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命題の否定について質問です

M,Nを空でない実数の部分集合とする。このとき命題「Mに属すどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」の否定が解答では「Mに属すある数xに対して、x≧yとなるyがNに存在しない」となっているんですが、x≧yの部分は否定してx<yにしなくてもよいんですか?

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  • stomachman
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回答No.2

∀x(x∈M ⇒ ∃y(y∈N ∧ x≧y)) 「Mに属すどんなxをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」 の否定は ¬∀x(x∈M ⇒ ∃y(y∈N ∧ x≧y))「(Mに属すどんなxをとっても、x≧yとなるyがNに存在する)ということはない」 であり、これは ∃x¬(x∈M ⇒ ∃y(y∈N ∧ x≧y))「(xがMに属すなら、x≧yとなるyがNに存在する)ということはないようなxが存在する」 と同じことであり、 ∃x(x∈M ∧ ¬∃y(y∈N ∧ x≧y)) 「Mに属すある数xに対して、Nに属しかつy≧xであるようなyはない」 とも同じことであり、 ∃x(x∈M ∧ ∀y(x≧y ⇒ y∉N)) 「Mに属すある数xに対して、y≧xであるようなどんなyもNに属さない」 とも同じことであり、 ∃x(x∈M ∧ ∀y(y∈N ⇒ x<y)) 「Mに属すある数xに対して、Nに属すどんな数yをとってもx<yである」 とも同じこと。  記号論理が使えれば、上記のように形式的な計算をやるだけで間違いのない結果が得られる。しかし、記号論理が使えないのなら、命題の意味内容を読み取った上でその否定を考えねばならない。手抜きして機械的にやろうとすると、 「Mに属すどんな数xをとっても、x≧yとなるyがNに存在する」 の否定は 「Mに属さないどれでもない数以外のxをとらなくても、x<yとならないyがN以外に存在しない」 かな? なんて変なことになってしまいます。

その他の回答 (1)

  • Tacosan
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回答No.1

この質問の意図が 「Mに属すある数xに対して、x<yとなるyがNに存在しない」ではないのか ということだとしたら, その答は NO.

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