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文法についての質問です
(1)彼がそんなことをするとは________信じられない。 1.どうも 2.どうかに 3.とうとう 4.とうてい (2)車窓から_______富士山の美しい姿を忘れられない 1.見せた 2.見た 3.見られた 4.見えた (3)洪水の水が_______後には、肥えた土が残る。 1.流れた 2.行った 3.引いた 4.帰った (4)日本滞在中は、私たちに色々といい経験を________まして、ありがとうございます。 1.してください 2.していただき 3.させてあげ 4.させていただき ++++++++++++++ (1)1と3;(2)2と4;(3)「洪水の水」はおかしい;(4)「私たちに」はおかしい。 どうも外国人日本語教師が作った日本語文法問題らしいで、設問文自体にはおかしいと感じるところがあると思いますが、日本語を勉強している私にはうまく説明できません、どなたに訂正していただけませんか。 よろしくお願いいたします
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正解と思われるものは以下です。()付きは「ベストではないが、間違いではない」と思われるもの。 (1)彼がそんなことをするとは________信じられない。 1.どうも 4.とうてい (2)車窓から_______富士山の美しい姿を忘れられない (1.見せた) 2.見た 4.見えた 1について。前半と後半の主語が別人だと考えれば、「見せた」は充分成り立ちます。例えば「私が車窓から見せた富士山の美しい姿を、彼は忘れられない」。この場合の主語ももちろん省略する事が出来ますので。 (3)洪水の水が_______後には、肥えた土が残る。 (1.流れた) 3.引いた 1について。水か引く前に「流れた」事には違いありませんから、「流れた」でも間違いではないですし、日常会話でも意味は通じます。 また「洪水の水」・・確かに理屈ではあまり洗練された表現じゃないようにも思えますが、ただそれ以前に。日本語では、「水が・引く」ひとまとめでとても慣用的な言い方です。なので「洪水が引く」というより間に「水が」をいれて「洪水の水が引く」と言った方が、よりなじむ印象があるのではないでしょうか。あるいは、「肥えた土を残す」という事に注目して、「洪水」という大きな事象によるものではなく、「(引き始めている最後の)水」が「肥えた土を残す」という対象をしぼった観点から語っているのではないかと思います。 (4)日本滞在中は、私たちに色々といい経験を________まして、ありがとうございます。 これはどうでしょう・・・「(私たち)に」となっている時点で、全て当てはまらない気がしますね。 通じるのは4でしょうし日常会話では多くの日本人は間違いに気付きもしないでしょうが、文法的にはこれは正しくないと思います。文章にする事で間違いに気付く日本人も多いでしょう。ただ「私たちに色々といい経験をさせていただき、ありがとうございます。」・・・日本人の間では珍しくもない言い方ですね。でもあくまで口語ならではの表現と考えていただければ。 「させていただく」の主体はあくまで「私」。「私があなたにさせていただく」というのが正しい使い方で、「(あなたが)私たちにさせていただく」というのはかなり変です。「(他人に)させられる」場合は「させてくださる」になると思います。 なので、正しい一例としては「私たちに色々といい経験をさせてくださいまして、ありがとうございます。」。あるいは、「私たちに」がもし無ければ主語をごまかせるので、「日本滞在中は、色々といい経験をさせていただきまして、ありがとうございます。」でもOKだと思います。その日本語教師の回答例では、その事が言いたかったのではないでしょうか。 ・・・以上、かなり難しいかもしれませんが、いかがでしょう、理解出来ますでしょうか?
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(1) 正解は1,4 (2)正解は2,4 (3)正解は 3 「洪水が引いた」というのが一般的ですが「洪水の水が--」でも間違いではないと思います。 (4)正解はありません。「させてください」(まして)が正解になると思います。 「私たち、いろいろといい経験を (4、)させていただきまして、ありがたく思っております」 ならかつかつとおるのではないでしょうか。 私たち はありがたく思っている という主構文ですが、 (お礼を言っている相手に) いろいろといい経験をさせていただいた という中子の構文を抱き込んでいます。
お礼
早急にお答えが集まって驚きましたが、すっきりしました。どうもありがとうございました。
お礼
よくわかりました。詳しいご解説有難うございました。