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定番の童話といえば?
保育園や幼稚園で教えている童話は、どんなお話があるかわかりますか? あと、皆さんが童話といえば思いつく定番の童話は何ですか? 日本の昔話やグリム童話などでもOKです。 例:ももたろう、うらしまたろう、赤ずきんちゃんなど・・・。 ご意見をお聞かせ下さい。
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- TANUHACHI
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こんばんは、昨晩は失礼を致しました。忘れていた作品がありましたので追加させていただきます。 一つはレイモンド・ブリッグスの『The Snowman』(邦題『スノーマン』『ゆきだるま』の二種類があります)で、この本には「一言の言葉」も記されていません。全てが「絵」で表現されている文字どおりの「絵本」です。ですから「読み手が言葉を選んで物語を創る自由と責任」を持たされているともいえます。 続いてはオランダの作家、ディック・ブルーナーによる『ミッフィー』や『うさこちゃん』シリーズで知られます。多くをお話しすることは野暮でしょう。 そしてイギリスのビアトリックス・ポターの『ピーターラビット』シリーズも言葉と絵の配分に優れた作品です。
- TANUHACHI
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こんにちは、所謂「読み聞かせ」のことですよね?。 でしたら絵本には「定番」というものはありません。その作品内容が優れていると判断されるなら、どの様な差君品でもOKでしょう。評論家がどの様に讃えようと、肝腎の子ども達が興味を示さなければ読み聞かせする意味がありません。 僕も児童文学が好きで様々な作品に触れていますが、日本の昔話などは子どもが余り興味を示さないことを肌身で感じてもいます。逆に物語の世界に子どもがグイグイと引きつけられていく作品には絵本作家の作品が数多くあります。 例えば『そらいろのたね』『ぐりとぐら』『ちいさな空〈1〉青い傘のノエル 』などは現代作家の手になる作品ですが、浜田広介の『泣いた赤鬼』新美南吉の『ごんぎつね』『手袋を買いに』『二匹の蛙』をはじめ、モンゴルの民話をベースとした『スーホの白い馬』、スーザン・バーレイの『忘れられないおくりもの』などの創作童話から坪田譲治が集めた民話の『きっちょむ話』などもあり、かなりの幅があります。 そうした中で僕がイチオシできる作品は『くまとやまねこ』そして『まあるい いのち ─ノエルの不思議な冒険』です。前者は第一回絵本屋さん大賞を受賞した作品です。そして後者はミュージシャンのイルカさんが「みんな おなじ 生きているから~」と歌っているあの歌をそのまま物語にしたお話です。 あとは『100万回生きたねこ』、ご存知佐野洋子さんが書き下ろした作品で、様々な外国語訳もあります。 何かの記事で読んだ記憶がありますが、財津一郎さんが「電話してちょ~だい」と歌っているコマーシャルの曲を聴かせると泣いていた子どもが泣き止むとの話もあります。子ども達は「耳から聴く言葉のリズム」に敏感に反応しますので、もしかしたら聞きやすいメロディを伴った作品が良いのかもしれませんね。僕が子どもだった頃、寝る時には必ずいつも母が何かのお話をしてくれて、何時の間にか眠ってしまっていた記憶がうっすらとあります。 なお柳田邦男さんの『砂漠で見つけた一冊の絵本』や『大人が絵本に涙する時』には簡単なブックレビューが紹介されていますので、よろしければ参考になさってください。
お礼
返答ありがとうございます。 確かに私も子供の頃の記憶に残っているのは、ぐりとぐらやエルマーの冒険といった話を思い出します。物語の世界に引きつけられました。 教えていただいた本の中で知らない物もあったので調べてみたいと思います。 とても参考になる回答をありがとうございました。