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市場の均衡について

 「『均衡』と『需要曲線・供給曲線の変化』との関係」という質問がありました。それは、「均衡状態にあったある市場において、価格と需給量の少なくとも一方が変化したとき、需要曲線と供給曲線の少なくとも一方はシフトするか、または変化している」という命題の真偽を問うものでした。  http://okwave.jp/qa/q8117694.html  statecollege さんの、真偽どちらでも解釈しうるという回答に膝を打ちました。この命題は、部分均衡なのか他の市場(一般均衡)を考慮するものかの違いと気付きました。そのような理解でよいのでしょうか。ちなみに、私は、部分均衡として回答をしてしまった粗忽者です。

noname#180442
noname#180442

みんなの回答

  • kuro_man
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.2

質問を行った本人です。その折は、ご回答をいただき、ありがとうございました。(初めての投稿だったため、手順がよく理解できておらず、お礼の欄に何も書かないまま解決にしてしまいました。失礼いたしました。) すでにstatecollege さんのご回答にありますように、先の質問は、部分均衡分析であるか一般均衡分析であるかによって真偽が左右されるような性格のものではありません。単に、文の推敲が甘く、論理にほころびが生じたために誤解を生むことになったものです。 私の他の質問(質問:No.8110418)にもご回答を頂いていた方ですね。その質問文にある「ある生産要素市場において、需要独占と供給独占が同時に成立している場合」に対し、「そうした状況で、市場が成立するのでしょうか」というご回答でしたが、経済学(価格理論)でいう市場とは「財および用役に対する需要と供給が相会する場」のことであり、売り手と買い手のいずれかが複数いなくてはならないという条件は付されていません。こちらもすでに他の方からご回答を頂いているように、売り手と買い手がそれぞれ1人ずつである市場を双方独占といい、実際にも、「一企業内部での労働の需給が、需要は企業によって、供給は労働組合 によってコントロールされている状態」などがありうるそうです。 ご回答をいただけることについては本当にありがたいと思っているのですが、質問の趣旨をよくご理解いただけないままでのご回答は双方にとって混乱のもとです。ご留意いただけましたら幸いです。

noname#180442
質問者

お礼

 浅学、非学のためご迷惑をおかけしたとしたら申し訳ないことです。この場でお詫び申し上げます。

回答No.1

質問8117694への私の回答で >「均衡状態にあったある市場において、価格と需給量の少なくとも一方が変化したとき、需要曲線と供給曲線の少なくとも一方はシフトするか、または変化している」⇒「均衡状態にあったある市場において、価格と需給量の少なくとも一方が変化した(とすれば)、(それは)需要曲線と供給曲線の少なくとも一方はシフトするか、または変化している(からである)。」 と読めば、ステートメントは真です。 と述べましたが、問題文はそのように読むのが正しいようです(改訂された質問No8121936を見てください)。したがって、ステートメントは真です。この命題が真であることはを部分均衡的に解釈するか、一般均衡的に解釈するかには関係ありません。いま、AとBという2つの財の市場があるとしましょう(単純化のため2つの財しかない経済を考える)。問題の市場はA市場だとし、B市場は「他の市場」だとしましょう。いま、何らかの事情で他の市場―B市場―で価格が変化すると、それはAの市場の需給曲線に影響を与えます。部分均衡的にいえば、「他の事情」(other things)が変化したので、A財への需要曲線あるいはA財の供給曲線がシフトし、したがって、A財の均衡価格・需給量が変化するからです。部分均衡で考えるか、一般均衡で考えるかの違いは、このA市場で起こる価格変化はB市場にも影響を与えているはずですが、部分均衡ではこの影響を無視するということです。部分均衡分析では、B市場(他の市場)で起きていることは、「他の事情」の変化を通じてA市場に影響を与えるのに対して、A市場で起きていることは他市場には影響は与えないと仮定するのです。一般均衡分析では、A市場で起きていることも他市場に影響を与えるとするので、すべての市場を同時に分析することが必要だと考えるのです。

noname#180442
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。問題の文では、「均衡状態にある」とありましたので、価格や需給量が変化しても再び均衡に戻ると考えたのです。代替材や補完財のような場合、部分均衡で考えていると思ってました。

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