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成長戦略について

 安部総理の成長戦略に対して想定内の人もいれば期待を持っている人も要るみたいで、結構意見が分かれてる段階だと思うのですが、マクロ的に見てどうでしょうか?今後どのような手を打って来るのか皆目見当もつきませんが期待するという人からするとどのような期待が持てるのか?失敗しそうだと思う人は何故そう思うのか?ここは意見が2分するところだと思いますがどうなんでしょう?まったくもって政治経済にうとい私からするとてんで分かりません。

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noname#204885
noname#204885
回答No.6

私は、#3の回答者の方とは全く反対の立場です。 アベノミクスの「成長戦略」は「経済の構造改革」を謳っている筈です。であれば、そのためには「行政改革(=国の税金の使い道の抜本見直し)」と「規制緩和(=保護されている業種と保護されていない業種の大幅とっかえ)」が、絶対に必要なはずです。これは、2000年代初めに小泉政権が目指した内容です。 ところが、自民党は、もともと既存業種に依存する体質が強いので、小泉退陣後は、路線転換の動きが強まりました。このことが、小泉後の自民党が急速に支持を失った理由です。 そこに乗じて、支持を伸ばしてきたのが民主党です。本来「大きな政府(=高福祉社会)」を志向する筈の民主党が「行政改革と規制緩和」を主張するのはやや矛盾している面がありますが、民主党は、行政改革によって大量の埋蔵金を発掘できるので、それをベースにすれば、大きな政府を維持しつつ、構造改革も進められると言う絵を描いたのです。これができれば理想的な改革になる筈だったのですが、さすがにこんなうまい話はなく、見事に破綻してしまいました。 だからこそ、市場参加者の多くは、アベノミクスを、民主党の失敗を踏まえて、「民主党時代には殆ど顧みられなかった金融政策を全面動員し、第一と第二の矢を麻酔薬として活用しつつ、第三の矢で一気に構造改革を果たす」と言う作戦であろうと予想し、歓迎しました。 ところが、ふたを開けてみると、自民党内は、ここに来て、既得権益を残しておこうと言うムードに先祖がえりしており、このままでは、安倍政権はずるずると「大きい政府」路線に安住するのではないかと言う懸念が高まっています。であれば、結局日本の構造改革は頓挫する可能性が高まり、「日本売り」の動きが出てくることはやむを得ないでしょう。 前回と同じ轍を踏むのかどうか、今は予断を許さない状況ですが、私は、アベノミクスを成功させるためには、自民党単独政権では駄目で、政界再編が必須ではないかと言う気持ちに傾きつつあります。(日本経済を再度成長軌道に乗せるためには、政治の方でもう一波乱ありそう。)

noname#180096
質問者

お礼

>だからこそ、市場参加者の多くは、アベノミクスを、民主党の失敗を踏まえて、「民主党時代には殆ど顧みられなかった金融政策を全面動員し、第一と第二の矢を麻酔薬として活用しつつ、第三の矢で一気に構造改革を果たす」と言う作戦であろうと予想し、歓迎しました。> ですよ。私も結構期待してたりする一人です。 >ところが、ふたを開けてみると、自民党内は、ここに来て、既得権益を残しておこうと言うムードに先祖がえりしており> そうだったんですか・・・初耳というより私が政治に無知なだけかもしれませんが・・・それはまずいですよね、「古い自民党を変える」と言っておいて先祖がえりして失敗されたらたまったものではありません。 >このままでは、安倍政権はずるずると「大きい政府」路線に安住するのではないかと言う懸念が高まっています。であれば、結局日本の構造改革は頓挫する可能性が高まり、「日本売り」の動きが出てくることはやむを得ないでしょう。> なるほど・・・ >前回と同じ轍を踏むのかどうか、今は予断を許さない状況ですが、私は、アベノミクスを成功させるためには、自民党単独政権では駄目で、政界再編が必須ではないかと言う気持ちに傾きつつあります。> なるほど、良案だと思います。

その他の回答 (6)

  • m-m-mg
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回答No.7

日本の構造改革なんて結局「財閥解体」みたいなことでもしないと実現できないんだよね。 「世の中で一番素晴らしいものは若者のエネルギーだよ。こりゃあ進歩の原動力だ。社会ってのは常に有為転変するものだ。若い連中はそれに合わせて、ちゃんと やっていけるけど、年寄りはそうはいかない。だもんだから「今の若いものは…」なんて批判する。口で言うだけならまだいいが、伸びる芽まで摘んでしまっちゃ駄目だよね。そうなったら、老害以外の何物でもないからね。そう考えたから、俺は第一線から身を引いたんだ。人間、はじめるよりも終りのほうが大事なんだよ。」 by 本田宗一郎 50歳定年制なんかやったら日本は大きく変わるだろうな。

noname#180096
質問者

お礼

>日本の構造改革なんて結局「財閥解体」みたいなことでもしないと実現できないんだよね。> それ位難しいもんなんですかね?ちょっと政治に無知な私では分かりませんが・・・ 構造改革は難しいというご意見と賜りました。

回答No.5

No.4の人の回答で引用された内容はアベノミクスの第一の矢に対する評価でしょう。 成長戦略はアベノミクスの第三の矢になります。 この成長戦略の内容を見ると、短冊をホチキス止めした内容になっており、 日本経済について検討した形跡がうかがえません。 ここで言う短冊とは各委員から出てきた意見のことで、 ホチキス止めというのはそれぞれの意見について討論することなく列挙することです。

noname#180096
質問者

お礼

なるほど、、、確かに成長戦略が発動したばかりなのでなんとも言えませんが、最後には結果がものを言うでしょうから、そこで判断するべきだということですね。 見解ありがとうございます。参考にさせて貰います。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.4

- ポール・クルーグマン 日本は過去20年にわたりすでに多額の公共投資を行ってきたが、日本経済が前進する兆しが見えると、すぐに急ブレーキをかけてきた。財務大臣が出てきて、「借金の懸念がある」と言って財政出動を抑えてしまうのだ。 日本銀行も金融緩和 つまり紙幣を多く刷ること によってデフレ退治をすべく立ち向かおうとしたが、ここでも同じく、少しでも経済が回復し始めると、緩和の手を緩める方向に舵を切った。紙幣をばら撒きすぎると、急激なインフレの恐れが出てくると言ってきたのだ。 さらに、財政刺激策をやる際には金融面でのサポートがなく、金融緩和をやる際には財政面でのサポートがない。日本の政策当局はいつもそんなことを繰り返し、自らの手で経済が持続的に改善するという望みを潰してきた。結果、長くデフレから脱却することができず、国民は苦しみ続けてきたのだ。そしてこれは、欧米を含めた世界の先進国にも同じことがいえる。 しかし、昨年末に再登板した安倍首相は、こうしたいままでの世界の政策当局がやってきたのとはまったく違う政策を唱えている。なんとしても経済の長期低迷を終わらせるという決意をもって、金融・財政両面で大胆な政策を打ち出しているのだ。 私はこのアベノミクスを評価している。これこそが日本がデフレから脱却するために必要な処方箋となりうると思っているからだ。 そしてこれが成功を収めれば、日本が先進国の中で先んじて、経済低迷から脱する方法を示すことになるだろう。もちろんそれは、世界の経済政策担当者が過去数年間信じてきた原則が間違っていたことが証明される時の訪れも意味するのだ。

参考URL:
http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/krugman8.html
noname#180096
質問者

お礼

>しかし、昨年末に再登板した安倍首相は、こうしたいままでの世界の政策当局がやってきたのとはまったく違う政策を唱えている。なんとしても経済の長期低迷を終わらせるという決意をもって、金融・財政両面で大胆な政策を打ち出しているのだ。 私はこのアベノミクスを評価している。これこそが日本がデフレから脱却するために必要な処方箋となりうると思っているからだ。 そしてこれが成功を収めれば、日本が先進国の中で先んじて、経済低迷から脱する方法を示すことになるだろう。もちろんそれは、世界の経済政策担当者が過去数年間信じてきた原則が間違っていたことが証明される時の訪れも意味するのだ。> そうだったんですか。安部さんは「これまでにない政策」と言われていますが、それはそういう事だったんですね。なるほど、期待できるかもしれないというご意見と賜りました。 ご見解ありがとうございます。 是非そうなってくれたらよいですね。

  • nasi000
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回答No.3

アベノミクスに竹中改革を期待している人も数多くおり、産業競争力会議に竹中氏本人も入っています。が、竹中氏の主張は規制緩和や緊縮財政などのインフレ抑制政策ばかりです。なので第3の矢と呼ばれる政策の中身を竹中氏が主導してインフレ抑制政策が主軸になるとインフレ抑制=デフレ促進状態となることで成長戦略は失敗に向かいます。 成長戦略と称したインフレ抑制政策が第3の矢の主軸となってしまったならそれは いつか来た道 となってしまうでしょう。

noname#180096
質問者

お礼

なるほどインフレ抑制政策が来たら意味がないと? ん~どうなることやら、我々国民は見守るしかないという・・・・ ご意見ありがとうございました。

  • ssssan
  • ベストアンサー率18% (132/730)
回答No.2

安倍政権の成長戦略は政権誕生後直ぐに一の矢二の矢討っ手当たって来たなーと思っていたら第三の矢発表が少し間が開いてしまってその三の矢発表している時に株が今年三番目の下げで市場は当日の店終いしたとか、 本当に安倍政権は安倍総理は口から出まかせだからの下げも有ると思います。 6/9の記事を読んだら米禿鷹は日本の株式.為替市場で儲けさせてもらったからと云って全米投資家に半島の株式に今度は狙い定めるからと投資を呼びかけています、今度は南朝株式.為替相場を搔き回すようですね、勿論利益出す為に。 日本の株.為替でもう多分千億単位の利益出してるんじゃないかな、ついこの前百億単位の利益を出していたようですから、株式で云えば三回の暴落が無い上げ相場の時に、禿鷹は上げ相場でも暴落相場でも利益を出す手段は何十年前から構築済みです、日本の投資家はその禿鷹のオコボレを戴いてるわけで。 平均株価も為替相場も参院選挙が終わる迄日本に安倍政権に都合よく持たせてくれると思ってましたがそう甘くは無かったですね、米の禿鷹に掛かったら、オバマ民主政権も関係有るでしょうが。

noname#180096
質問者

お礼

ん~株ね~まあ我々国民は一票投じて見守るしかないわけで、どうなるんでしょうね? 見解ありがとうございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13695)
回答No.1

金融財政政策に関してはいろいろな成功例を見ますが、政府主導の経済産業の成長戦略に関しては世界中で成功した例を知りません。もちろん日本においてもです。経済産業はほとんどの場合民間主導です。政府の出来ることは、せいぜいその邪魔をしないことぐらいです。 昭和30年代、トヨタ日産以外にホンダなどの新しい自動車メーカーが誕生したとき、政府は日本には自動車メーカーは二つだけでいいと行政指導しました。つまり規制をかけようとしたのです。それに怒った本田宗一郎氏が4輪乗用車の開発を強行し、今のホンダを大メーカーに育てたのは有名な話です。コンピューターなどでも同じようなことがありました。行政指導と補助金漬けの結果、すべてのコンピュータメーカーが駄目になりました。半導体もそうです。アベノミクスで成長戦略を講じるなら、つまらぬ行政指導や補助金制度はやめにして、規制を撤廃することです。そして後は民間に任せることです。成長戦略で政府が出来ることはせいぜいその程度です。 今回の三本目の矢の成長戦略には、その肝心の規制改革がほとんど盛り込まれていません。がっかりしました。例えば農業所得を2倍にするというなら、口先ではなく農業最大の規制である株式会社参入を認めるべきです。そうしなければ、今の零細農家では所得が倍にはなりません。しかしそれも出来ていません。医療分野で成長を諮るというなら、病院の株式会社経営を認めるべきなのに、それもしていません。既得権益者や官僚の反対が強いからです。他にも撤廃すべき規制はたくさんあります。それらが日本の経済成長を阻害しているのです。 アベノミクスの1本目、2本目の矢は成功しましたが、3本目の矢はどうにも心許ないです。しかし本来これは政府に頼らず、民間が自主的にやるべきことです。産業界は政府に頼っていては駄目です。

noname#180096
質問者

お礼

 なるほど~なかなか難しい所ですね。 アフリカ等飛び回って忙しそうですが、一体どうなるのか正直分からないのが個人的な気持ちです。この3本目の矢がどのように効いてくるのか、正念場ですね。

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