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英語の一人称やその他の呼び方について
- 日本の時代劇やアニメ、ドラマでは一人称や呼び方が多様ですが、英語では特に変化しないことが多いです。
- 英語では一人称や呼び方がシチュエーションによって変化しないため、日本のようなキャラクター崩壊は起こりません。
- 日本の「俺様系キャラ」の一人称は海外で理解されるかが不安ですが、その特有の傲慢さが分かる人もいます。
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>例えば13世紀頃の貴族を描いた映画があったとして、日本なら真面目な付き人は「私めにお任せ下さい」、寡黙な兵士なら「ここは吾輩に任せて貰おう」、傲慢な指揮官なら「俺様に任せろってんだ」なんて色々変わると思うんですが、英語ならどのシチュエーションで一概に「トラストミー(私を信じて)」で終わるのでしょうか。 日本語以外のほとんどの言語では「私」は私ですので、脳内で変換してるなんてことはありません。しかし、拙者とか我輩とかなどのニュアンスを出すことは不可能ではありません。 質問者様の例文を題材にしてみると ・真面目な付き人は「私めにお任せ下さい」→「閣下の忠実なる僕(しもべ)にお任せください」 ・寡黙な兵士なら「ここは吾輩に任せて貰おう」→「私が先に行く。後についてくればよい」 ・傲慢な指揮官なら「俺様に任せろってんだ」→「私が今まで失敗したことがあったか?」 のように、会話の中で表現することができます。 ちょっとまだ伝わっていないと思うのですが、実は英語などにも敬語がある、というのをご存知でしょうか。 もちろん日本語と違って敬語があるわけではなく、過去形や話の方向性で敬語的な表現ができるのです。 たとえば日本語でも 「それを私に持って来い」と「あなたはそれをとってくれますか」では、実質的に同じことを要求しているにしても、丁寧さに違いがあるのが分かると思います。 英語やその他の言語でも「私・私・私」と連発するのは、やはり自己中心的なニュアンスを相手に与えるために、外国語でも相手を思いやった言葉使いがあるのです。 ですので「俺様キャラ」ならその国の言葉でなるべく自己中心的に聞こえるように翻訳されますし、たとえば「ツンデレキャラ」なら、あるときは自己中で強烈な話し方であるときは、相手に甘える話し方にすれば、ある程度まではニュアンスが伝わるでしょう。 ただし、日本語にあるあるときは「オレ」と言い、あるときは「わたし」というようなキャラの切り替えは容易にはできません。
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- wind-sky-wind
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日本語は話し言葉で男女の他,年齢,職業などさまざまなことがわかる まれな言語です。 英語にも女性が好む語彙がいくつかありますが,日本語みたいになかなか 字で見てもわかりにくいです。 英語の人称代名詞 I/you などというのはとにかく,「話し手/聞き手」を表すのみです。 1人称は自分,2人称は相手,3人称はそれ以外。 そういう割り切り方は日本語にはありません。 だから,「彼」「彼女」という言葉は英語など西欧語の訳語として作られました。 結局,なかなか日本語にはなじめず,「彼氏」「恋人」に感じられるようになりました。 いちおう,1人称,2人称といわれる単語はあり, 逆に日本語は豊富だと他の言語の人からは言われるわけですが, 実際には I/you のような語はなく,日本語の「私」「あなた」などは 別の存在だ,といってもいいかもしれません。 日本語には指示語としての代名詞「これ・あれ・それ」はあっても 人称代名詞という感覚はない,といってもいいと思います。
お礼
ご回答有難うございます。I/Youが私/貴方と別格なのかと驚きました。そもそも男だから「僕」女だから「私」我が強いから「俺」等の事柄が一切関係無く一括りで「I」で海外の人が納得出来るんですね。故に私が描いている色々な代名詞・呼び方を持つ日本人特有の海外への疑問はナンセンスにもなるし、返って海外からは奇怪な目としても見られている…という訳ですね。そう考えるとやっぱり文章の幅が広がるのは日本語が一番だななんて思いました。それに、海外の人が日本語難しい…って言うのもその辺りの言語文化の違いからも現れているんだなーと感じます。
- yupan69036
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漫画は読まないので全く分かりませんが、貴兄の質問の答えは「それが文化の違い」としか答えられません。私は、英語圏、西語圏に17年住みましたが、その様な違和感は全くありませんでした。答えにならなくてご免なさい。
お礼
ご回答有難うございます。他の方の解答を見て「文化の違い」の大きさに驚いている所です。海外の人から見たら「どうして男と女で一人称が変わるのか?」なんて思う所でしょうか。他に探していますがそう一人称が色々ある言葉は多くなさそうですね。だから回答者様も違和感が感じられなかった…と。 日本特有の文化なんだから礼節を重んじつつ、もっと大切に行こうと思いました。
お礼
ご回答有難うございます。敬語がある…と言うのは一応学校で習った「can→could」「will→would」の様に変換すればいくらか丁寧になると知ってはいるんですが、具体的に何かそういう物があるとは知りませんでした。例えば英語圏では兄弟で一括りだからブラザーでも通じるし、アメリカのコメディードラマ(ディズニー・チャンネルetc)でも先生には基本タメ口なので勝手に「凄いフランクなんだな」なんて思っていました。 確かに表現を変えれば確かに通じる点は多いですが、やっぱりしっくり来ない点が多いですね。これが日本語特有の表現方法なのかと思うと日本が結構異端な気もしてきました。