- ベストアンサー
水「酸」化ナトリウムは酸性ではない
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
昔、deepsnowさんがおっしゃるように酸素原子「O」があれば、酸性になると考えられており、酸の素という意味で酸素と名前が付けられました。しかし、その後塩酸の化学式はHCl、つまり水素と塩素の化合物であることがわかり、この議論は間違っていること気付きました。しかし、酸素の名前はその当時には広く知れ渡ってしまっており、これから替えるには混乱を帰すため、このまま言っちゃえ~みたいな感じになったそうです。
その他の回答 (7)
- takkochan
- ベストアンサー率28% (205/732)
詳しい説明がすでにありますが、質問内容からして簡単な答が必要と思い書き込みます。 簡単にいうと、水酸化・・・というのは、アルカリ性と考えてOKです。 酸のもとは、水素イオンと記憶されているようですので、ついでにアルカリの基は、水酸化物イオン(OH-)と記憶されておくと良いでしょう。 簡単な中和反応の例を考えてみましょう。 水酸化ナトリウム(アルカリ性)と塩酸(酸性)を同じ量混ぜると食塩水(中性)になります。水酸化ナトリウムが酸性だったら、混ぜても中性にならないでしょう。
お礼
ありがとうございます。 水酸化・・がアルカリ性、はわかりやすくて中学生にはぴったりです。 水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)でH2Oになり、中性になるんでしたね。
- mikelucky
- ベストアンサー率37% (61/162)
ラボアジェは酸素が炭素と結びつくと炭酸(ガス)、硫黄と結びつくと亜硫酸、リンと結びつくとリン酸ができるので酸の元は酸素だと結論付けた。と昔習った気がします。 一般に酸素酸と呼ばれるものです。 でも金属が酸化すると、アルカリを示すものもあるんですよね。 (灰は含まれるカリウムによってアルカリになるようですね) そこらへんはどう説明したのかなぁ >この場合の「酸」は酸素の意味の酸で、酸性の酸ではないんだよ、と説明しましたが(あってますよね?) 私もこのように考えていましたが、水が酸化されて水素イオンを出したものと考えれば、酸化の意味もあるかもです。 いや、まったくの思い付きです。 丸暗記じゃなくて、化学用語ひとつにも疑問を持つなんてすばらしいです。将来が楽しみな息子さんですね。
お礼
ありがとうございます 化学はまぁまぁ好きなほうだったので、中学生程度のものなら説明できるのですが、素朴な疑問に悩まされてしまいました。
- Julius
- ベストアンサー率77% (168/216)
酸素を発見したとされるのは、仏革命で処刑されたラヴォアジェです。 彼は、リンや硫黄を燃やした際、あとに残ったどろどろの液が酸性を 示したことから、酸素とは酸っぱさをもたらすものと勘違いし、 ギリシア語にちなんでOxus(酸っぱさの) + gen(もと) = Oxygenと 名づけました。 リンは燃焼すると五酸化二リン(正確には四量体: P_4O_10)になりますが、 これは非常に吸湿性が強く、空気中の水と反応してリン酸類の混合液 (H_3PO_4など)になってしまいます。 Oxygenという言葉はそのままイギリスに伝わりましたが、 一方で英語には酸Acidという言葉がもともとあったため、 英語では酸と酸素は区別されます。 一方ドイツ語では、わざわざ酸S"auer(英語のsourに相当)という 言葉を使ってフランス語から酸素を翻訳し、Sauerstoff と呼びます。 日本は明治期、ドイツから化学用語を輸入したため、 そのまま「酸」「酸素」という翻訳になってしまったのです。 実際のところ、アルカリ金属やアルカリ土類金属の酸化物は、 吸湿すれば塩基性になります。 酸素は、酸の素どころか塩基の素にすらなります。 酸と酸化は違うものと覚えましょう。
お礼
ありがとうございます 英語ならわかりやすかったんですね
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
水酸化ナトリウムの『水酸化』とは水酸化物であることを示してます。 では水酸化物とは何か?それは簡単に言ってしまえば水素が酸化されたものです。 つまり質問者様の考えておられるように水酸化ナトリウムの『酸』とは酸素の酸です。 ちなみに水酸化ナトリウムはsodium hydoxideといい、oxideは酸素の意です。acidという文字はないですよね? 補足として塩酸はhydrochloric acidといいます。
お礼
ありがとうございます。 日本語で「酸素」だから混乱してしまうんですね
- anglu-28
- ベストアンサー率34% (9/26)
酸素の語源を調べてみました。参考URLとして示したサイトが参考になるかと思います。 酸素はものが燃えるのに必要なのはご存じだと思いますが、燃えた結果生成したものが酸性を示す、というのは気づきませんでした。 たとえば燃焼生成物として代表的な二酸化炭素も水に少し溶ければ炭酸となり、弱酸性を示す、という具合です。 CO2+H2O→H(+)+HCO3(-) ((+)と(-)はそれぞれイオンの電荷を示す) どうやら、まだ水素イオンというものの正体がつかめていない段階でそういうふうに命名されちゃったようですね。
お礼
ありがとうございます 二酸化炭素ですか、気がつきませんでした。燃焼生成物と言うと灰を思い出し、ん?アルカリだよなぁと一瞬思ってしまいました。 昔の人の勘違い、という感じですね。
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
酸性の特徴は、水溶液中で水素イオンを発生する事にあり、酸素が水素イオンを出しませんので酸素は中性です。 酸がつくから酸性とことは成り立ちません。
お礼
ありがとうございます。 そのあたりのことはなんとなく覚えています。 質問のしかたが悪かったかもしれません。酸素と酸性は関係ないのに、なぜ「酸」素という名前がついたんでしょうか?
- MetalRack
- ベストアンサー率14% (298/2040)
酸素は、酸の素になるものだから酸素なんです。 でも、酸素自体は酸ではないのです。
お礼
ん?酸素は酸のもとでしたっけ? 酸のもとは水素イオンだったと思うのですが?
関連するQ&A
- 酸性と酸 塩基性と塩基 定義
「酸性」と「酸」 「塩基性」と「塩基」という言葉についての質問です。 参考書を読むと「酸」については2種類定義があります 1水素イオンを与えられる物質 2水に溶解したとき電離し水素イオンを出す物質 「酸性」については 青色リトマス紙を赤変させる、亜鉛と反応する、~~~~~などの性質 と色々な事実を列挙した後に『などの性質』と書いてあります。 質問(1)↑の定義によると 「酸」ではあるが「酸性」ではない物質 「酸」ではないが「酸性」ではある物質 もありえるように思えるのですがどうなのでしょうか? 質問(2) この「酸性」の定義だとなんだか曖昧に思えるのですが?
- ベストアンサー
- 化学
- ウィンクラー法 酸性条件に用いる試液
【ウィンクラー法】で、溶存酸素(DO)を水酸化マンガンによって固定→硫酸酸性にしチオ硫酸ナトリウムで滴定この手順で、なぜ“硫酸”で酸性にするんですか?別に硫酸でなくても酸性条件にできる塩酸・硝酸等でもいいんですか?よろしくお願いします
- ベストアンサー
- 化学
- 高校化学の質問です。
高校化学の質問です。 酸と塩基の分野で、酸性塩や塩基性塩の液性がわかりません。 具体的に言うと、水酸化ナトリウム強水酸化ナトリウム強(強塩基)とリン酸(中程度の酸)との正塩であるリン酸ナトリウムの水溶液が塩基性を示すことはわかるのですが、酸性塩であるリン酸水素二ナトリウムは塩基性を示すのに対し、同じく酸性塩であるリン酸二水素ナトリウムがなぜ酸性をしめすのかがわかりません。 高校化学の範囲でわかりやすく教えて下さい。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合物の中和反応
水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合物の中和反応について質問です。よろしくお願いいたします。 問題は、 濃度未知の水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合水溶液20.0mlをとり、1.0mol/lの塩酸を滴下すると、第一中和店まで15ml,第二中和店までさらに5ml要した。混合水溶液中の水酸化ナトリウムおよび炭酸ナトリウムの質量を求めよ。です。 回答は、NaOHとNa2CO3の物質量をそれぞれx,ymolとおいて、 x+y=1.0*15/1000 y=1.0*5/1000 と式をたてていました。 ですが、私の方法では、炭酸ナトリウムは2価の酸なので、電離するので、2yとしました。 たとえば、水酸化バリウムと塩酸の中和反応でも立式時水酸化バリウムの価数を考慮して、かける2しますよね。 そこで、質問なのですが、この問題で炭酸ナトリウムが2価であるのに、×2されていないのはどうしてでしょうか? 二段階反応が関係しているからでしょうか? それとも、第一中和店までは、二価ではなく一価の酸として働いているということでしょうか。またもしそうなら、二段階目も一価の酸として働いているとうことでしょうか。 どなたかご存知の方がおられれば、アドバイスをお願いします。不明な点があれば補足させていただきますので、よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 酸素を水に溶かしたら
H2Oは中性 酸性(塩酸 HCl)を加えると Hイオンが増えて 酸性に。 アルカリ性(水酸化ナトリウム NaOH)を加えると OHイオンが増えて アルカリ性に。 二酸化炭素(CO2)を加えると 水の酸素を奪って炭酸ナトリウムイオン(CO3イオン)になって つまり Hイオンが OHイオンより増えるから 酸性に。 では酸素は 水に溶けると どうなるのでしょう? 理科で光合成を行ったオオカナダモが入った水は (酸素が増える) BTB溶液により青色になりました(アルカリ性) OHイオンが増えるでいいのですか?
- ベストアンサー
- 化学
- 2-ブタノン+水酸化ホウ素ナトリウム+酸処理
2-ブタノンに水酸化ホウ素ナトリウムを反応させて 酸処理をすると2-ブタノールが生成するらしいのですが 解答に解説がなく、教科書にも載っていないので 困っています。 ヒドロホウ素化と関係があるのでしょうか
- ベストアンサー
- 化学
- 酸性、アルカリ性について
酸性、アルカリ性について 「水素イオンを生じる物質を酸、水酸化物イオンを生じる物質をアルカリ」と習いました。 質問1. ここで、どちらも生じないものが中性なのでしょうか? コーヒーや醤油が弱酸性ということは、水素イオンが生じているのですか? 二酸化炭素が溶けた雨水が弱酸性なのは、なぜですか? CO2には、HもOHも含まれないのに。 質問2. 酸性、アルカリ性の強さの原因は、何ですか? 水素イオン、水酸化物イオンの量ですか? 教えてください。
- ベストアンサー
- 化学
- 酸・塩基の強さについて
同じ強アルカリ性でも炭酸ナトリウムは皮膚に対して刺激が無く(弱く?)、水酸化ナトリウムではヌルヌルして痛くなるのは、何が違うのでしょうか?逆に酸性側で、例えばクエン酸と塩酸のpH2溶液でも同じようなことがありますが、その理由を教えて頂きたくお願い致します。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
ありがとうございます。 この説明、単純ですがとってもわかりやすいです。息子にもこういって説明します。