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政治の「三位一体改革」というのは比喩の自乗ですよね

前回の問答の続きです→http://okwave.jp/qa/q8108381.html 小泉政権の時に行財政改革の名称として掲げられたものですが、これって比喩の比喩ですか? というのは、前回の回答で「三位一体」自体が比喩とのことでした。 その比喩である宗教用語の「三位一体」を、政治家が政治用語に比喩として使用しているのだから比喩の自乗ですよね?

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  • hmvjapan
  • ベストアンサー率100% (3/3)
回答No.1

その場合の「三位一体」がキリスト教用語のアレだという前提で答えれば、おっしゃるとおり比喩の比喩ということになりますが(「自乗」という表現もある種の比喩ですがこの場合は適切かどうか・・・それはともかくとして)、そもそも政治家が「他力本願」という場合も誤用が指摘されているとおり、宗教用語を政治など現実的な場で比喩に使うこと自体が疑問です。比喩として機能するには、その喩える言葉の意味が理解されていなければならず、喩えられる対象との類似性が明かでないと不適当ということになります。ダジャレとかでもそうですよね。曖昧だと白けこそすれ、けっして受けません。単純明快さが必要です。その点で「三位一体改革」という自民党さんのネーミングは感心しません。なぜなら、「三位一体」という言葉を大多数の国民が知らないからです。文字からわかったようで実はまるっきりわからないのです。単に三点セットという意味ではないですからね。「位」というのが問題なんです。 ちなみに「三位一体」という言葉を比喩に使ったのは小泉さんが初めてではないそうです。 〔「三位一体(さんみいったい)」は、もともとはキリスト教の宗教用語で、父なる神、子なるイエス・キリストと、聖霊の三者は同一であるというもの。地方財政について使われたのは、片山前総務大臣によれば、「三位一体というのは私が言い出した」(平成15年5月13日片山総務大臣閣議後記者会見の概要)とのことである。地方財政について公式の場で最初に使われたのは、平成14年5月21日の第13回経済財政諮問会議で、本間議員から「現在、財務省、総務省及び他省庁間で、補助金、交付税、税源配分移譲を含めてどのように改革するか利害が錯綜している。〕

参考URL:
http://www.mof.go.jp/pri/research/discussion_paper/ron085.pdf#search=
goodist
質問者

お礼

ありがとうございました。「三位一体改革」は比喩の比喩(「自乗」でええじゃないか)ですね! よくわかりました。ありがとうございます。実は、この質問では当局より編集を受けました。hmvjapanさん、あなたを指名したからだというのです。そこの部分が削除されています。私はあなただけではなく、他の人も回答してほしい旨、書いたはずですがね。でもまあいいでしょう、こんな質問に答えられる人は他に出そうにないので特にあなたのネームを出したまでです。予想どおり、他の回答はありませんし、今後もありそうにはありませんので、またまたB・Aとします。どうもありがとうございました。

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