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「蝉しぐれ」って「降る」んでしょうか?
蝉しぐれが降る? 蝉しぐれが聞こえる? 蝉しぐれの音が聞こえる? 蝉しぐれのあとにはどのような言葉をつけるべきでしょうか。
- 日本語・現代文・国語
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- hpki
- ベストアンサー率11% (13/115)
どちらも同じ意味合いだと思いますが、 「蝉しぐれの音が聞こえるより」も、 「蝉しぐれが降る?」 趣きのある日本語の表現だと思います。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
その鳴き集(すだ)く蝉の種類や出会いの情景によって、その叙述にも自ずから差異があって然るべきではないでしょうか。 1.時雨(しぐら)ふ (1)薄暗くもうもうとする。(2)密集する。(3)板屋の軒(音が騒がしい) 西日本のクマゼミはシャンシャンと「辺り一帯の空間を轟かす」その喧(かまびす)しさ。 石走る滝もとどろに鳴く蝉の声をし聞けば京師(みやこ)し思ほゆ 大石蓑麿(万葉集巻15) 2.降りみ降らずみ 梅雨明けを告げるニイニイゼミならチーチーと鳴きチッと鳴き納める。 閑かさや岩にしみ入る蝉の声 芭蕉 3.定めない時雨 油を揚げるようなジージーと強い声で集くアブラゼミ。 ミーンミーンと繰り返し沛然と鳴くミンミンゼミの高い声。 海坂藩で少年文四郎に降り注いでいた鳴き声は定めなき人生の無常迅速なのか。 4.袂の時雨 カナカナと哀調がこもるヒグラシ。筑紫恋しツクツクホーシと鳴き続ける法師ゼミ。 蝉時雨より深きもの人の息 裕 秋蝉のこゑ澄み透り幾山河 楸邨 そして、沛然と驟雨のごとく集く雄ゼミの陰で、同数の沈黙の雌ゼミの存在があると思い巡らすと、その無言の重圧こそ本当の蝉しぐれなのかもしれません。 唖蝉も鳴く蝉ほどはゐるならむ 青邨
お礼
回答ありがとうございます。 >その鳴き集(すだ)く蝉の種類や出会いの情景によって、その叙述にも自ずから差異があって然るべきではないでしょうか。 うーん、ひぐらしなどは時雨という感じがしないですね。 アブラゼミがうるさくなく様子などを思い浮かべます。 たくさんの歌を教えてくださってありがとうございました。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
夏木立の中、蝉の鳴き声が時雨のように降り注いでいる。この光景は高い木々の上の方から蝉の鳴き声が雨の様に間断なく聞こえているとの様子を表した言葉遣いです。 雨は天から降り注ぐもの。それと似ているとの印象を伝える言葉として使われています。
お礼
回答ありがとうございます。 「降る」が正しいということですね。
- toppojijo
- ベストアンサー率2% (12/431)
蝉の鳴き声を雨に例えているので、「降る」は正しいです。聞こえるも同様に正しいです。
お礼
回答ありがとうございます。 感覚的には蝉しぐれの音って降っているように感じられますね。
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1444/3779)
久しぶりに帰った田舎の道を歩いていると 遠くの方から 蝉しぐれが聞こえてきました。 久しぶりに帰った田舎の道を歩いていると 遠くの方から やかましい 蝉しぐれの音が聞こえてきました。 久しぶりに帰った田舎の道を歩いていると 遠くの方から なにやら 蝉しぐれの音がしてきました。 ●~が聞こえる が基本のような気がしますが、~の音が聞こえる、 あるいは ~の音がしてきた も場合によっては 使えると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 「音がする」という言い方はしますが 蝉しぐれはどうなんでしょうね。
“時雨”は降るのが相場です。
お礼
回答ありがとうございます。 自分的には「降る」と言ったほうが、イメージにぴったりくると思っています。
- cobaltlight
- ベストアンサー率16% (48/294)
蝉しぐれは、セミたちの鳴き声を雨音に例えた言葉です。 なので蝉しぐれ(雨音)が聞こえる、がぴったり来そうです。
お礼
回答ありがとうございます。 蝉しぐれというのは音なので 「蝉しぐれの音」というと、音が二重になるということでしょうか?
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