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相続手続きの要点まとめ
- 相続手続きについてご相談です。母親が購入した一戸建てを祖母名義にしていましたが、祖母が亡くなったため、名義を変更したいと考えています。具体的な手続きについて詳しく教えてください。
- 私は、父とは疎遠で母と二人で生活しています。父はこの家を担保に借金し、祖母にもお金を借りて踏み倒しました。母は担保をはずして父は倒産しました。私は母のために家を売却して楽になりたいと考えています。具体的な相続手続きについて教えてください。
- 私は相続手続きをしたい理由として、母の健康状態が悪化しているためです。医療費や必要なものの支払いに苦しみ、家を売却して楽になりたいと考えています。具体的な手続きについてアドバイスをいただけますか?
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質問者が選んだベストアンサー
1 祖母名義の家をお母さん名義にするためには、「相続による所有権移転登記」をするのが最も簡単です。 ・ 所有権移転登記は、その家がある地区を管轄する法務局に申請します。司法書士にお願いするのが通常ですが、お金がなければ、法務局に申請書の書き方を教えてもらって自分ですることもできます。 2 相続による移転登記には、「遺産分割協議書」が必要になります。 ・ 遺産分割協議書とは、「その家をあなたのお母さんが相続することについて、相続人全員が合意した」ことを証明する文書です。 ・ 書き方は、これも司法書士か法務局で確認できます。 3 遺産分割協議書には、相続人全員の署名実印が必要です。 ・ 姉が同意しないと、遺産分割協議書を作成できません。つまり、登記もできません。 4 この場合は、家庭裁判所に調停を申し立ててください。 ・ 調停費用はほとんどかかりません。この場合は弁護士も不要と思います。 ・ 調停を申し立てると、裁判所が姉・妹を呼び出してくれます。 ・ 調停委員に事情を聞かれますので、あなたのお母さんがローンを全て払い、担保を外すお金も払ったことを説明してください。 ・ 調停が成立し家がお母さんの相続になると、調停調書を遺産分割協議書の代わりにして登記することができます。 5 姉が納得せず調停が成立しない場合は、裁判になります。 ・ この場合は、相続としてお母さんへの所有権移転を主張するほかに、「名義は祖母だが、実質的には母の財産だ」との主張も検討できます。いずれにせよ、弁護士にお願いすべきと思います。 お母さんの快復と平穏な解決をお祈り致します。
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- kapekun
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ごめんなさい、NO5とNO6は、NO3ではなくNO2でした。 ご質問者、そしてNO3の方、大変申し訳ありませんでした。
お礼
ありがとうございます。
- kapekun
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3&5より、ごていねいな返信ありがとうございました。 1 ご質問の目的であった専門家に相談するに際しての事前整理については、概要を得られた様子、あとは任せるべきところは任せて、当面の生活やお母さんの看護、あなたの必要に気持ちを切り替えられれば何よりに思います。 2 姉については、弁護士が法律的裏付けをもって交渉すれば、案外あっさりと遺産分割協議書の作成に応じ、決着するかもしれません。 ・ 例えばローンの弁済記録があれば、あなたのお母さんが費用負担した家であることが分かります。これを姉の立場で言えば、「家については、妹(お母さん)の寄与分が認められる」「自分が持ち去ったその他財産についても、返還義務がある」むしろ反論するのは難しいでしょうから。 3 お父さんについては、相続廃除が認められるかの問題、いずれにせよお母さんが亡くなった後の問題、離婚は夫婦の意思の問題、あなたが今検討できる論点を合わせて相談されるのがいいと思います。 ・ むしろ懸念は、お母さんが自分名義になった家を再び担保に供したり、売却代金をあげたり貸したりしないか。姉からも、「名義変更に協力したのだから、私にも少しよこせ」なんて言われる危惧を感じますので。 ・ この件がこんなに厄介になったのは、お母さんのその場しのぎも大きな要因。今後はあなたが管理することが望ましいと思います。お母さんのためにも。 4 当面の課題はあなたとお母さんの生活の確保、そしてお母さんの健康回復。一切を一人で切り回す状況は大変ですが、良い方向に歯車が加速し、晴れやかな日々をお母さんとともに迎えられますよう、声援とともにお祈り申し上げます。
お礼
親身な回答本当にありがとうございます。一つ一つ整理してやっていこうと母にも話しています。時間かかってもちゃんとしていけたらと思います。ありがとうございます。
- kapekun
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NO3です。 1 そうですね、家をお母さん名義に変えて売却するというご質問趣旨においては、前回答のとおり「相続人をお母さんとして所有権移転登記する」のが簡便です。が、これも前回答のとおり、姉が応じればの話で、応じない場合は、「相続」「元来、実質的にはお母さんの家」いずれを主張するにも、弁護士をお願いしての対策になります。 なお、おばあさんが亡くなったのは10年前。相続税は既に7年の時効が完成し納税義務がなくなっています。 2 お父さんとの関係を配慮するなら、やはりNO4の方がおっしゃるとおり、一度弁護士さんに全体的な整理をお願いするのがいいと思います。ご両親が離婚しても、あるいはお父さんが再婚しても、「あなたにはお父さんの老後を扶養する義務がある」これも法律に規定されています。 私も、ご質問記載には、気が付いた問題、気が付かない問題、成り行き任せの経緯に危うさを感じていました。裏付けを確かに、人生設計を描くのがよいと思います。
お礼
ありがとうございます。
補足
NO.4様へのご回答への返信にも長々書かせて頂きました。 はい、そうです。仰せの通りで「現在の家を早く売却したい」です。理由は母が病気で骨折中で「気がついた」からです。周りの親戚に誰も助けてくれるものなどいず、わたしは一人しかいず。守らないといけないものがある。 まずは彼ら(母の姉、母の姉の子供、母の元夫/わたしの父親) は、「母を食い物にして奪うことをやめて」もらいたい。 なぜなら彼女はまっとうに働きすぎて現在病があり。正当に今までしてきたことの恩恵を受けるべきです。それびこれほど痛めつけたのは父親です。 まず家が実質、母の支払ったもの、母のものであることの証明しなければいけないこと と。 彼女が安全に暮らせる場所は必要であるの。早く母の手元にかえし売却してしまいたいです。もう散々で懲り懲りだから。でも、そのためには「相続手続き」は避けて通れないですよね。 母が良くなるのであれば、母の持ち家と認められるのであれば、しばらくわたしたちはこの家を売却はしないと思います。 すべてが悪循環なので一つ一つ解決していければと思いました。 相続税や贈与税が無効であるというお知恵はとても助かります。 また父親は「相続人失格」にならないかなと考えています。わたしの扶養義務もおかしい。 わたしは彼になにも扶養(養育費や学校や食べていくためのお金、過ごす時間も)されていないので。 あわせて考えていきたいです。 善意とご親切なご回答、すべての方mの親切なご回答、心より感謝申し上げます。
- ben0514
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実態と名義が異なる場合で当事者で判断が異なったり、争いとなるような場合には、弁護士以外の専門家では何もできません。 調停や審判などで不動産の名義を変えることが重要です。 実態と名義が異なるから実態に合わせるということであれば、贈与や相続ではなくなりますので、相続税などの心配も不要となります。 通常相続では遺産分割協議などを行うわけですが、そのようなことができる状態ではありませんので、家庭裁判所経由での手続きをするしかないでしょう。司法書士などでも相談は可能ですが、家庭裁判所や相続案件では代理交渉などが行えません。また、裁判所での代理での発言はもっとできません。 法テラスという国の制度があり、地域ごとに窓口が設置されています。 弁護士費用などの負担が厳しい人は、一定の要件に従っての貸付や扶助の制度も用意されているはずです。 いろいろな事情があり先延ばしになっていたのでしょうが、名義貸しは法律では認められていませんし、時間がたつほど当事者が変わってしまいます。(相続の相続など) 相続や名義についてもきっちりと片づけをし、お父様とお母様の間についても、婚姻の解消を法的に行うべきだと思います。 そうしていないと、今度はお母様がなくなってしまえば、法律上の配偶者であるお父様にも権利が発生してしまいます。生前贈与や遺言などであなたがたが財産を得ても、お父様の訴えにより財産を奪われる可能性もあることでしょう。 医療費のためにカード、クレジットカード?ローンカード?などを利用されているようですが、本当にお金がない、医療費がかさむということであれば、公共の援助などもあるかと思います。 高額療養費などの健康保険制度や病気による障碍者としての制度や生活保護などです。 いろいろな制度があり、人それぞれ状況が異なりますので、加入されている健康保険団体や市町村役所での相談も必要なことでしょう。ひとつの相談先で用が足りるなどとは考えてはいけません。 あまりにも放置すると、あなたとご兄弟姉妹の子などでの手続きとなり、状況や経緯もわからないままでの権利主張となってしまう恐れもあります。夫婦実体のないお父様まで入ってくれば、泥沼です。最悪、お父様が他でお子さんを作っていれば、お父様がなくなった後にお母様がなくなれば、そちらのは埒外の兄弟姉妹とも対応しなければなりません。 そうなれば、今以上に話し合いなどできる状況ではないかもしれません。 手続きを先延ばしにし、放置するということは、その期間は、楽でしょう。 しかし、その期間内に状況が変わったりすると、大変大きな問題です。 当事者が存命中に早急に片付けることが重要です。お母様などが寝たきりなどで意思疎通ができないなどとなると更なる手続きが必要になってしまいますからね。それに、ローンの問題や医療費などの支払いを理由に少しでもあなた方に有利にと考えるのであれば、その内容の証明資料なども重要です。当人しかわからないところに保管などしている場合も多いですので、注意が必要でしょう。 法律は平等ではなく、法律を利用した人の味方です。法律は使いようで有利にも不利にもなります。不利になる法律を出す必要はありません。複数人で争う場合には、どこまで自分を有利にし、相手を不利にするかが重要です。そのためにも、専門家である弁護士の利用が重要なのですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。皆さまのご回答、大変わかりやすくて頭にまとまってきました。とりそぎお礼をして、帰宅時に個別にお返事いたします。
補足
「争いとなるような場合には、弁護士以外の専門家では何もできません。」 それは散々思います。 母に話してみていますが、調停や審判などでお金がかかるならと投げやりになって実はそれについてまともに話せていません。 自分の放ったらかしにしてきたことに直面したので受け止めきれずショックのようです。また今生活も楽ではないので、そういう現実に直面できていません。母はしばらく骨折で寝たきりだったので。それに糖尿も悪化していて。 入院が必要になるかもしれず。 そうなったので「身の回りの整理」についてわたしも話してきていました。 しかし彼女も頭がまとまったらきちんと動いていくはずなので、自分の母ながら応援しようと思っています。 本題。 「不動産の名義を変えることが重要。実態と名義が異なるから実態に合わせるということ」 そうです。 そうしなければ、母の何かあった時、わたしですら「もう何もできない」ので。 わたしは わたしのカードを母に渡して生活費に使ってと言っていたら、もう枠いっぱいです。 わたし用のカードも母の糖尿治療、母の骨折2回の介護のあいだの借金、母の生活費と自分の生活費、介護士をやとったり、名義もない家の固定資産税、税金などの金銭的な圧迫でしたくてもしてあげられない。 わたしは母のためのことは出来る限りしますが、医療保険すら生活を圧迫していくし、なにもしてあげられないなら、 母は福祉にかかったほうが 母のためなのかなとも考えてます。 でもなんとか、福祉もかからず、母の権利(母の苦労)を戻し、母の今後の為に動いていきたいとは思います。 結果的に自分のためにも。 上記の主張(事実上母が支払い人)であれば、「贈与や相続ではなくなり相続税などの心配も不要となる」ということが可能のであれば、一度その方向でご相談にいこうと思います。 事実、ですし。 名義人の祖母もわるいです。いままで祖母も動かなかったのも、どの子供もかわいいのはあるだろうけど、遺言すらも残さなかったことも、わるいと思います。 動かなかったこと。 わたしはこの問題は母方の問題であり、遺産などもらう頭すらなかったけど、従姉妹(母の姉の子供)は家の名義人である祖母の幼女にしてくれとずっと言っていたこと、今になって合点もいくし、親戚ながら、なんてひとだとも感じたりしてます。 祖母の知り合いすら、なぜ母の支払いした家なのに、別人が住んでいるのか、理解できないと言っていました。 そういう母の苦労を知る人 がつい最近亡くなり。 そのほかに「証人や証拠」になるものはないかとも探してみていたりしています。 「通常相続では遺産分割協議などを行うわけですが」 それをしなかったのは母の姉も従姉妹も自分のおかしい主張と、彼女たちは金というものは分割の前にすべて「自分のもの」にしてたから「できなかった」のもあると思います。 たとえば、祖母の貯金、遺品、着物、墓代、香典、家のカーテン、金目のバックや装飾品すべて。 でも固定資産税や電話代、仏だん、猫は放っていきました。相続税も払いたくないとも思ってたんでしょうか、でていったのは。 今。 No3さんの言うように贈与と相続税はなくなったと知るなら、「奪う」に徹するかもしれません。彼女たちは。プラス父親も。わたしはリスクや彼らについてもきちんと見極められる「知恵」をもっとほしいと思います。 おかしなことがいっぱいですよね。 まあ、仰せの通り「今はそのようなことができる状態ではありません」ので、しっかり頭でまとめて、【家庭裁判所経由での手続き】を検討してみます。 たしかに「代理交渉」は必要だとは思います。おそらく母の姉の子供はなにがおかしくなったのか「人からもらう」を当たりまえのように言う人なので。世襲相続になることが1番恐ろしいです。 法テラスという国の制度 は、別のかたも教えてくれてましてサイトを拝見させていただきました。「弁護士費用などの負担が厳しい人は、一定の要件に従っての貸付や扶助の制度も用意されている」のことですが、おそらく、福祉にかかったほうがその制度を 利用しやすいかなと。 わたしは生活保護にかかったことはあります。一度母が骨を折って動けなかったときです。でも真っ平です。まっとうに生きたくて今の会社にはいりましたが、もう一度骨折して寝たきりのときは介護保険、それまでの生活保護からの督促や、税金の督促や、本当に苦しかったです。 いろいろな事情があり。 はい、「先延ばし」になっていたのですが、今1番しんどいのがわたしで、ここで皆様にお知恵をもらいにきていました。 名義貸しは法律では認められていませんが、母にきくと母は美容師で収入があってもその時代は「医大に勤務する祖母」でしかローンの貸付をしなかったそうです。 調べると今も「親の名義でローンが組めます」という謳う銀行はあるようです。 「時間がたつほど当事者が変わってしまいます。」 そうです。すでに書いたとおりこれはこわいです。 相続や名義についてもきっちりと片づけは本当に必要だとは思います。 父と母のこと。 も、前々から考えていました。 父親も母を食い物にしたうえにわたしにお金を借りにきたくらいです。仰せの通り、「法律上の配偶者」である父親も恐ろしいです。わたしは彼を扶養しないといけないのは理不尽であり暴力を振るわれてきて近くにも寄りたくないので、そういう主張はできないのかと逆に思います。 父親は「相続人失格」でもあるんでないかなとか。 いろいろな制度があり、勉強するべきだなと感じます。仰せの通り、父には認知したであろう別の女性との子供もいますが、未婚であり。最近相手の女性とは別れています。 あまりにも放置するといけないので母のいるあいだに片付けたいです。お金は本当にないのですが。夜にもバイトにいこうかとも思いました。 法律は平等ではないです。 社会も税金も。 法律を利用した人の味方と 本当に思います。 どこまで自分を有利にし、相手を不利にするか、なんて普段思いもしなかったけど。心の底で母のようにいい人すぎて苦労だけに生きるのは嫌だと思いました。 そのためにも。 はい、知恵のある人間になりたいし、心のない人にもなりたくないです。でもわたしのわがままは、「母の権利」を守る。イコール自分も守る。自分の子供も守る。 長々申し訳ありません。ご回答頂いた善意に、ほかの回答者様にもあわせてお礼申し上げます。
- mpascal
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No.1です。 弁護士さんに相談するのに、「法テラス」というところがあり、無料相談に乗ってくれますよ。(要予約) http://www.houterasu.or.jp/
お礼
ご回答ありがとうございます。皆さまのご回答、大変わかりやすくて頭にまとまってきました。とりそぎお礼をして、帰宅時に個別にお返事いたします。
補足
今からサイトをみてまずは無料相談してみようと思います。ありがとうございます。助かります。
- mpascal
- ベストアンサー率21% (1136/5195)
弁護士さんに相談しましょう。 祖母名義なのに母がローンを払った時点で、贈与が発生している可能性もあり、一筋縄では行かないと思いますよ。
お礼
一度かけあってみて無理であれば弁護士さんを考えてます。背中を押してくれてありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。皆さまのご回答、大変わかりやすくて頭にまとまってきました。とりそぎお礼をして、帰宅時に個別にお返事いたします。
補足
わかりやすくてとても頭が整理できて本当に感謝してます。万が一姉の納得しない場合はのところも助かりました。わたしは納得しないと思っています。長年みてきましたので。 なので今平和に出て行ったものの、身の回り整理するため、口火をきる前に、証人(母がローン払ったこと)や弁護士に相談をしておいてから、整理していこうと思っています。 ありがとうございます。