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タービンの再生サイクルの給水加熱器

掲題の給水加熱器がよく分からないのですが、 情報を総合すると、以下のようになりそうなのですが、それで合ってますでしょうか? ・熱交換器なのでしょうか? ・抽気した蒸気で、復水器から給水として還流する水を加熱するという解釈でいいでしょうか? ・熱交換を終え戻った水?は復水器から給水として還流する水に合流するということなのでしょうか? ・ちょっと考えると、抽気した蒸気を復水器の水とブクブク混ぜれば良さそうにも思えますが、 これだとうまく熱交換できないから、給水加熱器がを設けたという解釈でいいのでしょうか?

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  • Tann3
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回答No.2

 No.1です。補足に書かれたことについて: >抽気して来た蒸気も復水器からの水に熱を奪われたら水に戻るのでは?っとすると、その水はどこへ行くのか?という疑問です。  その水も、給水よりも温度が高いので、給水に加えます。  つまり、抽気の熱は全て給水に加えるわけです。 >復水器でブクブクするのではなく、復水された先で熱交換するのにブクブクするという意味です。  そういう「給水加熱器」もあります。熱交換器型の「密閉型」に対して、ブクブク型は「開放型」給水加熱器とよびます。いずれも、復水器からボイラーまでの間に設置されます。  ご質問の趣旨は、きっと「わざわざ抽気して給水を温める必要性が分からない」「抽気と給水加熱で±ゼロなのに、何故効率が向上するのか?」ということではありませんか?  この辺は、こんな親切なサイトがありますので、そちらでじっくり取り組んでみてください。 http://fnorio.com/0103heat_engine(steam_cycle)1/heat_engine(steam_cycle)1.htm  ちょっと「効率」に関するヒントのようなお話を。「効率向上」は「効率」の話であって、タービン発電機の発電量とは別な話です。  似たような例として、会社の収益率みたいなものがあります。収益率の高い、優秀な会社にするにはどうしたらよいか。  1つの会社に、成績の良い部門と、成績の悪い部門があるとします。  成績の良い部門の売上は2億、利益は1億です。収益率は50%。  成績の悪い部門の売上は8億、利益は1億です。収益率は12.5%。  現在の会社の収益率は、売上10億に対して利益は2億で、20%です。  手っ取り早く、高収益の会社になるには、どうしたらよいでしょうか。成績の悪い部門を売却すればよいのです。  その結果、売上2億、利益1億、収益率50%の調優秀な会社になります。収益率20%の会社を、50%に高めたということです。  あれ? でも、何か変! そう、会社規模は、売上10億の大会社から、売上2億の中規模会社に縮小してしまいましたよね。でも、収益率は非常に高くなりました。  タービンの効率向上とは、ここまで極端ではありませんが、こういったことなのです。効率は高くなったが、発電に回す蒸気量も減っているということです。

Donotrely
質問者

お礼

ご回答有難うござ合います。 概ねイメージ通りと確認できました。 こういう質問をなぜするかと言うと、 私は何かを理解しようとする時、凄くイメージを重視するからです。 今回の場合で言えば、 給水加熱器というものの動作のイメージを、自分の中で確立したかったからです。 そしてこの分野ではなぜか、世の中の多くの説明では掴めない場合が多いのです。 今回掴んだ給水加熱器のイメージは、 給水を加熱するというのは間違いないのでしょうけど、 どちらかと言えば、 ・抽気した蒸気と復水器から来る水をより温度の高い水として合流させたい ・直接混ぜてもうまく行かないので、まず復水器からの水を温めるとともに熱交換して蒸気を水に戻し、 両者液体になったところで合流させる というようなイメージを持ちました。 イメージは人それぞれで、どれが正しいとは言いませんが、 私に限ればですが、 自分なりのイメージを持っていないと全然理解の速度も深さも違って来ますので。

その他の回答 (1)

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.1

>・熱交換器なのでしょうか?  そうです。 >・抽気した蒸気で、復水器から給水として還流する水を加熱するという解釈でいいでしょうか?  そうです。 >・熱交換を終え戻った水?は復水器から給水として還流する水に合流するということなのでしょうか?  というより、復水器から還流する途中で直接加熱しているということです。 >・ちょっと考えると、抽気した蒸気を復水器の水とブクブク混ぜれば良さそうにも思えますが、 これだとうまく熱交換できないから、給水加熱器がを設けたという解釈でいいのでしょうか?  復水器でブクブクやったら、復水器の真空が悪くなります。真空度を上げるためには海水で冷やさないといけないので、熱が外部(海へ、空冷の場合は冷却塔から空気へ)に逃げて無駄になります。  ボイラーから抽気した蒸気の熱を、できるだけ無駄なく給水に伝えるのが、給水加熱器の役目です。

Donotrely
質問者

補足

ご回答有難うございます。 >というより、復水器から還流する途中で直接加熱しているということです。 そうなんですけど、抽気して来た蒸気も復水器からの水に熱を奪われたら水に戻るのでは?っとすると、その水はどこへ行くのか?という疑問です。 >復水器でブクブクやったら、復水器の真空が悪くなります。 復水器でブクブクするのではなく、復水された先で熱交換するのにブクブクするという意味です。 質問文が分かりにくくて済みません。

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