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老犬の末期がんの緩和ケア
- 老犬15歳♀。直腸腺癌と診断されました。先生の治療方法に疑問を感じてセカンドオピニオンを受けました。
- セカンドオピニオンの獣医からはQOL向上のための緩和ケアが勧められました。現在はプレドニンとパセトシンの薬が処方されています。
- ステロイド剤への懸念があり、非ステロイド剤の使用を検討していますが、効果や副作用が気になります。アドバイスをいただきたいです。
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No.2です。 安楽死はとても判断に迷います。 先先代犬を安楽死させてしまったことは、もうそれしか道がなかったので仕方がなかったのですが、 殺してしまったという何とも言えない気持ちがずっと残ってしまい、先代犬の時は迷いに迷って 散々苦しめて結果決断できずに終わりこのこともとても後悔しています。 肺がんの転移による呼吸困難、腎不全による全身の痛みで三日三晩本当に水におぼれるような 苦しさを味あわせてしまいました。 今でもふいごをふくような苦しそうにあえぐ呼吸音は私の耳から離れません つまりいずれの道を選んでも決して良かったとは言えない気持ちが残るのです。 どちらも飼い主の深い愛情からの決断であり、そしてどちらも正しいとか正しくないとか判定できない ものです。 もし自分だったらどうしてほしいかと考え、やはり苦しみが大きければ安楽死をと日ごろから 思っていながら、なかなか判断しきれないものです。 先先代犬は大腸がんの発見が遅れ、年齢も大型犬で12歳を越えていて状態もよくなかったので 手術はできませんでした。 今よりもずっと動物医療も遅れていて、大型犬で10歳を越えたら寿命、ましてガンであれば 打つ手なしという時代でした。 便が出ない為あらゆる手段でのぞみましたが最終的には腸が詰まることで体中に毒素が回ってしまい 多臓器不全に陥りました。 もしかしたらやはり肺に転移があったかもしれません。 苦痛で苦しみの声を上げるほどでした。 安楽死自体は全く苦しみもなく、眠るように逝きます。 今になって思うのは、闘病中からどうしてやるのがベストなのかと散々迷い苦しみいつも 二者択一を迫られ続けているシニア時代を経て、その最後に飼い主がする判断には間違いは 無いものと思います。 具体的に言えば心臓が弱っている場合には苦しむ時間は比較的短く、心臓が健康であると 長い間苦しむことになるように思います。 どういう状態をもって長く苦しむかという判断はそれはもう飼い主さんの感覚でしょう。 長さより苦痛の大きさと言ってもいいかと思います。 現実に対峙してこれはもう苦痛から救ってやらなければと思った時がその時なのではないでしょうか。 先代犬の三日三晩の激しい呼吸困難は長すぎる苦しみだったと思います。 飲まず食わず寝ずの看病、それもただ体をなで、声をかけるしかできないことは飼い主にとっても 地獄のようでした。 早く苦しみから救ってほしい、早く天に召されますようにと祈ったり、なぜこの子をこんなに 苦しめるのかと神を呪ったり、本当に愛犬と共に苦しんだ壮絶な三日間でした。 さて今の犬が苦しんだ場合どうするかと言えば、今は何も考えたくないというのが本心です。 犬が懸命に苦しみと闘っているのに、飼い主はその命を絶てるのかということは永遠の命題ですね。
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- mickadel
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ご苦労が続いているようですね。 うちの先代犬(前回のご質問でお答えした件の犬です)も肺がんの手術の後プレビコックスを大学病院の 医師に処方されて使いました。 説明によればプレビコックスは関節痛などの鎮痛剤として主に使用されますが、腫瘍に対する効果も大きい ことが学会発表で分かったということでした。 ですのでステロイドに代替する非ステロイド系の薬としては良い選択なのではないかと思います。 今までの経過で考えると主治医の先生には不安を覚えますが、今後起こるであろう痛みの緩和など急激 な症状を見てもらうためには近くの病院が一番です。 遠方ではとても体力のなくなった犬を運べません。 前回も回答した通り腸(ガン)の問題といずれ起こる可能性のある腎臓や多臓器不全の問題とどちらを 主に考えるかという事になると思います。 今後一日でも長く生きてほしいという選択(なるべく非ステロイドを使用し腎臓を守る、主治医の考え方)か、 時間が短くとも苦しみなく生活してほしいという選択(強い薬を使用してガンによる苦しみをとる、セカオピの考え方)かになると思うのです。 腸閉塞は先先代の犬が経験し、その頃はまだ今のような医療も充実していなかったので安楽死でした。 それほど苦しむ症状です。 よく先生と相談されて、自分がどうしたいのかを話して適切なお薬を要望されたらどうでしょうか。 自分はこの方向でやっていきたいのでこういった薬を出してほしいと言っていいと思います。 またどの薬を使用しても芳しくない場合にはすべて西洋薬をやめて、自宅点滴(点滴は代謝の為にした方が 良いと思います)と漢方薬やサプリメントを使用するという手段もあると思います。 治療の効果、犬の苦しみ、飼い主さんの思いと三つ巴の悩みで大変かと思いますが、頑張ってください。
- EkWk
- ベストアンサー率42% (69/161)
辛いことを思い出したので手短に。 私もその主治医の説明に納得できません。 セカンドオピニオンを再度求めて下さい。 どんな治療方針を選ぶかは飼い主の自己満足かもしれません。 それでも、悔いの残らない判断が出来るように頑張って下さい。 それと腸閉塞は地獄です。
お礼
回答ありがとうございます。 できましたら薬の件でアドバイスいただけると助かります。
お礼
前回はありがとうございました。 今回もプレビコックスの件大変参考になりました。 こちらでも色々調べてみたところ癌の増殖を促すCOX-2の産生を抑制することである特定の癌の増殖を抑える効果が得られるのではということでがん治療に処方されることはあるようです。主治医に言われたプレビコックスがステロイドより腎臓の負担が軽くなるという根拠は見つけられませんでしたが今回のケースでこの薬を勧められること自体特におかしい事ではないのかなと思いました。 プレビコックスに切り替えるかはもう少し検討したいと思います。 あと安楽死について質問させてください。 先々代の犬の安楽死ではさぞ辛い思いをされたかと思います。 辛い経験を思い出させるようで大変恐縮ですが、もしよろしければその時の状況を教えていただけないでしょうか? 安楽死については既に主治医と相談済みで、具体的な処置は麻酔薬を使用するので苦痛はほとんどなく眠るように逝くとの説明は受けました。 腸閉塞や多臓器不全で苦しむ期間が長く続くようであれば安楽死の選択も決断しないといけないでしょうと言われそのとおりだとは思うのですが、長く苦しむか苦しまないかは死んで初めて分かることであって苦しみが長く続くかどうか飼い主には判断つかないような気するのですが実際どうなのでしょうか? No.1の方も腸閉塞は地獄ですと言われてますが、長く苦しめない為には腸閉塞の症状(便が出ない、嘔吐等)が出始めたら、安楽死の決断をされたのでしょうか? 非常にデリケートな問題で不快に思われましたらすみません。