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文法
1. 日本語を話せる。 2. 日本語が話せる。 どちらが正しいのでしょうか?
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他動詞五段活用「話す」の変化形で、いわゆる「可能動詞」と呼ばれる「話せる」は自動詞であり下一段活用となります。 この場合、一般的にはガ格を取りますが、主格がガ格を取る論理性が強い構文やことさら意志的・選択的な表現においてはヲ格を取るでしょう。 原形 ・私は日本語を話す。 ・私に日本語が話すことができるのは実に都合がよい。 ・私が日本語を話すのは君によく理解して欲しいからだ。 可能動詞での用例 主題「は」をとる形(一般的・主格) ・私は日本語が話せない。 ・私は日本語が話せる。 主語「に」をとる形(感情表明・対格) ・私に日本語が話せないのは残念だ。 ・私に日本語が話せるのはありがたい。 主語「が」をとる形(論理説明・目的格) ・私が日本語を話せないのは勉強をさぼったせいだ。 ・私が日本語を話せるのは親の教育のお蔭だ。
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- marisuka
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動詞の目的語は「を」で示す場合が大多数ですが、情意と可能の場合に限り「が」で表すことが多いのです。 この例文の場合「可能」ですので、「が」のほうがより多数派である、といえます。情意とは気持ちや意志です。「私はリンゴを好きだ」とは、あまり言いません。可能の場合も「私は水泳をできる」とはあまり言いません。正しい、正しくないではなく、多数派か少数派か、その割合がどれくらいか、の問題です。一万人に一人が「オレはそう言うよ」と言ったところで、世間に通用するとは言えません。 文法というのは、これまでこういう使われ方をしてきた、ということをまとめたものです。例外を探せばきりがないですが、「原則として今まではこうだった」を法則として体系化しています。 今回の目的語を示す助詞の「を」と「が」については、上記の通りです。
お礼
ありがとうございました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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どちらも文法的には正しい
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ありがとうございました。
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詳しくありがとうございました。