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「着物の裏地に凝る」など権威を隠した例(加賀藩?)

こんにちは。 私の記憶がうろ覚えなのですが、加賀藩前田利家は江戸の徳川家康から睨まれぬよう、着物の表地は豪華にせず、しかし表には見えぬ裏地だけは凝った、というような話を記憶の片隅に留めているのですが、まず加賀藩前田利家であるかどうかがあいまいです。そして着物の裏地に凝った理由が「富があると思われぬよう」という意図であったかどうかが不明なのです。 私の方で調べたのですが、どうしてもこの例が見つからなかったので、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 宜しくお願い致します。

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  • tanuki4u
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回答No.1

http://www.norenkai.net/shinise/jien/main04ka.html 「「隠れ使用」の例としては、庶民の絹布着用禁止に対抗して、すぐに裏地に絹を使った着物が登場。結城紬などは、たて糸に木綿を使って倹約令から逃れたといいます。」以上引用 これのことでは? 前田利家は江戸幕府が出来る前に無くなっていますし。 前田家で言えば利常の鼻毛ではないですか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%94%B0%E5%88%A9%E5%B8%B8

booter
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 勉強になります。 というか出展見つけちゃいました・・・が、やっぱり裏取りにはまだ弱くて・・・ 実物見に行きたいですね。 だから私は嫌われる (新潮文庫) [文庫] http://www.amazon.co.jp/dp/4101225133 P241より --(引用開始)-- それにしても、今の日本というのは徳川時代に例えたら、アメリカ幕府の外様大名なんだね。外様の悲哀だとか知恵だとかは、江戸時代に随分経験しているはずだから知ってそうなものなんだけど、まるで分かってない。 橋を普請するだの何だの、いろんなことになると必ず外様がやらされて、それで金を取られて強大にならないようにコントロールされて。だから加賀百万石みたいに、お金をたくさん持っていても、着物は絶対に表面は華美に見せないで、裏地に凝ってごまかした。 --(引用終了)-- この例に漏れず、ロシアの資産家であるオリガルヒは民衆から反感を買わぬよう、立てる家は外から見るとそれほど華美ではないそうです(その代わり中はすごい)。 今回の質問は庶民への倹約令に対する反抗がテーマではないのですが、それをテーマにするとこんなものが出てきますね。↓ 500 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/04(水) 13:18:54 ID:o9YZg3wR 昨日はひな祭りでしたね 結果的にいい話 チラシ寿司といえば岡山県 チラシ寿司が出来るまで ある日、岡山藩主、池田光政公が民衆に言いました 「質素倹約を奨励する。おかずは今日から一品しか食べちゃだめ!」 おかず一品はさすがにさもしいと考えた賢い民衆たちが 「これなら文句は無いでしょ!」 とごはんに野菜や魚を混ぜて一菜としたのでした また別の話ですが この前鉄腕奪取で南部の殿さんが 「お蕎麦は殿しか食べちゃだめ」令を出したので お蕎麦を食べたい民衆が苦肉の策で編み出した へべたい蕎麦を三角形に切って湯にくぐらせて食べてたな・・・ 506 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/04(水) 14:23:50 ID:SQp6sXEP >>500庶民のしたたかさを示すいい話だが、 祭り寿司の話が抜けてる チラシ寿司の誕生後か、詳しく知らないけど怒った殿様から 更に「ご飯の上におかずを乗せるのも駄目!」という嫌がらせみたいな禁制が出た。 で、備前岡山の庶人は益々反抗的になって知恵を絞り “酢飯の底に具を敷き詰めて上は米だけの倒置形寿司を開発した” ……今でも岡山の「祭り寿司」は酢飯の下に豪勢な具が敷き詰められているのだ。ぎゃふん

booter
質問者

補足

補足です。 加賀のように力があったがそれを公にしないという工夫はあったと思いますが、別途薩摩は貧乏であったようで、明治維新の18年前の財政改革前までは貧乏の上に土木工事をやらされ、中でも木曽川の治水工事は多くの命が失われ、予算見積もりより費用が大幅にオーバー、予算超過の責任で、総奉行の家老平田靫負が自刃。総勢51名の殉死を出しており、外様とは言えかように過酷である藩運営は大変な時代だったからだとも言え、加賀に翻ってみると優遇されているとは言え、その意識は大変だったのでしょう。

その他の回答 (1)

  • tanuki4u
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回答No.2

着物は絶対に表面は華美に見せないで、裏地に凝ってごまかした。 ↓ これだと、加賀友禅って一体何なのでしょうか?という疑問が湧く。 一般的には、加賀藩は外様があるがゆえに「蓄財して兵力強化しませんよ」というのを証明するために、無駄に文化活動している。加賀友禅とか九谷焼とか http://shofu.pref.ishikawa.jp/inpaku/toshiie/jpn/100/056.html とりあえず、石川県としての公式見解です。

booter
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 一旦整理させて下さい。 >加賀藩は外様があるがゆえに「蓄財して兵力強化しませんよ」というのを証明するため ここは共通解だと思うのですが、 それをごまかすために、 →1.無駄に文化活動 →2.裏地に凝る というところで論が分かれているような感じです。 上記1は私も同意です。合っていると思います。 それとは別に、2の部分は公に出て行く人の着物を限定して指しているような感じなのでここの部分を特に知りたかったのです。