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発電所の復水器について~

発電所の復水器の熱交換って、どれくらいのものですか? 燃費、発電効率を考えると、復水器の熱ロスは、大きいのでしょうか。 ボイラーで蒸気を発生させ、タービンを回し復水器で冷やしてもどす・・・燃料を使っての 発電で、この方式以上に効率の良い発電って、あるのでしょうか。 復水器の、温排水が無駄になっている気がします。

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noname#194317
noname#194317
回答No.1

単なるボイラー焚きの火力発電所は、今や旧式です。最近の火力発電はガスタービンエンジンで発電機を回し、エンジンの高温排気でボイラーを炊いて蒸気タービンを回す「コンバインドサイクル発電方式」になっています。これだと熱効率は50%を超え、最新鋭の設備では60%近くまで達する物もあります。ボイラーだけだと、熱効率は40%に届きません。原発も「原子力ボイラー」ですから、熱効率は旧式の火力発電と同等になります。 復水器の温排熱は確かに無駄と言えば無駄でしょうけど、あまり温度が高くない熱エネルギーは、回収するのが困難です。回収に必要なエネルギーと回収できるエネルギーに差がなかったり、回収量の方が少なければやる意味がありません。それをもっと効率よく回収しようというのが、温泉の排熱などを使うバイナリー発電ですね。これは簡単に言うと、水よりも沸点の低い液体を蒸発させてタービンを回すものです。低沸点の液体を使う理由は、100度未満の排熱でも蒸気が作れるからです。これが水だと、お湯になっておしまいですから、あまりうれしくありません。バイナリー発電でググってみれば、いろいろと情報が出てきますよ。

mkot
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 コンバインドサイクル発電と言うのがあるのですね。 今は、進んでいるんですね。

その他の回答 (1)

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.2

#1さん回答にあるように、蒸気タービンを使う場合には効率は40%をちょっと超える程度ですが、ガスタービンと併用するコンバインドサイクルにすることで50%を超える効率を実現できています。 ただ、コンバインドサイクルではガスタービンを使う都合上石炭火力には使いにくく(一旦石炭をガス化する必要がある)、蒸気タービン単体の発電でも運転温度や圧力を上げての効率改善は進められています。

mkot
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 効率が、10パーセント上がることは、大きい差が出ますね。

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