• 締切済み

「俺は死を覚悟で彼女を守り抜く」

『ASAHI WEEKLY 5/18』の「新作映画のこのセリフ」欄で紹介されている、 “I'll die before I let anything happen to her.” の和訳が、  「俺は死を覚悟で彼女を守り抜く」となっています。  どうして和訳がこうなるのか理解できません。  映画名は「B.MONKEY」。主人公の若いOLの名前です。裏稼業がプロの宝石泥棒。相棒の2人の男と同棲中ですが、小学校教師のアランと出会い大恋愛におちいる。しかし、相棒から「命も賭けないかりそめの恋など止めろ」と諭される。ところが物語の大詰めでアランのつぶやく、このセリフが殺し文句となる、というストーリーだそうです。  私が訳すと、  「俺が、彼女にどんなことでも、ふりかかえさせてしまう前に(彼女の身に万一何かおこさせてしまう前に)、俺は死ぬつもりである」となり、  意訳につながらないのです。日本語力にも問題があるのでしょうか。

みんなの回答

回答No.7

Gです。 少し抜けていたところがありましたので、訂正させてください. I made do it.といって、逆に、彼はやりたくなさそうだったけど、やらせた. という状況の判断も出来るのですね. ですが、 これは、I made him do it.の間違いです. すみませんでした.

回答No.6

Gです。 gさんのおっしゃるとおりで、愛のささやきになりますね. (でも、間違っても、I'll die before I let my girlfriend marry me!はダメですよ.) 私の回答で間違いがありましたので、訂正させてください. I will die before I let Jack to take my girlfriend away from me.ジャックに彼女を取らせないぞ で、I let Jack takeとなり、to takeではありませんね. 使役動詞は面倒くさいと言う事はありますが、I letとして、起る事を許してしまう/やらせてあげる、と言うフィーリングがあり、I let him do it.として、彼はやりたそうだったので、彼にやらせてあげた、と言う「あげる」と言うフィーリングが出てくるんですね. I made do it.といって、逆に、彼はやりたくなさそうだったけど、やらせた. という状況の判断も出来るのですね. 使役動詞については、ここでもかなり質問されているようですので、検索してみてください. これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。

noname#17705
noname#17705
回答No.5

こんにちは! その言葉の意味、解釈は勿論大切だと思います。言葉は、表面的な見える文字(単語)を、それに該当する日本語にするだけではないと思っています。 戸田奈津子さんが、字幕翻訳を希望する若い人達に、”日本語(語彙)をどれだけ知っていますか?それは、英語を理解している以上に重要なのです。”のような事を、話しているのを思い出しました。 そういう人達は英語はすべて分かっていて当たり前で、その上に”その意味も、そして含まれるフィーリングも”です。 Gさんが書いている【つまり、死は誰にとっても最後の最後ですね. だから、2)を起こさせてしまうと言うことの前に、この最後の最後を起こす、という事は、2)は絶対に起きない、死んだら、let anything bad happen to herのletが出来ない、と言う事なんですね】 つまり、 *彼女に悪い事が起きる前に俺は死ぬ。 *俺が死ぬ前(生きている間)には彼女には何も(悪い事が)起きない!(起こさせないぞ!) *俺が生きている限り、彼女に悪い事なんてふりかからない! *死ぬまで、彼女の事を守るんだ! そして・・・「俺は死を覚悟で彼女を守り抜く!」 私流は「俺のすべてで、彼女を守ってみせる」なんてね。 言葉の中に”死”を入れることで、自分自身(人生)のすべてと言うフィーリングが入ってくると思うのです。 そう思いませんか?これは、言葉の意味以上のことですよね。 だから、殺し文句になるのです。 “I'll die before I let anything happen to her.” なんて、素敵な台詞なのでしょう。 私の目の前で・・・ genkiippai, I'll die before I let anything happen to you, my love! こんな風に言われたら、どうしましょう!心配ないでしょうね、ありえませんから。(笑) でも、日本人(日本男性)的には言う人(男性)はいるんでしょうかね?居たらごめんなさい。 日本女性は、いっぱい言ってもらいたい!と思っていますよ。愛の言葉です。

beginner2001
質問者

お礼

2003/05/18 22:40 wrote 回答ありがとうございます。 *は大変良くわかりました。私もこういう風に連想したいものです。ああ、日本語力も鍛えなくては。しかし、素質が無いので限界も見えているようで…。 >だから、殺し文句になるのです。 >“I'll die before I let anything happen to her.” >なんて、素敵な台詞なのでしょう。 悲しいことにここで質問するまではそんなにインパクトのあるセリフとは思ってもみなかったのです。ご回答を読んでいく毎に大変な殺し文句に思えてきました。しかし、 私は日本人男性ですが、さて、そういうシュチュエーションで言えるかどうか? ………やはり恥ずかしくて言えません……。

回答No.4

アメリカに35年ほど住んでいる者です。 私なりに説明しますね. ここでのI will dieはI will kill myself, とか、I will let the death take over my bodyと言う意味で、死んでもいい、さらに、死んだような物だ、という意味なんですね。 また、ここで、anything happen to herということanything bad happen to herと意味で、anything good happen to herの意味は全くないんですね. ここにbeforeがありますので、前の部分とあとの部分を分けますね. つまり、 1)I will dieと 2)I let anything happen to her.ですね。 2)で、I let anything happenのlet使った言い方で、このanything badを起こさせてしまう(自分の力をフルに使わなかったために)、といっているんですね. beforeを間に入れて、2)を起こさせてしまう前に、自分を殺すような馬鹿な事をやってしまうだろう、(でも、そんな馬鹿な事はしない).となります。 つまり、死は誰にとっても最後の最後ですね. だから、2)を起こさせてしまうと言うことの前に、この最後の最後を起こす、という事は、2)は絶対に起きない、死んだら、let anything bad happen to herのletが出来ない、と言う事なんですね.  つまり、自分が生きている間(死が来る前に)は、2)は起こさせない、と言う事になるわけです. この文章を理解するにはここが一番重要なことなんですね. だから、2)が起らないように、自分を全てを出し切る、と言っているわけで、丁度日本語には、命をかけて、と言う、表現と同じになり、死を覚悟に、と言う表現にもなるわけです. ですから、ここでは、普通の文章である、Because of this illness, I will die before I have my 20th birthday.(この病気の為に、20になる前に死んでしまいます)と言う文章とは違う使い方をしているのです. I will die before I let~で、~を絶対に起こさせないぞ、と言う意味なんですね. ですから、上のややっこしい理論は理論として覚えておいて、I will die before I letと聞いたら、「次の事を起こさせないぞ」、と言うフィーリングで覚えてしまってください. つまり、使える英語、として覚えてしまってください、と言う事です. I will die before I let this test fail me! この試験に落ちるもんか!!! I will die before I let Jack to take my girlfriend away from me.ジャックに彼女を取らせないぞ! I will die before I let this party fail.このパーティは絶対に失敗させないぞ(成功させるぞ!) (ま、上の例文で、死を覚悟で、と言う言い方は出来ないでしょうが、ちょうど、あなたの例文が、彼女には何も起こさせないぞ、と言う事なので、死を覚悟で、と言う「偶然にも」分かり易い日本語訳が出来たわけです) と言うわけで、この表現を使って、I will never let~より、強い表現の仕方が出来るわけですね。 つまり、I will never let anything happen to her.以上に、自分の思いを出しているわけですね. だからこそ、これは、愛のささやきにも使われるわけですね. Jackie, I'll die before I let anything happen to you, my love!と言う具合にですね. 文章の説明で、かえって分かりにくくしてしまったかもしれませんが、これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。 DSK

beginner2001
質問者

お礼

2003/05/18 22:00 wrote お礼が大変遅くなりました。大変分かりやすい、ご回答ありがとうございます。 ナルホドと合点がいきました。特に、 >つまり、自分が生きている間(死が来る前に)は、2)>は起こさせない、と言う事になるわけです. この文章を>理解するにはここが一番重要なことなんですね. は良く理解できました。お書きになっているような解釈を私も出来るようになりたいものです(一生かかっても無理かも)。 >上のややっこしい理論は理論として覚えておいて、I >will die before I letと聞いたら、「次の事を起こさ>せないぞ」、と言うフィーリングで覚えてしまってくだ>さい. つまり、使える英語、として覚えてしまってくだ>さい はい。そうします。使えるフレーズとしてもう忘れないでしょう。 ★ところで、遅れ馳せながら、いくつか質問させてください。 1)let A doの文法的理解について Aとdoの関係ですが必ず主語と述語動詞の関係になるのでしょうか?英文を作る場合、「Aがdoすることをさせる」と考えておけばいいのでしょうか? 2)「…させる」のlet,make,have,getについて 手持ちのウィズダム英和辞典初版によると、 let:相手が望むように make:強制的に have:相手に対する当然の権利を行使して get:説得などを通じて相手に…させる とあります。実際、ネイティブの人に話したりする場合、たとえばmakeばかり使ったりすると誤解されてしまうのでしょうか。キツイ言い方するなあとか思われてしまうのでしょうか(今までmakeばかり使ってきていましたが…)。 質問の追加のようになってすみません。

noname#118466
noname#118466
回答No.3

映画のセリフの訳は、一定の条件の中で決めていくので 直訳は出来ないのがふつうでしょう。条件(制限)とは スクリーンに納まる長さ、登場人物が話し終える前に、観客が読める長さ(字数)、複雑な漢字を使わなくても済む言い換えなどです。 申しわけないけど、あなたの訳では読み終える前に画面が変わってしまう恐れがあります。長いこととリズム感がなく日本語として意味が捉えにくいためです。映画のセリフは学校文法から見れば誤訳のオンパレードですが、観点を変えれば名訳のオンパレードともいえます。 I'll die before I let anything happen to her. この映画は見ていませんが、通常このようなセリフは自分は死ぬだろうという意味ではなく、~するくらいなら死を選ぶという例えですから、映画の訳で十分意味が通じます。 俺が(いながら)彼女に何か起こるようなら(起させるなら)俺は死んでしまうだろう。→俺がいる限り彼女に何も起させない→俺は命を賭けて彼女を守り抜く、又は、俺は死を覚悟で彼女を守り抜く。 命を賭けてより死を覚悟で・・がぴったりきますね、字数も一字少ないし。

beginner2001
質問者

お礼

2003/05/17 22:35wrote 回答ありがとうございます。お礼が遅くなりました。 映画のセリフは名訳のオンパレード、おっしゃるとおりです。このセリフに“die”がありますでしょう。死に関わることですから、きっと翻訳者も気合が入ったことでしょう。まして殺し文句ですものね。 →の部分。こういう連想ができなかったのです。ありがとうございました。

  • Meursault
  • ベストアンサー率42% (36/85)
回答No.2

nightowlさんの説明で大筋は尽くされていますが、多分、beginner2001さんの、使役動詞のletの理解の仕方が充分でないのでしょうね。ほかのmakeやhaveと同列に、「~させる」の一点張りで理解しようとしているのでは。 letは同じ使役でも、「そうなってしまうことを見過ごしにして許してしまう」という意味があります。 I won't let this happen again. こんな失敗は二度とないようにします。 といった表現もあるくらいです。

beginner2001
質問者

お礼

2003/05/17 22:00~22:25wrote 回答ありがとうございます。お礼がおそくなりました。 “let”について。ご指摘のとおりです。「そうなってしまうことを見過ごしにして許してしまう」という意味なんですね。、「~させる」の一点張りではいけませんよね。ウィズダム英和辞典の“make”の欄に語法の解説がありました。お示しの例文は暗記します。ありがとうございました。

  • nightowl
  • ベストアンサー率44% (490/1101)
回答No.1

「彼女の身に何か起こることを許すぐらいなら、死んだほうがましだ」 という直訳から「ASAHI WEEKLY」の訳につながると思います。

beginner2001
質問者

お礼

2003/05/17 21:45wrote 回答ありがとうございます。お礼が遅くなりました。“let”の本義が「…するのを許す」(ジーニアス英和辞典改訂版)であるのを見落としていました。「…させる」しか見ていなかったです。しっかり読まなくてはいけませんね(しっかり読まないくらいなら辞書を引かない方がましかも→use a dictionary,would rather than,may?)。ありがとうございました。

関連するQ&A