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中高一貫について

公立で中高一貫にした方が良いと言う人もいますが、私はどこがよくなるのかさっぱりわかりません。これについてメリット、デメリットを教えてください。

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回答No.4

元々この制度は、高校入試が無くすことにより、ゆとりを持った中学高校教育の充実を目的とし、学校教育の多様化のニーズに応えるものとして進められています。 国公立の一貫校では、前期3年の課程は現行の中学校教育、後期3年の課程は現行の高等学校教育を行うこととされており、私立の一貫校のように、最初の5年間で中高のカリキュラムを片づけてしまうということが、現在のところ出来ない決まりになってます。 ・・・今後規制緩和されるかもしれませんが。 現在では、中高一貫校(6年)だけでなく、従来型のほかに、中学高校併設型(3年+3年)の種類があります。 中高併設型では、中学校高校となってはいますが、事実上の選抜入試を廃止して全員進学させ、一貫校の中だるみ現象を防止する目的で、高校段階に於いて一部外進生を募集しているものもあり、一貫校のウェークポイントを是正し中学高校の教育の充実を図ろうとしているものもあります。 また、最近の動きでは、テストのための勉強という色合いを少しでも薄めようと、今まで3学期制であった1年間を、2学期制にして定期試験の回数を減らす動きもあります。 このように、今のところは手探りの状態ですから、どれが良いのかという答えはまだ出ていませんし、多様化のニーズに応えるという観点からは答えが出ないかもしれませんね。 ただ、週休2日制の導入やゆとり教育の導入で高校の授業時間数の制限ができてしまい、取れる科目数が減っているにも関わらず、国立大学では入学生の学力低下を危惧して、受験科目を増やす動きがあります。 一方(高校)で「ゆとり」と言いつつ、もう一方(大学)では「勉強不足」と言う。 これを受けて先の文部科学大臣からも、ゆとり教育の見直しとも取れる発言が、、、。。。 今の受験生(親も!)は大変ですが、この混迷を乗り切るのには、早い時期から親子共々今の状況をよく知りよく勉強することに尽きると思います。

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回答No.7

一般的に、中高一貫のメリットとしては、同じ教育方針を6年間貫くことで、生徒の戸惑いなどがすくなくなりよく深い理解をすることができる、といわれています。 ただ、私はこれ自体がメリットであり、デメリットであると思います。6年間、同じ教育方針ということは、その中での戸惑いは減らすことができるが、別の考え方が入ることが少なく、一方的な考え方のみになってしまう、という危険性を孕んでいます。また、6年間にすることでより深い理解を、といっても、それができたかどうかの目安が、大学進学率などの従来のシステムであるという点は変わりません。結局のところ、大学の受験勉強を6年間かけてやるだけになる、ということも十分考えられます。 最後に、高校受験がなくなる代わりに、中学受験が行われ、結局、受験勉強が3年間前倒しされるだけ、というのもデメリットの1つだと思います。

回答No.6

個人的な見解で書かせていただきます。 高校入試がないとこの国はだめになります。というか、ない場合での方向性がいまだ不確かです。 実際に中高一貫教育で育った方々に接すると、なんかのんびりしているというか、育ちがいいというか、そのような感じを受けます。しかし、私の周りだけなのかもしれませんが、まったく踏ん張りの聞く奴らがおりません。中学入試だと自分の意志というよりも親の意志。自分のために泥まみれになって頑張ると言う経験があるのとないのとでは全く違います。能力はあるのだろうに、頑張り方を知らない。また、頑張れないから、もう伸びない。創造力のある人材を教育によって排出することは否定しません。ただし、現行の制度にたくさんいいところがあるのだから、それとのバランスを考えてすすめていく、または見合わせる、としていってもらいたいものです。

  • apple-man
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回答No.5

 受験となるとどうしても、志望校に合わせた勉強が 必要になり、本来の学習の流れと 別に、志望校の過去問などをやらないといけなく なります。  受験勉強というのは、いわば頭の体操で、 物事を深く考えるとか、創造的活動とは程遠い ものです。  世の中には公文式のように、問題を早く正確に 解く訓練を通じて試験の成績を上げていく方式が いくつかあり、長い実績もありますが、 これらの方式で優れた人材は育たないことが その実績から明らかなんです。  数学のテストの点数をある程度上げられても 数学者として成功した人など一人もいません。 英語も同様です。  中高一貫なら、より創造的な教育に時間が さける可能性が出てくるのです。 >デメリット  人は多くの人たちとの人間関係によって 育って行きます。これは大人になっても 同じです。  中高一貫になると、同じ仲間と長く過ごす ことになりますから、考え方、感じ方が 狭くなってしまう可能性があります。  

  • ozisan
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回答No.3

授業についていけない生徒が転校したり、 わざわざ他の高校を受験する生徒もいます。 制度としては良いと思いますが、統計的な結果がまだそろっていないと思います。

回答No.2

こんにちは。 #1の方のメリットはその通りだとおもいます。 デメリットについて。 途中の受験がないので、高校入試をするお子さんに比べて、気が抜けきって中だるみになる。 仲のいい友人と、長くつきあえる半面、もし人間関係でその中でうまくいっていない場合、そこから離れるチャンスが失われる。 こんなことが考えられます。 不安定な思春期に、受験がない方がいいのかとも思いますが、人それぞれ、学校や人間関係によってもかわってくるので、どちらがいいとは決めかねます。一長一短です。

noname#8234
noname#8234
回答No.1

まず、高校入試がなくなるわけですから、これのもつ意味はとても大きいと思います。 メリット 高校入試のために、クラブ活動など中途半端になって、塾通いをする必要がなくなる。 特に運動系のクラブは特にそうですね。 とことんまで、クラブ活動を満喫できますね。 一貫でないと、教育方針が中学校と高校で違う場合があるため、高校入学後に生徒が迷ったりする場合があるが、中高一貫だと6年間という長いスパンで生徒の成長なり習熟度が確認できる。 高い進学率を目指す場合、5年間で高校三年生までの授業を終え、残りの一年間を大学入試に的を絞って、難易度の高い授業ができる。 これは、中高一貫の有名進学校などで行なわれていて、かなり好成績を上げています。 デメリット 私は賛成派なので、デメリットはあるのかな、と思っています。 そもそも、なぜ日本では中学校と高校をバラバラに扱うようになったのか、不思議に感じております。 もちろん、義務教育は中学校で終了というのは理解しているんですが、逆に今までのような中高一貫ではない制度のメリットはどこにあるのでしょうねえ。

09876
質問者

お礼

皆さんありがとうございました。中高一貫に対していろいろなメリット、デメリットがあることが分かりました。

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