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自らの命を断つ人々の心の闇とは
- なぜ自らの命を断つ人がいるのか?日本の年間自殺者数は約3万2千人。一日に約88人が、何らかのかたちで自らの命を絶っているそうです。
- 自殺をしなかった理由は、その時の痛みや苦しみに対する恐怖です。飛び降り自殺や焼身自殺、ガス自殺など、その痛みや苦しみは壮絶なもので、亡くなったあとの自分の醜い姿を考えると…。
- 人間はどうせほっといてもいずれお迎えが来る存在ですが、なぜ自殺者があとを断たないのでしょう。
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質問者が選んだベストアンサー
まず第一に、自殺者の多くはうつ病を患っていたか、強い抑うつ状態であった人が多いと思います。私もうつ病の経験がありますが、うつ病になると「死にたい」というより「生きていけない」という気持ちになるんです。「私のような人間は、生きていない方がいいんだ」と思い込むようになるんですね。もちろんそれは生物としては異常事態ですし、だからこそ病気だといえるんですけどね。 うつ病を患っていた女性タレントさんが自殺をしたとき、ワイドショーのコメンテーターが「彼女はうつ病を抱えていたので自殺ではない。うつ病で病死したと考えるべきだ」とコメントしていてストンと腑に落ちました。うつ病で自殺した人は病死とすべきじゃないかと思いますね。 あとひとつ思うんですよ。先だっての震災で、奥さんと、子供と両親をすべて津波で失った人がいるんです。自分ひとりだけが生き残っちゃった。私だったら、奥さんや子供のところに会いに行きたいと思ってしまうと思います。確か30代の男性だったはずですよ。あと40年も奥さんや子供のことを考えながら生きなきゃいけないんでしょうか。私だったら、死ぬまで神様と悪魔に一日も欠かさず祈ります、「私の命と引き換えに、どうか妻と子供を生き返らせてください」ってね。 福島原発事故で牛舎で首を吊った酪農家の方がいます。家を失い、仕事を失い、生活の元でありある意味家族でもあった家畜もすべて失い、それでもなお生き続けなければならないのは、果たして生きている方が地獄でしょうか、それとも死んだ方が地獄でしょうか。 私は自殺を推奨しているのではありません。ただ、自殺する(しようとしている)人を批判しても彼らは生きる気力は湧かないと思うのです。生きるには希望が必要です。被災した酪農家の方も、もう一度やり直せるという希望があれば死ななかったでしょう。津波で家族を失った方も、新しい家族ができれば気力が湧くかもしれません。ささやかでも、希望があれば人は生きていけるのではないかと思います。
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- benriji
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死んで楽になりたいって本気で思えるくらいきついことが世の中にあるからでしょう お金に追われたりきつすぎる仕事とか逃げ道なくなれば死んじゃいますよ
お礼
ご回答ありがとうございます。 >>死んで楽になりたいって本気で思えるくらいきついことが世の中にあるからでしょう 私も今まで、辛いこと苦しいこと、多々あり、死を意識したこともあります。 それでも今、こうして生きているのは、やはり、死に至るまでに味わうであろう、壮絶な痛みや 苦しみが半端なく恐ろしいからなのでしょう。
ほっとけば。 人の人生だから。
お礼
ごもっともです。
- Korasho
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自殺する人は自虐的な思考を持つことで精神バランスを取るわけですが、死んでしまえばそれも意味が無いって本人には解らないんです。ですから、貴方が「なぜ・・・」と思うのは至って普通の感覚であり、自殺を理解してあげようと考えるのは不毛なことなんです。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- hinago
- ベストアンサー率27% (12/43)
現代人は心病む人が多いですね。 私は躁鬱病で自殺未遂を3回しています。 どれも失敗し、生きる使命があるんだなと思うようになりました。 しかし、鬱病などの精神的な病の自殺は衝動的なものが多いとされています。 事実、私もその経験者です。 本当は生きていたいのに、 もう一人の自分が自分を殺そうとする、辛くて恐ろしい病気です。 死んで楽になるとも思っていません。 現在は私も少し安定していますが、 また自分を殺そうとする私がやってくるんじゃないかという恐怖感が拭い去りません。 自分で自分を否定しまう病気なので す。 自分の存在が許せないから、 自分で命を断つという咄嗟の行動に出てしまうと言った感じでしょうか…。 自殺をした方全員が鬱病だったとは 言いませんが、 理由の一つと思い回答させていただきました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 鬱病というのは、人を死に至らしめる恐ろしい心の病なんですね。
お礼
>>「彼女はうつ病を抱えていたので自殺ではない。うつ病で病死したと考えるべきだ」 至言ですね。鬱病というのは、人を死に至らしめる心の病なんですね。 私はそのような病にかかったことがないので、何ともコメントできないのですが。 想像力というのが欠如してしまうのでしょうか? 私のような小心者は、自分を殺そうとした時に体験するであろう、壮絶な痛みや苦しみが、たとえ 一瞬といっても、恐ろしくて。