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最近の若い人はあまり出世したくない?
若い世代の人達とも話をする機会があるのですが、あまり出世はしなくてもいいと考える若いサラリーマンがけっこういます。 昔は「目標は社長になること」という新人サラリーマンの声をよく聞きました。 しかし、最近は「あまり出世はしたくない」ということをよく聞きます。何故かと聞くと「上司を見ていて、あんな苦労したくない」や「あんな働き蜂にはなりたくない」と言います。「もっと趣味などに時間を使いたい」という意見も少なくありません。 高度経済成長の中で頑張ってきたお父さんやおじさん達には何とも情けないと思われる人も多いと思います。 私は66歳ですが、若者が西欧文化に近づいてきたのかなとも感じます。 賛否両論あるでしょうね。
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- yuklamho
- ベストアンサー率26% (305/1156)
40代の男性です。 『若い世代の人達とも話をする機会があるのですが、あまり出世はしなくてもいいと考える若いサラリーマンがけっこういます。』 別に西欧文化に近づいたと言うわけではないと思います。西欧の人たちだって出世欲はありますよ。 思うに、主な理由は出世しても給料が大して上がらないのに責任や仕事が増える(リストラの対象にもなる)、それなら(働き蜂になっても報われないのなら)「もっと趣味などに時間を使いたい」というのも当然なのではないですか。 『高度経済成長の中で頑張ってきたお父さんやおじさん達には何とも情けないと思われる人も多いと思います。』 それは、高度経済成長という波に乗っていて出世すればそれなりにいいことがあった(頑張り甲斐があった)からではないですか?
- ekopon
- ベストアンサー率10% (111/1076)
同世代のオバサンです。 最近はしょっちゅうTVでエライ(?)方たちが薄くなった頭を下げて、 「お詫びいたします」と謝っている画像を見ますもの~ 東電の社長といえばちょっと前までは肩で風切ってたと思いますが、 今の社長は「人が良さそうで気弱そうな人にムリヤリ押し付けたんじゃないの?」って感じだし~
お礼
回答ありがとうございます。 同世代の女性の方ですね。 確かに、そういう場面はよく見ますね。 「今の社長は「人が良さそうで気弱そうな人にムリヤリ押し付けたんじゃないの?」と感じられるということは日本もやっと民主主義が根付いてきたのでしょうね。 昭和30年代だったら、市民が国営企業の東電社長をかわいそうというようには見ませんでしたものね。
- one-answer-dog
- ベストアンサー率17% (6/34)
出世したがらない理由は良く分かります。 だって、現場の方が面白いからです。 出世すると、まず、ゴルフに付き合わなければならない。 日曜日、この日とは、キリスト教会では、神に祈りを捧げる日なのに、 できの悪い上司達と一緒にゴルフする事を強制させられ、 それは、親睦のためではなく、 馴れ合いのための親睦会みたいなものであり、 つまり、馴れ合い。それは、悪党どもが互いに悪事をかばい合い その悪事が無かった事にしようなどというたくらみの会が、 ゴルフじゃないですか。 これは、一般常識ですよ。普通。サラリーマンならば誰でも知っている事です。 ですから、最近の若者とは、出世すると、悪事を働き馴れ合いする会社の上司や経営者達に対して、 吐き気をもよおします。 そして、そんな出世よりも、もっと現場主義で仕事をして、仕事の実力を付けて、 仕事を通じて、馴れ合いの職場ではなく、 チームワークを重視した組織力を使った組織運営してゆく事に魅力を感じる事でしょう。 出世する人間って、結局、馴れ合いが好きな人間が出世するのです。 現場主義が大好きな人間は、出世を拒絶します。 それは、例えば、警察官なんか見ればそう思います。 犯罪者を取り締まる事に情熱を燃やしている警察官って、出世したくはないのですよ。 出世して事務処理をするぐらいならば、殺人の現場を解明して犯人捜しした方が好きな人間とは、 警察官には多いです。 いいじゃないですか。 出世なんて興味が持てず、太陽にほえろだとか、あらゆる警察官の活躍現場である、現場主義重視。 これぞ男のロマンというものです。 ですから、ロマンチックな男とは、出世というものを拒絶しますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 one-answer-dogさんが書いている内容は決して大げさではありませんね。 ゴルフの話し、出世の話し、その通りでしょう。 上場会社の多くは役員が高学歴です。それも最高峰のです。しかしそのほとんどはone-answer-dogさんが書いているように「馴れ合いが好きな人間」です。言葉を変えれば、上司にゴマをすらない人間はとても出世はできませんね。 ゴルフ、マージャン、酒が嫌いな人はほとんど役員までは到達できないですね。 「日本紳士録」という本があります。一冊10cmはある本ですが、ここに記載されている部課長、役員の趣味が99.99%ゴルフです。それは異様です。実際そんなはずはないのですが、ゴルフと書かなければ異常者扱いになるからです。 one-answer-dogさん、大丈夫ですよ。大企業でも中小企業でも業務を支えているのは現場の人達です。それは間違いありません。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
私は、若者は単に時代に自分を合わせているだけだと思います。 私が社会人になりたてくらいの頃、NHK特集が「最近の若者は就職しないでフリーターとかやってやがるんですよ。バカですね」って番組をやっていました。その中で、フリーターのバカバカしさと正社員の堅実さの違いとして年齢ごとの年収の差をグラフで示していました。 それによると、40代になると正社員の年収はぐーーんと伸びるんですね。いうまでもなく、そのくらいの年齢になると管理職になるからです。40代で課長、50代で部長、当時はそれが当たり前でした。 しかし今はどうでしょうか。この「失われた20年」で年収は上がるどころかむしろ下がるばかりでした。私と同世代の人でも、運が悪いと新入社員の頃と収入がほとんど変わらない人だっています。 それ以上に問題なのは、かつては正社員であれば保証されていた「安定した雇用」が、今ではまったく保証されなくなりました。本来は「再構築」という意味である「リストラ」は、今では基本的に「社員をクビすること」という意味で通っています。 かつて「窓際族」と揶揄された人たちがいました。でも今はどこの会社にも窓際族なんていません。そんな人がいたら今は「追い出し部屋」に移されて辞表を提出するまでじわじわといじめられます。そんな人を囲っている余裕なんて企業の側にもないのです。 私が学生だった頃、ある先輩がJAL系のホテルに就職が決まっていたことを自慢していました。あの当時は人気企業のひとつでバブルだったとはいえ内定を取るのは難しく、しかもJALといえば一流中の一流企業。しかもそこは直系の系列会社だったので、JAL内定に次ぐレベルでした。もう「俺はお前らとは違うんだよ」って顔をしていましたね。何しろ当時のJALのスッチーといえば花形職業で、「ランチを食べるためだけに日帰りでソウルに行って焼肉を食べた」とかそういう景気のいい話があったことは質問者さんもよく覚えてらっしゃると思います。 しかし、JAL本体がまさかまさかの実質的な破たん。もちろん系列のホテルなどは破たん前にすべて売却されてしまいました。確かその先輩の就職先だったホテルはさらにその先で転売されて結局ホテルそのものがなくなり跡地はビルだかマンションだったかになったはずです。 かつてスッチーと呼ばれてそのへんの男性サラリーマンより高給だった花形職業は、いつの間にかキャビンアテンダントと名を変え有期雇用で数年で使い捨てられる肉体労働者に変わりました。スッチーってプロ野球選手の奥さんの定番でしたが、今は女性アナウンサーですよね。 「JALが潰れて、SONYが大企業病になる」なんて、25年前の人にいえば鼻で笑われて相手にされなかったでしょう。ジャパン・アズ・ナンバーワン。そんな時代もありました。 そういう「非正規雇用も当たり前で、正規雇用に就いても雇用の安定は保証されない。出世のポストの確約は一切なく、いつリストラされるかも分からない」という時代に生きているならば、無理に頑張ってストレスでうつ病になるより、無謀な野心を持たずに自分の時間を大切にするほうがはるかに現実的です。 最近よく「若者の〇〇離れ」なんていいますけど、考えてみれば世間はデフレの世の中です。デフレ社会では1万円は黙って持っていればその価値は上がるのです。そしたら、「お金を使うことは非合理的で、貯金こそ合理的」です。だから若者はお金を使わないのです。つまり若者は合理的に行動しているだけの話しなんですね。車を200万円かけて買っても中古車の価値はどんどん下がります。でも200万円貯金すれば、デフレなら新車の値段もそのうち190万円、180万円と下がるので「買わないのが正解」なのです。ましてやそのときに自分の給料も下がるなら、ますます貯金が正解です。 私が若い頃、介護の仕事なんてカッコ悪いというか、20代がやる仕事ではありませんでした。3Kといって嫌悪していたのです。でも今は若い人が自然に「人のために役立つ仕事をしたい」と介護職に就きます。 電車の整列乗車を呼びかけるポスターにクレームがつきました。横入りする人物が若者に描かれていたからです。曰く、「今どきの若い子は横入りなんかしない。横入りするのはオッサンかオバサンだ」まさにその通りです。余談ですけど、40代の女性は男性がオゴらないと「非常識」と思う人が多く、そりゃ構わないのですがオゴっても「当然でしょ」という顔をします。だけど若い子と食事に行くとだいたいおずおずと財布を出して「おいくらですか?」って聞かれて、オゴりだよというと「えー本当ですか。ありがとうございます!」っていわれます。もうこういう経験をしちゃうと同世代の女性とメシに行こうという気がしなくなります・笑。 今の若い子は、おおむねいい子が多いと思いますよ。いい子過ぎてつまらないくらいです。もっと世間に対して怒っていいと思うのですけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 いや~、eroero1919さんの書かれている内容を読んでいて、何か同窓会で昔話をしている雰囲気になりました(笑) そのくらい確かにそんな時代でしたね。 書かれていることはまったくその通りでしょう。 JALの話し、そうでしたね。高度経済成長時代から現在までを語る時にJALの話はとても象徴的です。 私が仕事の関係で欧州を周った30年前にエール・フランスのスチュワーデスは太ったおばさんばかりでした。聞いたらスチュワーデスはバスガイドと何ら変わりない職業とのことでした。日本と欧州の歴史の差を痛感しました。今の日本はやっと欧州並になったということでしょうね。 話を戻しますが、派遣会社への就職を余儀なくされ、結婚もできないでいる若者に目を向けたいものです。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
豊かになって、よく言えば成熟してきたんでしょうね。 悪く言えば、小利口になった、ということです。 私も、かつてはそういう風潮は嘆かわしいものだ、と 断じていましたが、最近ではそうでもなくなりました。 それはお隣の中国と比較するようになってからです。 中国の子供や若い人に、そういう将来の夢を聞いてみると 面白いですよ。 子供などは、殆どの子供が「官僚」と答えます。 理由を聞くと、儲かるから!! そのほかは、国家主席だCEOだ、と続きます。 少し大きくなり、大学生になると大会社のCEOとかが 多くなります。 それも、将来設計は非常に具体的です。 ○歳でどこどこの会社に入り、○歳で結婚し、○歳で独立し ・・・。 日本人なら、そんな計画建てたって思う通りになんか なるものか、と一蹴するでしょう。 日本の子供達なら、大工さん、サッカーの選手、 女の子ならお花屋さん、幼稚園の先生、お嫁さん・・・。 中国人の学者の中には、これが日本人のすごいところだ と評価する人もおります。 何がどうすごいのか、よく解りませんが・・ そういうたくましい夢をもっている中国の現状があんな だと思うと、今のままでいいのかな、と思う次第です。
お礼
回答ありがとうございます。 今回のhekiyuさんの内容は随分とソフトな感じですね(笑) 普段はもっと一刀両断という感じではないですか。 中国と日本の子供たちの夢、そういう違いがあるのですね。 中国の子供たちの夢は一時代前の日本の子供と似てませんか。 中国は魯迅を生んだ国です。本来は覇権主義とは無縁の国なはずです。 漢民族の中華思想など今は異常な権力の時代なのでしょうね。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
>最近の若い人はあまり出世したくない 最近の年寄りもあまり出世したくないようですよ。 社長になるよりも、専務か、副社長の地位で長い年月高収入を貰いたいと考えている年寄りが過半数だとか。 自信が無いのか、それとも社長が短命に終わってしまうケースが多く、生涯収入はそれほど多くない大勢の元社長をみているからなのか、、、。
お礼
回答ありがとうございます。 Mokuzo100nennさんの最初の書き出しに笑ってしまいました。 なかなかユーモアもあり、的確に見ていますね。 そのようなことも確かにあると思います。 業績に貢献しているならいいですが、高収入にしがみついてるだけであればもう老害でしょう。
- key00001
- ベストアンサー率34% (2878/8340)
「西欧化」と言うよりは、「価値観の多様化」でしょうね。 実際には「楽して稼ぐ方法」などさほど存在せず、若くして成功した人などでも、成功するまでは寝食を忘れ、ボロ雑巾の様に働いたりしているのですが。 しかし、価値観が多様化し、選択肢が豊富化した中では、「楽して稼げそうな雰囲気」と言う価値観も蔓延してきていると思われます。 一方、こと経済界においては、小泉政権下でアメリカの年次改革要求を丸飲みし、時価会計制度化やら派遣労働の緩和等、アメリカナイズされ、その結果、終身雇用や年功序列など、いわゆる日本的経営が崩壊しつつある点も、影響していると思われます。 コンプライアンスやらガバナンスなど、経営に横文字が使われる様になったのも、その前後かと思いますが、コンプライアンスを重視した結果、健全な企業では、非管理職の残業は青天井に認められ、かつては管理職が「お先に!」と言い、部下がサービス残業していたものが、昨今は残業コストを上げないため、管理職が部下に帰社を命じ、遅くまで残業する始末です。 残業が付かない管理職が、必死にサービス残業し、年俸は固定の1千万円で、残業が付く係長はソコソコ残業し、9百万円くらい稼ぐとすれば、時給計算すりゃ逆転するでしょう。 これらを考えれば、「出世が必ずしも得策では無い」と考える若年層が増加しても、何ら不思議ではありません。 言い換えれば、欧米的なコンプライアンスやガバナンスは達成出来ても、日本的経営のコンプライアンスやガバナンスは、これも崩壊の一途です。 とは言え、解決は簡単な話しで、要は出世するメリットが減少したワケですから、職位上位者の賃金をベラボーに引き上げるなどの施策を講じれば良いですね。 「社長を目指す!」はシュールな夢物語だとしても、現実味のある部長くらいになれば、かなり豊かな生活が担保される状態にすれば、管理職,非管理職ともにモラルは向上します。 そもそも欧米型はそう言う仕組みだし、最近は日本も、そう言う動きになりつつあります。 優秀な日本企業の経営者が、こんな簡単なことに気付かぬワケもないですが、賃金体系をゴロっと変えるなどは、大企業であればあるほど難しく・・現在はその過渡期なんでしょう。 尚、個人的には、最近の若い人たちは「スマホ世代」なんてことも言われますが、文字通りスマートで、賢くソツなくこなす能力には長けている一方、「失敗を怯える傾向」を感じますね。 「ソツなくこなせない」を嫌うと言いますか・・。 携帯ゲームなどは「リセット」で許容されますが、現実社会にはリセットボタンの無い一発勝負も多いし。 自分のペースで文章を考えるメールは上手いけど、リアルタイムや顔を合わせる電話や面談は苦手とか。 それらの結果、不得手分野では、何でも「どうすりゃいいですか?」と上司に聞いて来て、それはそれでスマートな解決策ではありますが、上司などスマホの取説くらいに思っている様にも感じます。 自分を他人が評価する「出世」など、その最たるもので、自分の意思で「ソツなく出世」など、望むべくもありませんし、出世に取説などありませんし。 あるいは、自分はスマホユーザーであり、自分が取説の立場になるなど、慮外な感じなんじゃないですかね? そんなこんなで、結局は「出世ってめんどくさそう・・」ってコトになるのでは?と思いますが・・。 それでも会社や上司側は、そう言う部下の特質,特性を見抜き、それでも向上心を持たせるべく、部下の教育のプロであらねばなりません。 言い換えますと、「若い人に嫌がられる上司」も、いつの時代にも存在しますし。 時代に関わらず、部下に「あんな働き蜂はイヤ!」などと言わせるのは、上司側にも多大な問題がありますよ。 常に時代に即した、「カッコいい働き蜂」を演じるくらいの器量は、身に付けるべきじゃないですかね?
お礼
回答ありがとうございます。 確かに「西欧化より価値観の多様化」の方が分かりやすかったですね。 「時価会計制度化やら派遣労働の緩和等アメリカナイズされ・・・・コンプライアンスやらガバナンスなど」に至るプロセスはその通りですね。バブル崩壊前には日米通称交渉などもありました。 key00001さんが書かれている内容に異論はございません。その通りだと思います。 実は私もそれらプロセスの最中にいました。コンプライアンスやらガバナンスなど理屈はいいのですが、社員のやる気をことごとく奪っている感じていました。 若いサラリーマンから聞いている話とkey00001さんのご説明には齟齬がありません。 企業の中心でのご苦労が偲ばれます。 経営側、管理者側の立場と若い世代の環境の両方をバランスよく見ていますね。 さすがです。
- kotaro-h
- ベストアンサー率40% (149/367)
失礼します。 この質問も15年前なら、「憂慮しなければ、いけませんね」と、質問者様の意を受け、前提とした回答が、ついたでしょうが、今は否定も肯定もなく、「世の中は、このようなものだ」というのが、支配的な共通感覚では、ないでしょうか。 社会がこんなふうになったのは、流通とか営業分野のような未分化の分野が残っていた時代は、個人の努力次第で面白いような好成績があげられたことが大きく、達成感も強かったので、成功モデルである社長の夢が見られた訳です。 いま、社長の夢を語ることは、よほどKYな人か、反対に「大丈夫かい」と心配される向きさえありますが、こういう時代になったことは、成長社会の宿命です。社会にのびしろが残っていた時代は、仕事を頑張れば頑張ったほど、充実感があり、今の若い人は周知の人も多く、羨ましい時代だと思ってはいますが、現実を見据えた上で、今の時代に懸命に生きようと、しているのです。
お礼
回答ありがとうございます。 とても丁寧に、誠実に書いていただきました。 ご指摘の内容はその通りだと思います。 私の二人の息子もkotaro-hさんが最後に書かれたように懸命に生きようとしています。
- StuG3
- ベストアンサー率26% (18/68)
1980年代終わり、つまりバブル期に当時の20代アンケート結果ですでに「出世願望はない。趣味や自分の時間を優先したい」という若者が増えていると出てましたよ。とらばーゆか何かの雑誌で。 その当時、TVのワイドショーでこのニュースを取り上げた際、社会学者らしき人物が「出世に興味のない若者は、20年前(60年代)にも多くいた。ただし、出世よりも恋愛、結婚、家、子供、旅行、車の方に関心が強いというだけで出世は先の話という感じ。20代の若者はそんなもんですよ」って言っていたのを憶えています。 昔からそんなもんですよ。20代なんて。 おそらく、昔も今もおんなじだと思いますが、出世を意識するのは結婚や子供を持った時からですよ。 20代なんて、日々の仕事をこなすのだけで精一杯ですからね。結婚するぐらいにやっと仕事に対し余裕が生まれるころだし。
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘の内容はその通りでしょうね。 因みに、私が聞いた若い人とは20代から40代の人達です。 すみません。その世代は私から見ると若い人なので。
- lions-123
- ベストアンサー率41% (4360/10497)
>最近の若い人はあまり出世したくない? ↓ 情報分析や費用対効果の意識が強く成っており、出世の努力と便益のバランスシートからの判断・志向ではないでしょうか? <順不同> ◇出世<社会的イメージ・肩書き・権限>よりも、収入や安定感やオンリーワン人生の方に期待がある。 ◇終身雇用や年功序列が崩壊し、転職やヘッドハンティングの機会も増え社内での出世意欲よりも実質的な自己実現への意欲・意識が高い。 ◇社長や管理職以前に企業や業種による格差が大きく存在している事、役職や肩書だけでは収入や幸せを保証してくれないし企業の寿命や成長性も不安定だと知っているので、いつでもどこでもトラバーユ出来るスキルや自分磨きが自己投資が重要と思っている。 ◇企業や出世、帰属意識に縛られるよりも、オンリーワン人生、自分探しに関心が有り自由と自我への意識が優先。 ◇溢れる情報やデーターに、先が読める・ムリムダな労力は忌避・楽して多く得る事にプライオリティが有り、競争や競合は嫌! ◇個人・権利意識・自由の意識が高いが役割分担・義務感・自己責任への自助努力は効率至上で省エネ(手抜き・運任せ)志向が高い。 そんな志向・一般的傾向の中から、フリーターやパラサイトやニートが望む望まないに関わらず増加して来た、外面の強がりと内面の自虐&コンプレックスの2重構造、移ろい易い言動&価値観の土壌、要素要因かも知れない。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 じっくりと読ませていただきました。 何一つ異論はございません。 猪突猛進の出世志向でもなく、かといって安易に若者に迎合するわけでもなく、冷静に分析されていますね。 質問を読んで短い時間にこれだけの回答を投稿できるということは、lions-123さんの常日頃の勉強が偲ばれます。
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お礼
回答ありがとうございます。 中段から後段にかけてのご指摘はその通りでしょうね。 内容にまったく異論はありません。 最初の「西欧文化に近づいたと言うわけではないと思います。西欧の人たちだって出世欲はありますよ」ですが、それは当然ですね。 私が西洋文化ということばを使ったのは、個々人の生活が仕事を上回る価値観をもっているという伝統文化をいいたかったのですが、英国などでも「残業して子供の誕生会をキャンセルするお父さん」は少ないからです。他の回答者の方から「価値観の多様化といった方がいいのでは」とのご指摘もありました。確かにそのような表現の方が誤解がなかったでしょうね。