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成長産業って...?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131113-00000118-mai-pol ここのページをみて、果たして成長産業って今までどういうことをいうのだろうと考えてしまいました。 2000年代:ITというのはなんとなくピンと来るのですが、では90年代、80年代:(恐らく家電?)は?といわれるとイマイチわかりません。各年代で成長産業であったものについて教えてもらえませんか?

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  • hallo-2007
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回答No.4

あいまいな記憶ですが 戦後からリーマンショックまで(~80年) 戦後最初は、鉄鋼と繊維でしょうかね。鉄鋼は、高度成長に不可欠な材料でした。 しかし、それらは海外の安い人件費の前に衰退します。 次に、自動車、家電があります。 自動車も企業が成長するには必要で、道路整備と一緒に普及します。 自動車の製造が増えると単価も安くなり、自家用車を購入する人も増えました。 家電もテレビ、冷蔵庫、洗濯機など国内で生産した製品が国内で多く消費され 大量生産で海外との競争にも勝ち残り輸出も増えます。 大量生産は、コスト削減、市場競争で勝ち残る大きな要因でもあります。 国内生産と国内需要は、労働者の収入増と購買力の両方を満たすので 経済にとってはかなり有効でした。 バブルの時代 この時代は、不動産、金融などでしょう。家電や自動車も高級機が売れまくります。 高価な美術品などの多く取り扱われました。 パソコンもこの時代が始まりですが、まだ企業の導入といった時代です。 円高を武器に、企業は生産を海外へ移します。 必要なものは、自分たちで汗水して作るより、人件費の安い国で作らせて買ってきた方が 手っ取りばやいという時代です。 購買力はあるが、労働が知的労働に偏り始めます。 バブル崩壊後(90年代以降) 経済が止まってしまい、沢山の企業業績が悪化、倒産したりします。銀行も同様です。 家庭の収入が減ってしまいます。さらに職を失い住む家を失う人も増えました。 国内の人件費も上がっており、製造業では海外の企業には勝ち目がない時代です。 ただ、ITについては、当時の通信事業の自由化、パソコンが家庭へ普及する時代が 重なります。更に携帯電話の普及が始まり、スマートフォンへの展開とつながっています。 普及の時代は大量生産できましたが、普及してしまうと買い替え需要だけになります。 iPhone(中国製)、ギャラクシー(韓国製)など世界に向けて大量生産している 製品に対応する力はありません。 貿易収支でも赤字の国になりました。 しかし、NTT、KDDI(au)、ソフトバンクなど国内通信インフラで利益を出している企業は どちらが売れても構いませんので、しっかりと利益を出しています。 円高、デフレの時代ですので、100円マック、輸入肉の牛丼、ユニクロなどが業績を伸ばします。 アベノミクスで、円安に変更となりました。成長産業といわれながらも今だに目が出ない産業もあります。 1、介護産業   高齢化は以前からで、需要はこれからも増えていきます。しかしながら依然として労働不足です。   介護保険が不足しているので、労働賃金が安いままです。加えて、海外から労働力を持ってくる   といった発想まであります。   ここに税金を投入して、労働者が増えると景気が良くなり税収も増えると発想はないのでしょうかね。 2、ソーラーパネルなど再生可能エネルギー   これも長年、環境問題とエネルギー自給率問題で期待されているのに、いざ蓋を開けてみると   中国に奪われてしまいました。   http://n-seikei.jp/2012/09/post-11376.html   これも、早くから政府が代替えエネルギーの産業に補助金を出して普及させておけば、脱原発の問題も   少しは軽く出来ていたはずですし、今もソーラーパネル事業が生き残っていたと思います。 3、農業、林業も可能性があります。   農協と先祖から土地を手放さない農家の関係を断ち切れない関係が延々と続いています。   食料自給率と言いながら税金を投入し続けています。早いとこ農協を解体し、農業の企業化を進める   べきだと思います。品質は最高かもしれませんが、生産体制が後進国ではアメリカには勝てません。 4、電気自動車の構想はどこへ行ったのでしょうかね。   トヨタも最初はハイブリットは次の世代へのブリッジ産業を思っていたと思いますが、いつの間にか   経営の主役になってしまいました。   電力供給力の問題は影響が大きいでしょう。 5、観光も新たな産業になると思います。   円安は観光に有利です。カジノとか構想もありますが、日本の文化やおもてなしの心を武器に   外国人に営業すれば、感動を与えると思います。 ちょっと面白いデータですが、人気企業のランキングの推移 http://rank.in.coocan.jp/shu30year.html は結構時代を反映していると思います。それと冒頭の >過去30年の就職人気企業ランキング >大学新卒者が選んだ過去30年の就職人気企業ランキングです。 >安定した企業、平均年収が高い企業、業績好調な企業がランキング上位に来る傾向は不変のようですが、 >年功序列から能力主義への移行に伴い、能力を伸ばせる会社が人気を集めてるようになりました。 >しかし、ここ数年は「安>定志向」の復活が人気企業ランキングにも反映されて来ているようです。 の部分が気になります。 http://kyoko-np.net/2011091501.html では、東京電力がランキング 一位(?) >中でも注目は調査開始以降初めて首位に立った東京電力だ。平均年収757万円、福利厚生の手厚さで知られる >東京電力は例年ランキング30位台を推移していたが、福島で起きた原発事故での対応を受け、 >「日本中に放射性物>質をぶちまけるという、世界的に類を見ない『レベル7』の原子力事故を起こしても >給与据え置きのうえ、さらにボーナスを支給できる社員思いの企業体質」 >「電気料金を値上げすればいくらでも損失補てんができる企業財務の安定性」 >「企業批判に対して『計画停電』で対抗できる攻撃性」などが、就活生から高く評価を受けたとみられる。 若い学生が、こういった理由で仕事を選択している様であれば、目が出る成長産業があっても 世界との競争で勝てるとは思いません。

Paltaro
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 >バブルの時代 そうですね。やはり肉体労働であれば10分の1以下の人件費の国には勝てませんからね... バブル崩壊後(90年代以降) >普及の時代は大量生産できましたが、普及してしまうと買い替え需要だけになります。 これは全てにおいて言えますよね。例えば今のテレビ事業の見事なまでの失敗...あれは個人的には強制的に買い換えさせるような戦略(もはや国策?)が間違っていたと思います。 テレビなんて一度買い換えてしまえば5年下手すれば10年は持つわけですしね。 介護なんかは難しい問題ですよね。いくら経験を重ねても年収300以上から抜け出せないみたいなことが書いてあった記事を見た気がします。 そして最後に、 >若い学生が、こういった理由で仕事を選択している様であれば、目が出る成長産業があっても世界との競争で勝てるとは思いません。 に関して日本人の気質ではないですかね。歴史を遡っても農耕民族と狩猟民族。まだまだ転職を前提としていいポジションを勝ち取ったりするようなやり方は日本的ではないのでできるだけ安定的なところに波風立てずにいたいと思うのだと思います。

その他の回答 (3)

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.3

成長産業というのは、まずは先進国にあって途上国にない産業と考えると分かりやすいです。かつて日本が途上国であった時代には、家電も自動車もテレビも(テレビ番組制作サイドも)も映画も外食産業も成長産業でした。戦後、焼け野原からバブル景気まで、ほとんどの分野が成長産業と関係しており、つまりそれが高度経済成長であった訳です。 現在の日本は先進国になり多くの分野が成熟化しており、成長産業になり得るものは数少ないです。でもないわけではないのです。まずは何より新産業創出ではありますが、それ以外にもいくつかはあります。 例えば日本は核燃料を含めればエネルギー自給率はほぼ100%海外依存です。現在はエネルギー価格が上がれば上がるほど日本の利益が海外へそのまま移転してしまうような状態です。なのでもしいくつかの技術革新が進めば成長産業に成り得るのがエネルギー産業です。自給率 -100% から 自給率 + 100% へと移行するような自体があれば劇的するぎるくらいの大成長産業になるでしょう。と、そこまでは無理にしても非常に可能性のある分野です。またエネルギー自給率を出来るだけ高くしたいというのは世界各国多くの国の願いでもあり、この分野での研究開発は多くの国とも連携できる分野です。 それ以外にも例えば軍事産業などもあります。よくバカな政治家さんが「コスト的にアメリカなどから買った方が安上がり」などと言っておりますが、この政治家さんは外に出しているその分だけ税収も技術も人材も減少している事を全く理解していません。ほんとお馬鹿です。この手の人は支出を減らし国民を貧しくすることばかりが頭にあり(しかもそれを善意からやっている)、税収を増やして国民を豊かにすることが全く頭にないのでしょう。 またイノベーションイノベーションとよく言われますが、「インターネットでつぶやきを書き込むサービス」や「タッチパネルが便利に使えるPC」などはイノベーションでもなんでもありません。ただの新製品です。 経済を大きく牽引するようなイノベーションとは、継続的にお金が流され続ける公共投資から生まれてきます。例えばそれが軍事産業により担われ「電卓、コンピュータ、スーパーコンピュータ、GPS、インターネット、オートパイロットシステム」等々 経済を劇的に押し上げるような技術革新とは、景気不景気に関係なく潤沢な資金が流され続け研究開発が行われることで生まれてきます。アメリカなどでは研究費を取るためにまずは何でもいいので適当に軍需と結びつけて予算を取って研究開発が行われます。そしてある辞典からそれらの研究開発技術やその特許が民間企業に流されて市場で一般向け商品になって行くのです。 また新産業は常に予測されています。もちろんどの分野がどの時期にということまではわかりませんが、現在のネット社会もオンデマンドサービスも30年以上前には予測されテレビ番組などにもなっていました。 話を戻しますと、90年代、80年代にはゲーム産業などが成長産業で、世界でも日本の一人勝ち状態でした。バブル崩壊後からの日本経済全体の衰退によって日本のゲーム産業も2000年台になるとまるで伸びなくなり、その間米国のゲーム産業が飛躍しました。現在ではGDP比率で映画産業を超えています。今後は途上国へも広がっていくことになるでしょう。 80年代などですと衣食住の次のものがまだまだ成長産業として力があり、衣服の付加価値商品としてファッション業界などもまだ伸びていた時期だったと思います。 恐らく古本屋などで当時の雑誌や広告なんか観てみると、当時の空気を含めていろいろなことが分かるのではないかと思います。

Paltaro
質問者

お礼

ありがとうございます。 >成長産業というのは、まずは先進国にあって途上国にない産業と考えると分かりやすいです。 わかりやすいですね。じゃあ成長産業であるかどうかは産業自体の問題ではなく、先進国や途上国、国や国によって異なるのですね。考えてみれば当然かもしれませんが。 そう言えばwbsか何かで今は水処理技術をこぞって開発して途上国に輸出しているみたいな特集を見ました。水処理なんかも成長が見込まれるのでしょうね。 ところで、話はそれてしまいますが、100年後かどうかはわかりませんが、そう言った技術の輸出もいずれひと段落する時は必ず来ると思うのですが、そうやって途上国が全て先進国になった時世の中どうなるのかってこういう質問する時は思ってしまいます... Twitterはともかくオンラインゲームとかは社会問題になってて、社会的には害にしかならないですしね。 >経済を大きく牽引するようなイノベーション 何か素晴らしい言葉ですね。んー数十年前から予測可能なのですね。 現在”経済を大きく牽引するようなイノベーション”と予測されている産業は日本ではどのようなものが該当するのでしょうね?

回答No.2

90年代の花形産業は、間違いなくパソコンですよ。 8ビット時代の国内メーカー間の乱戦を勝ち抜き、16ビット時代に国内シェア90%を超えたNECのPC98の牙城をどうやって潰すか、海外からはAppleの安価なiMacやIBMの55シリーズなどで第一ラウンドがNEC圧勝で終わり、PC98のシェアは98%に届きます。実際、この時期までNECを抜いてトップを取ったのは富士通FM77という機種が1か月だけで、のこりすべてがNECのパソコンでした。先月、スマートフォンのトップランキング上位10位をすべてをiPhoneが占めたそうですが、そういう時期がずっと続いたんです。 これに挑戦するために、アメリカIBMではもうダメと、日本IBMがそれまでハードで日本語化していたパソコンを、DOS/Vというソフトウェアで日本語化する仕組みを引っさげ、再挑戦します。モノリスともいわれたノートパソコンシリーズThinkPadが、東芝が作ったノートパソコン市場で、PC98のシェアを逆転させます。国内では68系CPUで、国内唯一の趣味系パソコンX6800で勝負するSHARPが、高級ゲーム機市場を開拓し、高機能ゲーム機の市場を切り開きます。(SHARPはその市場を維持できませんでした) 正統派ビジネスパソコンFMRから海外調達部品のFMVに大きく舵を切ります。この転換とビジネス市場でFMVとThinkPadの合計がNECのシェアを逆転させた時点で、国内のパソコンメーカーが国産を放棄した状態が明確になり、海外勢が国内に入り、国内の成長産業としてのパソコン市場が終焉します。 国内市場での競争力低下と海外市場での競争力低下はリンクしていたようで、撤退が相次ぐのが今世紀に入ってからです。 ここまでメリハリが利いた短期間で盛衰した産業もめずらしいかと。

Paltaro
質問者

お礼

ありがとうございます。 >90年代の花形産業は、間違いなくパソコン ということは、東大や京大出の理系の優秀な学生がこぞってこの産業に身を置いていったのでしょうね。 >国内市場での競争力低下と海外市場での競争力低下はリンクしていたようで、撤退が相次ぐのが今世紀に入ってからです。 栄枯盛衰って言いますが、やはり国内メーカが落ちぶれていくのは日本人として寂しいですね。こういうニュースを聞くと私が同様に必ず思い出すことはあのカメラメーカ コダックです。あの企業は今どうなっているのでしょうね。

  • Gracies
  • ベストアンサー率45% (150/332)
回答No.1

特徴を際立たせて言うならば、 1980年代: (1)日産、トヨタ等を中心とした自動車産業。日産ブルーバード、トヨタスカイライン等など。 (2)家電:秋葉原電気街で、個人用パソコン(昔のテレビ並みの大きさ)、性能の高いオートカメラが増え始め、エアコンも広まった。 (3)研修流行り:個人の生活がハイテク化され、それに伴う自己啓発セミナーも、さまざまな形で開催された。 1990年代: (1)家電系:電気街に代わり、カメラ系のビッグカメラやヨドバシカメラ等の量販店に、人が集まる様になっていった。 (2)携帯電話の始まり:現在の基礎を作った時代。NTTドコモを始め、現ソフトバンク等。 (3)不況によるIT離れや産業の空洞化等と言われた時代で、中国が台頭し、日本がアジアに生産拠点を移動していった時代なので、コスト効率を上げるためのアウトソーシング分野が台頭してきた時代。  この頃から、少数変量の生産、お一人様ビジネス(ニーズの多様化)に対応し、生産と消費の両面を合わせ持った享受的生活態度へと変化していったと思います。

Paltaro
質問者

お礼

ありがとうございます!! 80年代は自動車産業だったのですね!よく考えてみれば私は20代ですが、40-50代の人って車を持つことがステータスだったみたいな話し方しますしね…やはり自動車産業のピークにあった時期でしょうね。家電は納得です。 90年代について ビックカメラ、ヤマダやヨドバシなどの量販店は90年代の傾向だったのですね。あまり意識しませんでした。今はその量販店がアマゾンに食われるというなんとも時代の流れっていう感じですよね。中国へのアウトソーシングもこの時代なのですね。。 勉強になりましたありがとうございます。

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