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窒素肥沃度とは?

可給態窒素が窒素肥沃度の重要な指標になるということなのですが、窒素肥沃度が何なのか厳密にわからないので教えてもらいたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fumi26
  • ベストアンサー率82% (161/194)
回答No.3

 追加します。  質問は窒素肥沃度の定義はいかに?ですが、私の回答は可給態窒素を主体としたもので、まさにOut of Focus(見当はずれ)でした。失礼しました。  窒素肥沃度とは、肥え土や肥沃な土壌と同じく、定義しにくい、単位を欠く概念ですね。窒素供給力が大きな肥え土を「窒素肥沃度が大きい(高い)」と感覚的に表現されております。考えてみれば、「地力窒素」も同類の曖昧な表現です。  窒素肥沃度を客観的に示すため、最近は可給態窒素の測定が普及しております。窒素肥沃度は可給態窒素量で示せると理解できますので、結果的に、言葉が曖昧なまま使われています。  

itapori
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 非常に感謝しております。

その他の回答 (2)

  • fumi26
  • ベストアンサー率82% (161/194)
回答No.2

 作物生育の制約因子として窒素の吸収量があり、供給源には、肥料として与えられる部分と土壌が貯蔵庫として機能していることを、次の図でご理解ください。http://livestock.snowseed.co.jp/public/571f58cc/571f58cc52066790/571f58cc4e2d306e7a927d20306e8a554fa1  さて、近代農業は化学肥料の利用なくして存続しません。その普及により作物の収量は飛躍的に増加しましたが、弊害として化学肥料の過剰な投与による河川、地下水の汚染さらに農地の荒廃による耕作放棄まで認められるようになりました。中国の深刻な現状は悪しき見本です。  化学肥料の作物の利用率は差異はありますが概ね半分以下で、残りは揮発、河川への流亡、さらに有機体の窒素として土壤に残存します。土壌に残存した窒素の大部分は微生物の菌体を構成し、ご質問の可給態窒素となります。  持続可能な農業を営むには、窒素肥沃度の重要な指標として可給態窒素の重要性を認識し、堆肥利用による土壌有機物の増加と不足分を化学肥料で補う考えが妥当と考えます。  可給態窒素(窒素肥沃度)の測定には簡便法もあり、有益の指標になります。http://www.naro.affrc.go.jp/narc/result_digest/files/snmanu.pdf#search='%E5%9C%9F%E5%A3%8C+%E7%AA%92%E7%B4%A0'  水稲での土壌窒素肥沃度を例にすると、生育期間中に水稲は、窒素を10~12kg/10a程度吸収する。このうち、施肥由来窒素が占める割合は40%程度で、残りは可給態窒素(いわゆる地力窒素)とする試算もあります。 http://ibaraki.lin.gr.jp/chikusan-ibaraki/15-07/03.html

参考URL:
http://seneca21st.eco.coocan.jp/working/ogushi/06.html
  • malaytrace
  • ベストアンサー率33% (349/1027)
回答No.1

ちょっと検索した限りでは厳密に定義された数値のようなものではなく、概念的な用語に思えますね。 具体的なものが「可給態窒素」量(具体的な実験法までは見ておりません)のようなものだということでは?「指標の選定」について触れた文書もあるようですから。

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