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ヒッグス粒子
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それは、ヒッグス粒子についてもっと分からないと無理です。それだけではなく、ヒッグス粒子と対となる素粒子の発見も必要です。超対称性説が正しいなら、ボゾンには必ず対になるフェルミオンがあるとされます。その超対称性について威力を発揮すると期待されているのが、超弦理論です。 ヒッグス粒子はボゾンであり、超弦理論の元となった弦理論で説明可能な素粒子です。弦理論を用いずとも理論化はできており(ヒッグス粒子の予言は弦理論によってなされたわけではない)、超弦理論も弦理論も必須とはしていない、標準模型の範疇にあるものです。 超弦理論が活躍するとすれば、ボゾンであるヒッグス粒子の対となるフェルミオンが見つかり、それを説明しようとした場合です。そのためには、ヒッグス粒子の詳細はもちろん、未発見の対になるフェルミオンも詳しいことが分かる必要があります。現象論的でいいので、どういう超対称性なのかが分からなければ、どういう超弦を用いていいか分からないということです。 ・ご参考 日経サイエンス「ヒッグス粒子の先には何があるか? 」 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2100Z_R21C12A1000000/ 現代ビジネス『大栗先生の超弦理論入門』(大栗博司=著)より【第5講】 弦理論から超弦理論へ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36830
- foomufoomu
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NKHの「神の数式」を見ての話なので、ほんとのところは知りませんが、 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0921/ http://eikojuku.seesaa.net/article/376166365.html ヒッグス粒子は、ワインバーグらの統一方程式の中では「すべての質量がゼロになってしまう」という矛盾が生じることから、苦肉の策として「質量を与える粒子は、これまでに知られている素粒子とは別にある」という仮説をたて、多くの学者から「そんな都合のよい粒子は存在しない」と言われている中、昨年、実験的に証明されて、世界中の学者を驚愕させたものです。 どの理論をもっても、説明不可能でしょう。というか、説明できなかった部分を一手に引き受けている粒子でしょう。
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お礼
大変丁寧な回答をいただき、ありがとうございます。大栗先生の本の評価が高くわかり易いようですので、これから読む予定です。「お礼」の入力が遅れて誠に申し訳ありませんでした。