規定に合致はしますが、莫大な教育予算を組まなければならず、これも非現実的なものとなります。 これらの疑問に答えて頂ける方、宜しくお願いします。 回答がされているサイトの御紹介でも結構です。
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質問者が選んだベストアンサー
共産党が変えたいと考えているのは第1章の天皇の部分だと思います。 下記URLの不破哲三氏の「綱領改定についての報告」の中程の「天皇制と自衛隊の問題」のところで、天皇制について「憲法の改定を必要とする問題」とする一方で、それは「将来、情勢が熟したとき」の問題だとしています。 今、改憲といえば第9条をさすことは、明白です。 改憲勢力は、アメリカから輸入されたとか、古くなった、あるいは現代に合わなくなったとか言ってますが、結局は同じことです。 今は憲法を擁護することが大事であって、下手に天皇制のことを持ち出せば、改憲勢力によって第9条が葬られることは明らかなのです。 後半部分の問題についても、同じ理由から改憲の議論には参加しないでおきます。 私学助成はなぜ必要なのかということでしたら、今後調べてみます。
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- altosax2001
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共産党の憲法解釈に関しては、以下の#2の方が大変参考になります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=417631 89条に関しては、以下の過去質問が大変参考になります。解釈の仕様によってはいかようにもなる、とか、「率直に言って困る規定」などと述べているようですね。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=839085 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=832084 引用ばかりですみません。
お礼
ありがとうございました。 ご紹介されたサイトを拝見しましたが、財産権の解釈論議がすごくて、結局、共産党は護憲派か改憲派なのかは、よく分らなかったです、すみません。 もうひとつ、私学助成金問題も、解釈の仕様でなんとでもなるという意見もありましたが、法治国家として相応しい姿とも思えませんね。 解釈改憲というのは、共産党が今までさんざん自民党を攻撃する時に使ったフレーズじゃなかったでしょうか ・・・ もし、他のサイト等があれば、よろしくお願いします。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 サイトによると、結局、共産党は憲法改正派と考えられるのでしょうねえ。 もちろん、どの部分を改正するのか、という意味では他党とまるで反対の路線を歩むでしょうが、「ガンコに護憲」 を旗印にする社民党とは、明らかに異なる事になるのでしょうねえ ・・