グリム童話の子ども観の変遷とヨーロッパの子ども観の比較

このQ&Aのポイント
  • グリム童話についてのレポートを書く際、子ども観について研究することを考えています。具体的には、グリム童話における子ども観の変遷がどのように社会情勢や他のグリム童話から反映されているのかを探求したいと思っています。さらに、ヨーロッパの子ども観とグリム童話の子ども観を比較し、共通点と相違点についても考察したいです。
  • 本論では、序論で「グリム童話における子ども観の変遷」という問いを立て、社会の子ども観の変化を述べます。その後、グリム童話の具体的な作品を取り上げ、子ども観がどのように描かれているかを分析します。例えば、「赤ずきん」や「ヘンゼルとグレーテル」などの作品を引用または要約して紹介します。さらに、ヨーロッパの子ども観とグリム童話の子ども観を比較し、共通点と相違点についても考察します。
  • 結論では、ヨーロッパの子ども観とグリム童話の子ども観が似ている部分と異なる部分をまとめます。ヨーロッパでは子どもは~であるが、グリム童話では~というような具体的な結論を導き出します。このように、グリム童話の子ども観の変遷とヨーロッパの子ども観の比較を通じて、子どもに対する社会の認識の変化を明らかにすることが目的です。
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グリム童話についてのレポート

緊急です!!!!!論文についてアドバイスをください!!かなり長文です。すみません。 6月12日の夜には論文のテーマ、構成を決定しなければなりません!(ドイツに関するもの) 授業の課題で最終的に3000字の論文を書く授業があります。そこで、私はドイツのグリム童話について研究したいと思い、グリム童話の「子ども観」について書こうと考えています。しかし、問題提起や構成が思いつかず、3000字を書けるか不安です。どのような構成にしたらいいか、どのように進めていけばいいのか、なにか問題提起と具体的な流れのアドバイスをいただければと思います。 ちなみに私が考えたやつです。 問題提起→「グリム童話における子供とはどのような存在か」 グリム童話ができた当時、ヨーロッパでの「子ども観」が変わってきて、「子供は小さな大人であり、大人の所有物である」という考え方から「子どもは純粋で大人よりも自然に近い存在である」という考え方に変わってきました。(悪い見方から良い見方へ変わった)この子供観の変遷がどのようにグリム童話に反映されているのかを社会情勢や他のグリム童話から調べたいと思っています。 構成→序論では社会の子ども観の変遷を述べ、グリム童話ではどのように反映されているのかいう問いを立てます。本論ではいくつかグリム童話を取上げ、それについて考察します。例えば、「赤ずきん」では赤ずきんちゃんはお母さんのいいつけを守らず、狼に襲われたが、それをきっかけに物語の最後には「これからはお母さんがしてはいけないと言ったとき、1人で道を出て、森へ走っていかないわ」と言いました。ここでは赤ずきんちゃんはお母さんの言いつけを守る礼儀正しい子だということが分かります。また、「ヘンゼルとグレーテル」では子供は親に捨てられ、森に迷ってしまいます。しかし、子供は自分たちだけでも何とか生き延び、魔女を殺して無事に父と再会します。この物語では子供は自立して成長していく生き物だということがわかります。実際に書く場合は、グリム童話の子ども観が見られる場面を引用または要約して書こうと思います。「ヘンゼルとグレーテル」のお話で一つだけ付け加えるか迷っている部分があり、それは、子供が親に捨てられる場面です。この場面では、子どもは親の所有物で、捨ててもいいような存在だと感じられます。「シンデレラ」にも同じような場面があります。これは子ども観ができる前の考え方が反映されていると思うのですが、どうにかして上手く加えることができないかと思っています。この点についてもアドバイスをお願いします。 これらグリム童話の子供の書かれ方から子供は自由で、大人とは違う存在であるということが分かる。(もっと分かることがあるが、省略します)しかし、ヨーロッパの子ども観が全て反映されているわけではなく、多少の差異があるのではないかと思っています。なぜなら、「聖母マリアの子供」では子供は嘘をつき、反省せず嘘を重ねる場面があり、子供は親の言うことを聞かない嘘つきものだという子ども観が見て取れます。また、「かえるの王さま、あるいは鉄のハインリヒ」ではカエルに恩があるのに見た目でカエルを嫌い、壁に投げつけます。ここでは子供は生き物を大切にせず、わがままで嘘つきだという子ども観が現れています。このような点で現実の子ども観と差異があると思っています。 結論→ヨーロッパの子ども観とグリム童話の子ども観は似ているが、〜の点で異なっている。ヨーロッパでは〜だが、グリム童話の子供は〜という存在である。 私はこのような構成で書きたいと思っています。 先週先生に論文のテーマについて相談しに行き、その時は子ども観について書くことと、その例として「赤ずきん」を出しました。先生にはこんな感じで伝えました。「テーマは子ども観にします。当時のヨーロッパでは子ども観の変わってきて、それがグリム童話に反映されていると思ったからです。例えば、赤ずきんでは子供は言いつけを守る礼儀正しい子どもということが分かります。そして、....」とそこで言葉に詰まってしまい、その後を考えていなかったので答えられませんでした。ここまでしか考えていなかったので、これを先生に言ったら、それは「具体性がなくて、どういう構成にしていくのか分からない」言われました。私自身この後の続きが全く浮かんできません。調べたいことはあるが、行き着く先がどこなのか、子ども観が分かったから何なのか、2週間ほどずっと考えていましたが、さすがに限界が来てしまいました。少しでもアドバイスを頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

>調べたいことはあるが、行き着く先がどこなのか、子ども観が分かったから何なのか、 今足りてないパーツはまさにここですね。知ってることを並べただけになってます。あなたの考えがありません。論文のネタを探すときには批判的視点を持って読むのがいいです。批判=あなたの意見なので。 >グリム童話ができた当時、ヨーロッパでの「子ども観」が変わってきて、「子供は小さな大人であり、大人の所有物である」という考え方から「子どもは純粋で大人よりも自然に近い存在である」という考え方に変わってきました。(悪い見方から良い見方へ変わった)この子供観の変遷がどのようにグリム童話に反映されているのかを社会情勢や他のグリム童話から調べたいと思っています。 まずこれは、子供観の変化が事実であること、子供観の変化が物語で検証できること、など数多の暗黙の前提を含んでいますが本当にそうでしょうか?あなたはなぜそれを納得しているのですか? こういった内容の本を読んでとても感銘を受けたとして、そのまま書いたら読書感想文になってしまいます。その本の内容を再検証するのなら論文になります。 グリム童話というものがあり、当時書かれた内容が現在でも読めるとされていることだけが事実であり、その解釈については例えそれがドイツ史業界の常識だとしてもあくまで論説にすぎません。それこそグリム童話の解説本いくつか並べて比較検討したら立派な論文です。全く同じこと書いてるとは思えないので。教科書の定説とあえて違う意見を仮説として置くのも定番テクニックかなとも思います。(自分の意見を自分で否定して終わったとしてもそれでいいです) 以下は細かい手法の話です。 変化について述べるのならば変化前と変化後の比較が必要です。違うエディションの同じ童話で結末が変化している、童話が制作された年代で結末の傾向が明確に異なる、など。赤ずきんとシンデレラのように別のものを比較するならば比較の妥当性の説明が欲しいところです。 「良い」「悪い」というワードを定義なしに使うのは脇が甘すぎです。もし論文で使うなら何の視点で良いのかの説明は必須です。個人的にはこの良し悪しだけでも論文書けるネタだと思います。悪い考えから良い考えに変化したというよりは、良いとされる考えが変化したと捉えるべきだと考えます。なぜならば~ といった調子で話を続けます。 論文の構成はセオリーがあるので調べて下さい。小説じゃないので起承転結はだめですよ。

gjbdih
質問者

お礼

ありがとうございます。とても分かりやすく、参考になりました。比較できる点や批判点を考えてみます。

その他の回答 (1)

  • sp550uz
  • ベストアンサー率50% (505/1007)
回答No.2

助言になるかどうかは分かりませんが、戯言として、別の視点から思うところを述べたいと思います。貴殿の仰る『社会情勢(の変化)』が関係しているのかどうか。 『子ども観の変化』について:近代医療の小児科学では、まず『子どもは小さな大人では無い』と教えられます。(大人が簡単に見破れるような)嘘をつく、無鉄砲、注意力散漫、他者への配慮の無さ、怖い物知らず等々。 思春期では、脳の奥の本能的な部分と、理性的な部分を司る脳の外側(大脳皮質)を繋ぐための『ミエリン化』が起こる時期なのだそうです。それが繋がることにより大人的な行動が取れるのだと。 近代医学の礎は、ドイツ発祥です。今でもドイツ語の医療用語はたくさん存在します。カルテ、クランケ、マーゲン、カルチ等々。中には主流が英語に変わったモノもありますが、ドイツ語を語源とする医療用語を使う医師や医療スタッフは居ます。 さて、その『ヨーロッパの子ども観とグリム童話の子ども観』に、先端医療が関係するのかどうか。子どもの見方が変わった事が、児童図書にも影響しているのかどうか。 看護師故の視点(見方)でした。それが関係していたら、ちょっと面白いのかなー、なんて思いました。

gjbdih
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

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