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安倍内閣が右傾化政権という意見、批判が。
実際はどうなのでしょう。 右翼左翼という定義は主に2つあったと思います。 伝統的価値観を大切にする保守と、平等や差別撤廃など新しいより良い価値観を勧める革新の対比。 資本主義と社会主義の対比。 大体の意味なので細かい突っ込みはおおといて、安倍政権はじゃぁどっちなのか。 日本の理屈で、理不尽な不名誉を払拭して誇りを取り戻そうとすることは保守的でしょう。 しかし、戦後70年の日本が歩んできた反省の歴史、価値観を壊すなら革新。 韓国人中国人差別をしているというのなら右翼。 資本主義の名主アメリカから離れて、同じ民主主義の韓国と首脳会談を行わず、北朝鮮やロシアとは会議を繰り返しているから左翼。 右翼左翼の議論は日本では定かではないような気がします。 共産圏に近づいてアメリカをないがしろにするなんてちょっとまえならハト派の赤の左翼の典型ではなかったでしょうか。 それがいざそれをすると右翼。 自分の認識していた定義が実際はどうなのか考えるようになりました。 世界は実際右翼左翼を主にどのような思想と認識して、どのような感情を抱くのか。 特に先進各国の考え方に明るい方がいらっしゃったらご教授ください。 アメリカは資本主義(右翼)の典型?なら右翼であることは良いこと? でもオバマ民主党政権は高福祉政策(左翼)。しかし、人種差別が増加してる(右翼)現実も。 中国は社会主義(左翼)、しかし民族弾圧(右翼)、戦後秩序を守るように日本に要求する(右翼)。 海外の日本は悪だという感情を本当に煽るのであれば決定的な右翼左翼の批判されるべき価値観があるはずです。その価値観があるのなら何でしょうか。 世界がどうだから合わせるしかないというわけではないですが、当然その価値観は踏まえて行動するべきでしょう。 右翼左翼レッテルは批判する当人によってはじめて作られる分類で、立場が変われば逆転しうるものだということもわかりますが、世界の標準はどこにあるのでしょうか。 世界の物差し、各先進国の物差し、先進国全体の平均的な物差し、国連全体の平均的な物差しだと日本はどこに位置しているのでしょうか。 いるのでしょうか。
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いまは右派と左派ぐらいの分類で充分かな。米国も日本も政権のなかで両方存在し、米国などは逆にそれを利用したり、バランスがとれて偏らない政治的効果がありますよね。単独政党しかない中国、北朝鮮は右左が無いと思うし、あくまで民主主義下での右左なんだろうね。いずれにしても国、国民がよくなるためにあるわけなんだけど、日本の場合、右は政権党、特徴は企業優遇、米国依存だし左って情けないかな日本共産党ぐらいしかないなあ今は。他の国と違う所は、その左を選挙制度を不利にしてつぶしているようでなんとも不公平なんだね。米国のようにねじれ議会が普通になれば、国民幸福度が上がるのではと思ってしまうこのごろですな。
日本ではきっちりわかれてないところがあります。 心理学者アイゼンクの分類はいかがでしょうか? ファシスト、保守、自由、社会主義、共産主義 のような形で分類してたと思います。 http://cindyrotus.jugem.jp/?eid=7 (アイゼンクの政治意識論) 心の硬さ、柔らかさを大切と考えます。 ローウェルは現在より遠いのか、端は革命的ととらえます。 右にいけばいくほど時間軸が過去、左が未来です。 保守には経済、伝統、国家など何を守るかになります。 欧州では移民問題があります。 ドイツでもNPDなどは極右で過激なようです。 フランスの国民戦線も極右です。 共産主義政党も以前より修正して左翼系の政権で閣僚を出しているように、遅れて極右政党も修正して与党入りを 目指して現実路線にという動きがあるようです。 分極的多党制じゃないですけど、イデオロギーというのはあまり分かれると大変なんでしょうね。
- xx x(@hateha2_goo)
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右翼左翼と言うからには、翼でしょうが、実際、羽を伸ばしているのは、政治、マスコミ、主翼はそれらのプロパガンダではないでしょうか? 世界の各国が歩み寄り、各種新色を出しだした、その色合いを表現しきれずに迷走するマスコミの姿など思い浮かぶのではないでしょうか? それら新色が動かぬものとなる日もあるのでは? まだ定かではありませんが、人間味あふれるものが鮮明化することではないでしょうか。 世界標準も、軍事暴力が無ければ気候風土、熱帯の花が咲く地はその色、雪が降ったら白となるのでは? あまりの多様ではありますが、取りまとめたいが、日本の難しいところと言えるのではないでしょうか。
- NoJo
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>南シナ海への中国進出をアジア各国が危惧していると思います。 ええ、日本にとってもこれは大問題とおもいます。 もしも南シナ海から東南アジアルートで太平洋に出て来られたら、これは日本にとって致命的ですよね。 なので武器輸出については見直しが不可欠で、インドや東南アジアに日本製の武器をどんどん輸出すべきだと思うのです。 けれども、こうした日本の事情とは裏腹に、日本が今後メイド・イン・ジャパンの高品質な武器を自由に輸出できるとなるとアメリカですら黙っていないとおもうのです。 実はいま行なわれている「集団的自衛権に関する憲法解釈」についても、今後の東南アジアとの連携を見据えてのことと、私はみています。
- NoJo
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お礼ありがとうございます。質問と回答というより意見交換ですね(笑) >日本は健全な左翼がいない右寄りの国ということなんですかね。 マスコミもマスコミが発表する世論も左寄りなので、政治に興味がない人はなんとなく左寄りに流されている人が多いのではないでしょうかね。 なのに国政選挙では保守政党が勝つ。これは保守思想の国民が多いからではなくて、たんに支持基盤の差ですよね。 >日本での左右の概念はそれであったとして、じゃぁ世界はどうなんでしょうか。左右の概念が日本でもこれだけ本来の意味とはずれている中で、世界標準がどこにあるのか どうも右翼・左翼の意味合いは国によって違ってくるみたいですよね。共産主義の国にとっては「共産主義=保守」で、「反政府=左翼」? でもたとえば中国なんかだと、右を向いても左を向いても共産党しかいないわけで(笑) 国によって意味合いが違うということは左右の世界標準はないというか、右翼左翼という言葉が生まれた元々の意味に戻るしかないんじゃないでしょうか。なんだか日本海を東海(East Sea)と呼んでいいのか、みたいな話ですねw >中韓がいう右翼の指定は世界の方々にどう映り、世界の指導者にどう映り、どう地球世論を形成するのか気になります。 >じゃぁ、グローバルな目で、日本に影響を及ぼしうる国の限りで、日本は何を根拠に左右のどちらに動いているとみなされるのか、その変化は歓迎されているのか懸念されているのか。 安倍政権が右寄り(保守思想)であることは認識されているとおもいますが、いまのところは、それが中韓のいう“軍国主義化”に直結して捉えられているわけではない。という印象です。「となりの国があれだけ軍拡しているのだから経済大国である日本がそれに対抗しようとするのは当然だろう」と観ているのではないでしょうか。 つまり、いまのところ日本が武力によって他国を脅かすような野心を持っている国ではないと見られている。また、例え日本が軍拡しても戦前の軍部や現在の人民解放軍のように自衛隊が暴走することもないだろう、と。 ただし、右傾化の先にはまちがいなく、憲法9条の改正、武器輸出の見直し、核兵器の保持・開発があるでしょうから、こうなると多くの国と利害が対立する可能性がでてきますよね。日本と利害が対立する国は「日本が軍国主義化している」と言いだすかもしれません。特に核兵器を持つと日本の外交交渉力が飛躍的に強くなるんでしょうから、アジア情勢がなんとか安定している現状では絶対に阻止しようとするのではないですかね。 これは私も含めてなんですが、どうしても日本人は世界基準の“正義”や“倫理観”のようなものがあって、それに合致した行動をとっていれば孤立することもないし、多くの国が日本の立場を理解してくれるんじゃないかと思ってしまいがちですが、残念ながらそんなものはどこにもないのが現実なんでしょうね。 中国による民族弾圧の事実を知りながら、チベットの独立をアメリカは認めない。核を大量に保有している国が、他国が保有することは許さない。・・・自国の利益こそが正義ということですよね。
- hekiyu
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”戦後70年の日本が歩んできた反省の歴史、価値観を壊すなら革新” ↑ たかだか70年では歴史とは言えないし、 その間は理不尽な圧力に屈していただけ に過ぎない。 本来の姿に戻すだけだから保守、という 言い方もできます。 ”韓国人中国人差別をしているというのなら右翼” ↑ 右左と差別は関係無いと思います。 ”資本主義の名主アメリカから離れて、同じ民主主義の韓国と首脳会談を行わず、 北朝鮮やロシアとは会議を繰り返しているから左翼。” ↑ 民主党がそうでしたね。 尚、民主制と社会主義は相容れないものではありません。 民主制というのは君主制に対する概念で、 社会主義も民主制です。 ただ、権力の分立がなされていないので、日本や欧米の 民主制とは異なる、というだです。 社会主義の民主制を集中民主制といいます。 ”決定的な右翼左翼の批判されるべき価値観があるはずです。 その価値観があるのなら何でしょうか。” ↑ 人間には理性があるんだから理性を重視しよう というのが左派であり革新です。 社会主義はその一環です。 理性など信用できない。 試行錯誤の結果である歴史、伝統、常識、習慣の方が 信頼出来る、とするのが右派であり保守です。 米国には歴史らしい歴史がありませんので 保守と呼ぶにはためらいがあります。 それにやっていることは理性重視の政治ばかりです。 最近では幸福学なるものまで盛んになっています。 この意味では米国は革新であるわけです。 ”世界の標準はどこにあるのでしょうか” ↑ この保守革新という対立は、遠くギリシア哲学に まで遡ります。 中世にはいり、啓蒙主義とロマン主義の対立に なります。 その後、ドイツ観念論哲学に昇華し、ヘーゲルに よって一応の完成をみました。 理屈などどうにでもなります。 無理して保守革新に分ける必要があるでしょうか。 保守だ伝統だ、といっても時代に合わせてある 程度は変革することになりますし、 革新だ、といっても伝統や習慣は無視できません。 そもそも理性そのものが歴史や伝統に基板を おいています。 百%保守も、百%革新も存在しません。 あるときは保守、この分野では革新、この観点からは 保守だが、こういう角度からみれば革新、 それでよいのではありませんか。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 ギリシア哲学まで遡ったことがなかったので勉強になります。少し調べてみたいと思います。 韓国の民主主義は失礼しました、資本主義のつもりでした。 お話を伺う限りでhekiyuさんは保守革新こそ左右の基準だという考えをお持ちだと理解させていただきましたが、違ったらすみません。 一方で世界的東西対立による左右の定義があることは紛れもない事実だと思います。日本はそれを実感する歴史が少ないと思うのですが、まさに東西の外圧に苦しむ国にしたら左右の思想は決定的な区別を生むことも容易に想像できます。 日本国内はそれで解決できても同じ言葉が世界では意味を変える可能性がある以上、日本の概念で完結させてはいけないとも思います。まして、世界的に右だとレッテルを貼ろうとする勢力があるので世界世論の基準を知りたい、知るべきだと考えた次第です。 左翼と差別撤廃は元来強い繋がりがあったかと認識しています。 貴族などの権力者層と虐げられる市民層の対立の中で、市民層が平等を訴え革命を起こし、平等無差別を理想に発展しているはずですが、いかがでしょうか。 また、七十年は歴史とは言えないかどうかは人の感覚に拠ると思います。また、敗戦日本が日本人の感性で築いた日本らしい価値観だとも言えます。確かに枠組みは押し付けられたものとも言えますが、日本人なりの解釈で日本人的感覚で独自に発展したともとれるわけで、そうならば今の戦後日本もまた保守という発想もできます。極端に言うなればアメリカという絶対的将軍のもとで成立した現代のワシントン幕府を打ち破る。将軍が徳川から総理に、総理からアメリカに変わってその中で日本人的に発展させてきた。天皇と対立した将軍のもとでまとまっていた時代もあるわけですから、大統領将軍のもとに団結する柔軟性も日本人は有しているはずです。よってそれこそ保守だと捉える思想があってもおかしくはないでしょう。(ちなみに私自身は逆ですが)。理性的な考えをした結果、ワシントン幕府の政治に反感を覚えているのが今だと思えば、まさにhekiyuさんのおっしゃる左翼的思想でしょう。 だからこそ左右のレッテルは無意味だと重々理解しております。 一方で自分で貼らなくとも外国から貼られて、広報されていることもまた事実。 日本では意味を持たない左右でも国が変われば時代が変われば、指導者が変われば大きな意味を持ちうると考えるので、ぜひグローバルな視点で右翼左翼を考えさせていただきたかった、というのが発問させていただいた意図です。 いろいろ考えることができたので大変感謝しております。ありがとうございます。
- NoJo
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純粋に質問しながらも示唆に富んだいいご質問ですねー。 あなたがしっくりこないのも当然だとおもいます。 もういまや右翼左翼という本来の意味合いや純粋な思想はほとんど意味をなさなくなっていて、 たんに自分とは違う意見をもった相手にレッテルを張るだけの道具になっていますよね。“ネトウヨ”とかいい例ですね ただ、日本の政治においては戦前から日本人が築いてきた大切な価値観・思想・祖国を愛する心を守っていこうとしているのが“保守”。 戦後に自民党が保守政党として成立したのは、敗戦によって国土だけでなく日本人が大切にしてきた思想や精神が壊されてしまった。これをなんとか取り戻したい。という理念に同志が集まったのですよね。70年経ってもなお取り戻せていないのだから、戦後レジウムの脱却こそが保守政党である自民党の悲願ということです。 もちろん、自民党は政権政党として国民と国土を守る責任がありますから、GHQに押しつけられた無茶な憲法の下で日本を独立国として保つためにはアメリカの軍事力というバックがなくてはならない。そのためならアメリカに対してかなり不利な条件であっても安全保障を依存せざるを得ない。 こうした自民党のやり方に異を唱えるのが左翼。 日本人はほっとくと他国を侵略する悪い民族だから軍隊を持つな。GHQ憲法は変えるな。ついでに自民党が勝手に結んだ日米同盟反対。 つまり、日本においては革新=左翼ではなくて、保守の反対側=左翼。自民党のすることに反対=左翼。 これが日本の左翼の実態だとおもいます。 ネット上でも左翼思想の人の書き込みを観ているとわかりやすいですね。 安倍さんがすることにはとにかく反対なのです。そして最後には国益だの外交努力だの抽象的な表現をつかって“わかったようなわからないような”印象を残しますw しかし、ただただ反対するだけの左翼であっても、チェック機能として大切な役割を果たしていると思いますから、個人的にはどちらも必要。と思っています。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 そうなんですよね、日本の左翼は共産党以外実は思想信条を持たぬ、対抗する価値観があって初めて成立する、いざ本流になった際にもその実体を持たぬ故に何もできないという印象を昨今感じる方は多いでしょうね。 粗探しでも何でも結果としてブラッシュアップできるという意味では価値は見いだせるとも思いますが、保守に反対し保守の信念を実現させないことこそ至上命題となってはいないか、その為なら手段を選ばないようになってはいないか、など様々憶測してしまいます。 日本は健全な左翼がいない右寄りの国ということなんですかね。極端な左右の思想で国民同士が対立し分裂するような国にならないだけましなのでしょうが、健全に機能する左翼ができてほしいとも個人的には願っていたりしますが。とはいえ、55年体制当時は圧倒的な右翼の国と言えるはずなのでやはり今の日本は左に少しずつ傾いているとは思いますが。 日本での左右の概念はそれであったとして、じゃぁ世界はどうなんでしょうか。左右の概念が日本でもこれだけ本来の意味とはずれている中で、世界標準がどこにあるのか、中韓がいう右翼の指定は世界の方々にどう映り、世界の指導者にどう映り、どう地球世論を形成するのか気になります。 アメリカなんかは二大政党でその政策も報じられるので推測できそうな気もしますし、韓国や今話題のウクライナなど東西双方の思惑が交錯する国は、左右の基準が東か西かに重きを置いていると推測できます。これらの国の価値観だと日本は左傾化と指摘されそうで中国の右傾化バッシングに逆だろとつっこんでいるのではと推測してしまいます。 中国は中共の目指す理想の左を基準に考えているからそれに歯向かう日本は右傾化という理屈も想像できます。韓国も中国寄りの左傾化をしているからこそ日本を左傾化と言わずに批判的に右傾化と言ってしまっているのかなと。 中国の侵略に悩まされる南沙やチベットインドのような国だと好意的に右傾化と言うのではないか。 ヨーロッパの国々は日本と反対に中国に馴染みは薄くロシアこそ危険な共産国としているような印象を受けます。となれば日本は左傾化を心配されているのではないかと思います。 じゃぁ、グローバルな目で、日本に影響を及ぼしうる国の限りで、日本は何を根拠に左右のどちらに動いているとみなされるのか、その変化は歓迎されているのか懸念されているのか。世界の反応には大いに興味がそそられます。先進国や日本を支持してくれていた国々の本当の世論はどんななのか気になります。 中韓の批判は実際のところどこまで受け入れられるのでしょうか。日本は本当に世界的バッシングを受ける可能性は無いのか、現実はどこにあるのか客観的な根拠に関心があります。
- Mokuzo100nenn
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実際は、共産党が左翼で自民党が右翼です。 第二次安倍政権になって何かが変わったわけではありません。 「海外」とか「世界」は安倍政権が右翼だから云々などとは言っておりません。 世界192カ国の中で例外的に朝鮮半島の南の臨時政府と、中国共産党政府がそのようなことを言っている程度です。
補足
回答ありがとうございます。 しかし、質問の回答にはなっていないので残念です。 自民党が右翼、共産が左翼というおおまかな分類は承知しております。 国として安倍政権をはっきり右翼と決めている国が彼の2か国ということも承知しております。 しかし、ニューヨークタイムズ紙など欧米メディアや、一部ユダヤ人権団体からも声が上がっていると報じるところもあったと思います。 そのメディアが中国の息がかかっていることも重々承知しておりますが、そんなメディアが世論を形成する恐れもあります。 右翼左翼が政治信条を把握する指標になるのなら、また国によって時代によって捉え方が変わるのなら、どんな右翼が世界では拒否されて、どんな左翼が世界では拒否されて、その基準はどこで、また何を持って右翼のレッテルを貼ろうとしているのかを考えたいと言うことです。 日本の中の定義は一つ自民ー共産の構造が一つなのはわかるのですが、共産圏に近いことは左翼寄りという価値観もまたあります。その事はご存知ですか?右傾化というより左傾化を指摘されてしかるべきでしょう。保守自民党の右翼政党が共産圏に近づいてるわけですから。 そういう意味では右だ左だの議論は日本において曖昧なものなのだと思う次第です。 意図が伝わらなかったのであればすみません。
お礼
ご意見ありがとうございます(笑) 確かに基盤の大小は大きいでしょうね。 ただ、あくまでも保守思想に拒否感がないから反対はしないけど、保守の腐敗を意識したときに革新を推したこと。しかし、革新の政権に呆れてまた元サヤに戻ったとも見られます。左派には早々に拒否を示したのですから。いっぽうで原発など強い関心事にはそれなりに動きと世論が形成される。そぐわない事には意外と市民も反応することにびっくりしたのも事実です。つまり、自民党は案外民意なのかなと思ったりします。右翼自民党を監視することが日本の左翼なのであれば、声にならぬ民意のその実態は中道右派なのではないか、とも思います。そう考えれば日本はもともと右寄りの国で、今の中国などの態度に拒否感をもっていることも納得なんですよね。 世界標準なんてない。強く同意します。あるはずなんてないんですよね。 おっしゃる通り外交や同盟、国連なんて所詮自国の利益確保の手段に過ぎないでしょう。そうなると、利益確保のために国が集まり、共通の枢軸を定めてグループ内世論が生まれるでしょう。結果としてそのグループが戦勝すればそれが世界のスタンダードになる。繰り返されてきた歴史ですね。じゃぁ、その敵として認識するに値する材料に日本の政策はなりうるのか。そういう認定をしたがる国は明白ですが、そうなる可能性を秘めた関係国や、ネガティブな印象をもつだろう感性をもつ国って無いものか気になります。敵国条項が無力化しているとは言えある程度の国際世論が沸いてしまっては現国連の憲章では日本は枢軸。弱い立場故に不安があります。米露2大国時代からG20の時代、意図が絡み合う国際情勢とは裏腹にそのリーダーが不在になり世界の勢力再編の波の中で国際世論はやはり重要でしょう。多数派を形成する、或いは多数派に乗っかることは生き残る上で肝要と思います。 日本は現在、国際社会から保守政権だが極端な右翼だとはされていない、適切な軍拡とその理由を認めてもらえていると私も思います。政治的関係より導いた希望的観測も多分に含んでいますが。まぁ、各政府世論なんて明日はどうなるかわからないので意味はないのかもしれません。しかし、国民感情や信条、歴史認識としての世論は敵国認定をされるまではそう一気に変わらないと思うので見聞してみたいです。 アジア情勢に関しては意見が合いませんでした(笑) 安定しているという認識はあまりないような気がします。 南シナ海への中国進出をアジア各国が危惧していると思います。アメリカがアジア重視を表明し、中国を牽制してくれると大いに期待していたとベトナム人とタイ人とフィリピン人の友人が言っていました。しかし、オバマの内向き政策、米軍の派遣に消極的に失望したそうです。そこで平和主義で東南アジアも大事にしてくれる大国日本も秩序維持に協力できるようになることは大歓迎だそうです。日米が協力して中国を牽制することに否定的な意見はなかったです。それどころか、ベトナムについては、軍の武器などは中国の旧式のものが現実らしいです。ベトナム戦争では梯子をはずされ、中越戦争では中華思想で制裁を加え、西沙諸島を奪われ、怒り狂っていました。日本の武器と日米中心の秩序がないと東南アジアに平和はないと。軍事力を輸出するのではなく牽制する力をアジアのために使ってほしい、ということでした。むしろベトナム戦争で金をもうけ国際的な地位を高めるような代理戦争をベトナムに押し付けた中国は死の商人、平和のための抑止用武器輸出は平和の商人。武器輸出は必ず悪であるという考えは違うそうです。なるほどなぁ、と鱗が落ちました。 意外と日本の軍事大国化は望む声も大きいかどうかはわからないですが、あるようです。東南アジアの声はもっと聞くべきなんだと思います。それが尖閣諸島も含めた日本の利益とアジアの利益となる可能性があるのですから。 自分の意見はあまり主張しないつもりだったのですが、すみません。 ついつい、、、^_^;