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ヒッグス粒子

ヒッグス粒子が質量の生成に関わっているならば、これ程高いエネルギーの粒子同士を衝突させなくとも、反応前と反応後で質量の異なる粒子同士の衝突(例えば重水素核同士の衝突による質量欠損、対生成による粒子生成、対消滅による粒子消失など)によりヒッグス粒子そのものが見られなくてもその兆しは観測出来ると思うのですがどうでしょう?ご説明を願います。

みんなの回答

回答No.4

横やり失礼。 私も超伝導がらみの研究やっていたんで素粒子もやってはみましたが、難しいですよ~。 自然を説明するために力学ができ、電磁気学ができ、矛盾を補うために相対性理論や量子力学、素粒子物理学ができました。この一連の流れをどうも理解しないまま、生半可な知識で考えるからこじれるんです。 質問文のような方法があるんなら、とっくの大昔に実験がなされているはずでしょう。専門家をなめてかかってはいけません。 ブルーバックス『現代素粒子物語』、2012.6のプロローグを良く読んでください。 前の回答者も色々おっしゃってますが、こういう質問に答えるにはオンラインは適していないって言うのが正解です。 相対性理論もそうなんですが、勘違いして矛盾するとか言い出す人がいて困ります。 確かに魅力的ではありますが、それだけ高級な考え方を必要としているんです。 研究でも間違った論文が山ほどあるってのに。

machura
質問者

補足

参考図書はまだ見ていませんが、とにかくあなたが仰ることは納得出来ます。思い付きなど所詮は穴だらけで多分、というより間違いなく私の考え落としがあるのでしょう。それを承知での投稿だったわけですが。わざわざ横やりを入れて頂き感謝しています。

noname#175206
noname#175206
回答No.3

>半分は私の無知故の様ですが。  半分ではなくて全部だ。ヒッグス場は調べたのか? ヒッグス機構は? 標準模型は?  その基礎の場の量子論は? その基礎の特殊相対論的量子力学は? 特殊相対論は? 非相対論的量子力学は? 解析力学は? 電磁気学は? ニュートン力学は?  それらを支える数学も必要だ。解析学は? 線形代数は? 微分方程式は? 偏微分方程式は?  しかも、それらの学問は標準モデルを矛盾のないものにするべく、標準モデルを、その根底から支える知識を持った人が作ったものだ。  それを知りたいなら、自分から近づかねばならないということだ。  分からないことは勉強しなければ分からない。  幸い、99%を占めると言われるひらめきは必要ない。1%でいい。それでも大変なのだが。  他人が汗水たらして働いた成果を、自分は涼しいところで心地よく居座って、自分の知りたいこと、あるいは思い付きがいいかどうか、理由を含めて分かるように言えと言う。それは横暴で横柄で横着だと言っている。  あなたは、自分が奴隷扱いされて、それでも嬉しいか? あなたはそういう扱いに、いくらの対価を支払うか? 安くないぞ。他人が一生を捧げるものへの対価だ。その後に継続して援助するかどうかによって違うがね。  そうでなく、そういう努力の余裕も興味も無いなら、新聞報道で納得しておくことだ。今のところ、そうそう間違ったことは言ってはおらんよ。  なぜ、こう尋ねられない。 「それは何を勉強したら分かりますか?」

noname#175206
noname#175206
回答No.2

>「粒子にヒッグス粒子が絡みついていることで質量が得られているならば、反応前後の質量欠損もしくは対消滅で寄生する粒子をなくしてしまえばいい。後は残されたヒッグス粒子が不安定ならば何かしらの信号を発する筈」  だから分かってなくて、専門家も真面目に勉学にいそしむ人間も疲れささせるわけです。  ヒッグス場だといっているのです。都合よくあらわれたり消えたりしない。変化が無いところに観測は無い。  それを知るためにヒッグス粒子を叩きだすわけです。無茶苦茶高いエネルギーで。  なぜ真空に隠れるヒッグス場と言われているか分からないのですか?  表舞台には出ないからです。並大抵のことではね。それがあなたの言っていること。そんなものでひょいひょい出てきてくれるなら苦労は無い・  それを叩きだすには、ヒッグス粒子として観測できるほどのエネルギーを「無」に叩き込まねばならないわけです。  分かるね? エネルギーの計算とファインマイン図くらい出しなさい。南部先生の図でもいいけど。  経路積分もやって欲しい。定量的には必須なんだから。  私だってヒッグス粒子観測(の期待)は嬉しい。それはもう、死ぬほど酒飲んで踊り狂いたいくらい。  でも、それは今までの物理学に敬意を表するが故。私の考え方も作ってくれた、物理の先人故。もちろん、南部陽一郎博士もです。  言いたいことがあるなら、学術論文で言ってもらいたい。査読を受けて掲載されるようなね。英語でだけど。  質問で引っかけようたって、そうは問屋が卸さない。物理学がそんな甘い分野だと思うなら、大間違いだ。  それでもというなら、潰す。言論でね。もし、害毒になる程巧妙であればだけど。そういうのは滅多に無いらしい。少なくとも私は見たことが無い。馬鹿馬鹿しくて読めないのは山ほどあるけど。  でも、答えてあげておきましょう。  物理学的知識がぎりぎり近いのでもないなら、新聞記事から思いついたことなんぞ、「クズ」だ。しかも腐臭を放つものだ。そういうこと。  どうして、「自分はその方面は不勉強だ」と当たり前のことが言えないの?

machura
質問者

補足

何をそんなにムキになっているのです? 半分は私の無知故の様ですが。 「引っかける」とか、「潰す」とか言葉が穏やかではないですね。 それでも、それなりに説明してくれるあなたに感謝すべきなのかどうなのか正直悩んでいます。 新聞の記事が「クズ」ならこの先新聞も碌に読めません。 「自分がその方面に不勉強だ」と言えと言うなら言いますが(実際不勉強だから仕方ないが) それでも罵られる理由が分かりません。

noname#175206
noname#175206
回答No.1

 ヒッグス粒子、というよりヒッグス場の質量への直接関与は2%ですからねえ。  それより、そもそも標準模型の理論的基礎である量子力学と特殊相対論、それを統合した特殊相対論的量子力学、そして場の量子論でいいですが、そこで確実に出てくるものが、それを応用した理論の結果を先取りできるんですかね。  それを説明するんですか? 真空に隠れて見えない聞こえないヒッグス場を叩いて、ヒッグス粒子をどうやって出すかなんですが。説明して分かるんですか? ファインマンダイアグラム読めますか?  いや、兆しでいいんですよね。超大昔、ヒッグス知らないときから分かってますよ。加速器の素粒子衝突実験なんか要りません。重いものは重いですから。  専門家の皆さん、お疲れ気味のようです。難しいところを喩えにしたり、無理は避けて、分かりやすく説明すれば、「それはどうしてだ?」「それなら、こうなるのか?」と聞かれまくり、それならと腰を据え直して説明すると「分かるように言え」とこきおろされる。  はっきり申せば、啓蒙書な解説を読んで、「それはなぜ?」「それならどうなる?」等を知りたければ勉強することです。ただヒッグス粒子・場・機構にたどり着くのは、一生を捧げることになると思いますよ。数多の専門家がそうしてる世界に入り込むわけですから。  準備だけでも大変です。特殊相対論も一般相対論も充分に数式で理解し、量子力学も相対論的量子力学から場の量子論までは数式で完璧に理解する。その基礎には、ほとんどすべての物理学の基礎は理解する必要があります。高等数学も、一つの数式結果をえるためのノート3~4冊分の連綿と連なる数式くらいは平気でこなせないといけない。  そこが出発点です。ヒッグスが出てくる標準模型にとって、一般相対論は外部理論ですけど、最早それ抜きには無理でしょう。どうかすると、超弦理論も出てくる。  故人ですが内山龍雄博士と言う、特に一般相対論の大家の方は怖い方でした。人に対して厳しいという意味で。間違ったことを言うと、怒鳴られます。南部陽一郎先生は、どうも控えめな方ですが、やはり怖い方です。物理学について少し話せば、全ての考え違いを見通してしまわれる。  このお二方に一人で会いに行く勇気をもった物理屋さんは少なかったようです。バッサリ斬られるか、見捨てられる。お会いする機会の無い物理屋さんも、引用するときですら敬意が感じられます。  そのお二方も、優れた啓蒙書を書いておられます。内山先生は一般相対論について、南部先生は素粒子について。名著です。ただ、読んで噛み砕くには、ちょっと苦労します。単純化も平易化もしていますが、真実を歪めないように気を配っているからです。それでも理解すれば、今の報道記事が何を言っているか、分かると思います。  もしご興味があれば、アマゾンなどで今もあるでしょうね。著者名から検索すれば見つかると思います。そういうものを読んで、それでもなお、ということなら、私のような一般人でなく、その道を目指す方などから回答が頂けると思います。

machura
質問者

補足

どうも神経質になっている様な…。 ご自分が殆ど一生涯かけて研究している事を「数行で説明してくれ」と言われたならば確かに不機嫌にもなるでしょう。 さて、私はこのニュースを聞いた時、次のような考えをしていたのですが。 「粒子にヒッグス粒子が絡みついていることで質量が得られているならば、反応前後の質量欠損もしくは対消滅で寄生する粒子をなくしてしまえばいい。後は残されたヒッグス粒子が不安定ならば何かしらの信号を発する筈」と。 だから差し当たっては何故これでは駄目なのかを知りたかった訳です。 勿論教えて頂いた事もありました。「ヒッグス粒子は質量に2%しか寄与していない。」「真空に隠れているヒッグス粒子」 ここに書き込まなければ知らすに過ごすところでした。 今の私の理解では「150GeV辺りで無ければヒッグス粒子の励起状態が観測出来ない(基底状態は0eVか?)」と解釈していますが果たしてまた不況を買うのか?

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