• ベストアンサー

木の柱が倒木より腐り難いのは何故?

土を植物が食べ(?)、植物を動物が食べ、 植物や動物を微生物が食べて土に返る。と聞きます。 森の中の木は微生物に食べられ(分解?)すぐボロボロになるのに 家の中の木の柱はそこまで早くはボロボロにならない。 製材所などの雨ざらしで山積みの丸太もすぐにはボロボロにならなさそう。 湖など水中で腐敗が進まない木などの話も聞きます。 寒い土地では表面に苔が生えるばかりで中は腐り難いとも聞きます。 何が木の腐る早さに違いを与えているのでしょうか? 木を食べて分解する微生物の暮らしの問題でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ff01
  • ベストアンサー率56% (29/51)
回答No.2

一言でいうと、おっしゃるように「木を食べて分解する微生物の暮らしの問題」でしょう。 「家の中の木の柱」は乾燥状態にありますから、腐朽菌が繁殖し難いです。 そもそも、きっかけとなる昆虫や菌が少ないので、侵入しにくいという点もあります。 森林の中で、締め切った家ですと、ボロボロになるのは早いです。  家の中の柱に防腐剤処理をすることは、まず、ありません。 製材所で、雨ざらしで山積みにしてあるのではなく、「乾燥するように積んである」 のであって、腐りにくくしているのです。 水中に沈めることも、腐朽菌の繁殖を防ぐ良い方法で、貯木場はそうしています。 「表面に苔が生えるばかりで」というのは、別の現象です。 ある種の地衣類(クラドニアなど)は抗菌物質を出すので、その地衣類が生えて いると、その部分は腐りにくくなります。 森林内の切り株の上面に、マッチ棒のような赤い頭をもった白い地衣類(アカミゴケ)が 生えていたら、つついてみてください、地衣類は生えているところは堅く、下の方が ボロボロに腐朽していることが分かります。  普通の(緑色の)コケ植物が生えていれば、むしろ、その下は腐朽していることが 多いです。

noname#228046
質問者

お礼

>森林の中で、締め切った家ですと、ボロボロになるのは早いです。 そうだったのですね。 空気中に漂う微生物にも土地毎の個性がある という話を 思い出しました。 目に見えない違いがあるのですね。 > 家の中の柱に防腐剤処理をすることは、まず、ありません。 少し安心しました。 乾燥し虫などに運びこまれ難ければ柱も長持ちするのですね。 >地衣類 抗菌物質 自分の体を食べられない様にする仕組みなのですね。 その下は腐っていやすいのですね。 詳しく解りやすいご回答、ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

noname#180719
noname#180719
回答No.3

簡単な話しです。建築に使われる木材は何らかの形で防腐処理されていて微生物による腐食を防ぐ様になっています。昔は何も処理されなかったので柱にシロアリが付いたり湿気でカビが発生し腐ると言った事は有ましたよ。製材所の雨ざらしは木材の余分な油気を取るためのものです。森の中の自然の木が早くボロボロにはなるというのは貴方の誤解です。自然の倒木も時間が経たないとボロボロにはなりません。水中や寒冷地では微生物が少ないっていう事だけの話です。 それと柱に加工された木材は腐りやすい樹皮を取り除いた木の内部の部分で元々腐り難いものという事もありますよ。自然では腐りやすい樹皮と内部が接しているので早く腐ることも考えられます。

noname#228046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 自然の倒木はすぐにはボロボロにはならないのですね。 国内の有名建造物の木が何百年と持っている話や 家の柱が何十年と腐らない姿から なぜこんな違いがあるのだろうと思いましたが、 色々な要素が絡み合っていたのですね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8536/19406)
回答No.1

建材に使う材木は、樹皮近くの油分が多い部分を取り除いて、乾燥させて燻煙してとか、防腐処理がしてあります。 生木を削って四角い柱にしただけじゃないのです。 言ってみれば「木のミイラ」にしてあるのです。ミイラって何千年も腐らずに残ってるでしょ? 場合によっては、防腐剤に漬けて芯まで防腐してあったり、樹脂コーティングしてあって腐敗しない加工がしてありますよ。

noname#228046
質問者

お礼

畳なんかも防腐処理が凄いと聞きますね。幼児には危険な程に。 最近の木は色々な防腐処理で綺麗な姿を保っているのですね。 国内の有名建造物の柱にも昔は昔なりの防腐の技術が 色々工夫して使われていたのでしょうね。天然の何かを塗ったり、 雨水対策、地面からの湿気対策、人の目での点検や管理などなど。 ご回答ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • ドングリの木について

    ドングリの実は生物学的にいうと、種子なのでしょうか? それとも、果実なのでしょうか? 茶色いカタイ皮をむいてみると、中の実のようなところが2つに割れました。中に種子のようなものが見当たらないので、もしかするとドングリ自体が種子なのではないかと思ったのです。 もしドングリの実自体が種子なら、ドングリの木は裸子植物に分類されるのでしょうか? 以上、ドングリの実は種子なのか?果実なのか?    ドングリの木は被子植物なのか?裸子植物なのか? 教えてください。

  • 動物と植物の定義

    過去に質問されていそうな質問だと思ったのですが、見つからなかったので、質問します。 動物と植物の定義を教えてください。 素人なりにいろいろ考えました。 1)植物は光合成をする生物 2)動物は自らの意志で移動ができる生物 3)動物は他の生物から栄養を得る生物 ですが、自分の中では全て否定されました。 1)まず、菌類、細菌は光合成をしない。菌類、細菌類が植物に分類されているのかは知りません。しかし、動物ではないと思うので。(動物でも、植物でもないのですか?)菌類、細菌が植物ではないとしたら、これは、反論にはなりません。 でも、1)の定義なら、ミドリムシは植物だと言い切れます。しかし、言い切ってはいなかったと思います。 2)サンゴは動かない(と思う)。サンゴはなぜ、動物なんですか? ミドリムシが動物だと言い切れる。(これは1)と同様) 3)食虫植物は他の生物からも栄養をとる。 確か、木に寄生して栄養を奪う植物がいた。(ラフ何とかだったような)

  • 金のなる木はカルチャーボールで育てることは可能なのでしょうか?

    金のなる木はカルチャーボールで育てることは可能なのでしょうか? 最近、観葉植物を育てています。 何種類か育てているのですが、その中に『金のなる木』があり、今は、買ってきた時と同じ状態(土のまま)で育てているのですが、他の観葉植物はカルチャーボールで育てています。 室内で育てているので、土を使わないカルチャーボールで育てたいのですが、可能でしょうか? 全くの素人のためご指導頂けると幸いです。 よろしくお願いします。

  • 植物および単細胞生物の免疫について

    動物の体が生きている内に腐敗しない理由は、白血球などの免疫細胞のおかげだと聞きました。ならば植物や単細胞生物など白血球を持っていそうもない生物はどうやって自分の体を腐敗から守っているのでしょうか?とても興味があります。どなたか関連する情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひお教えください。

  • 微生物・ミミズ

    土作りに関して現在勉強中ですがまったくの素人以下です。。。 「分解されやすい有機物は生物によって分解されて養分となり」と資料にありました。そこで質問です。畑で何か野菜を作る際、その養分が植物に栄養がいき、よく育つのですか? それと追肥とかよくいいますが、それは微生物・ミミズなどが餌とするためですか?それとも植物に直接栄養を与えるためですか? 最初に土に堆肥を入れるとありましたが、それも微生物・ミミズなどの餌にするためですか?

  • 木どうしの癒着とその仕組みについて

    大きい長寿杉の木などの断面を見ると複数が合着して育っていたものがありますよね。 また、現在開催されている愛知万博ではポプラどうしを密着させているとその樹皮同士が癒着し、同化する性質を利用し、グローイングホームと言う木の家を作り展示されています。 動物ではまず見ない性質ですが、木でもそんな成長をしない木もありますし、どういうメカニズムでその同化が行われるのか知っている方がおられれば、教えて頂けると嬉しいです。 また、その癒着が起こりやすい木や、その性質を持たない気などもあれば、教えていただきたいです。 多種との接木も、植物にとっては当たり前のことですが、かなり不思議なことに思えます。 生物学で質問を載せて頂いていたのですが、 カテゴリーが違うのではないかと思い、こちらに書き込ませて頂きました。 変な質問すみませんが、宜しくお願いします。

  • 金のなる木の育て方

    『金のなる木』の育て方を教えて下さい。(1)土はどの種類のものを使ったらよいか?(2)5円玉をつけるにはどのようにしたら良いか?(3)どのサイズの鉢に、いつ植え替えたらよいか?(4)部屋の中で育てるのか日光に当てて、外で育てるのか?(1年中暖かい地域です) 現在、直径10cm高さ8cmの陶器の鉢に5cmの高さで3つ咲いています。植物を育てるのは始めてで、かなりの初心者です。詳しく教えて下さい。

  • 庭にはびこった苔は除去すべきでしょうか?

    庭にはびこった苔は除去すべきでしょうか? 新築に住んで3年になりますが、庭に植えた木の下の土に、気がつけば緑色の苔がはびこり、すごいことになっています。 私は見た目も良くないし、苔の趣味もないので、早急に除去しようと思っているのですが、家族の中で意見が割れ、手をつけられずにいます。 反対意見というのは、「苔は水分を吸収してくれるので土が潤い、木も枯れずに済む」というものです。 本当にそういう効果があるのでしょうか? 家族の誰もが園芸には詳しくなく、感覚だけで言っているので、私自身も含めて説得力がありません。 生えている苔の種類もわからないので、これ以上状況を伝えることはできませんが、一般的な話として教えてください。

  • 幸福の木の鉢の中に…

    幸福の木の鉢の中に… どうも発砲スチロールが埋まっているようです。 しばらく前にホームセンターで買ったものです。 この発砲スチロールは何か意味があるのでしょうか? それとも、取り除いて土をきちんと入れ替えたほうがいいのでしょうか? それから、幹の一番上に黒いものが塗られているのですが、これは何でしょうか? 今は高さ90センチぐらいなのですが、このままで大きく伸びていくものなのですか? 観葉植物育てるのは初めてなので何もわかりません。 教えてください。

  • 「動物」か「動物と鳥」か

    添付のイラストをみて「木に何がいるか」と聞かれて答える場合 「動物」と答えますか、「動物と鳥」と答えますか。 生物学は動物と植物に分けますので、鳥も動物であることは知っています。 ただ感覚的にこのイラストを説明する場合、私は「動物と鳥」と言ってしまうのですが 皆さまはいかがでしょうか。 よろしくお願いします。