バイオ燃料について
先日は皆様のご意見を頂戴出来たことに、とても感謝しております。
同時に疑問に思った事もあるので、改めて申させて下さい。
まず、バイオ燃料は普及されていると申された方がおりました。
現在、世界各国で多少、使用されている事は承知しておりますが、これは普及と呼べるのでしょうか?私には、未だ、『導入』レベルでは無いかと感じます。
何故なら、携帯電話が高所得者の持ち物であった時に普及したと呼べたでしょうか?
今となっては普及していると思いますが、当時が導入レベルであった事を容易に想像できるのでは?と思います。
また、食物の高騰は確実にバイオ燃料がもたらす惨事であります。
オレンジジュースの高騰はハリケーンかもしれませんが、パン屋の仕入れ値の高騰は確実に、穀物の取引値の高騰です。生産量は増加傾向にあるのに。
確かに揚げ足どりにも角度によっては見て取れますが、言い変えれば事実でもあります。
私の知人にも豚舎を営んでいるものがおりますが、バイオ燃料が引き起こす餌代の高騰であるとはっきり申しています。
また、バイオ燃料は光合成によりCO2の増加傾向を静止できると謳われていますが、実際タンカー等の輸入に頼る以上は全然CO2発生の歯止めにはなりません。
ガソリンもタンカーに頼るからバイオ燃料だけを皮肉るのは?
ともご指摘頂きましたが、バイオ燃料の本来の目的はCO2発生静止ではありませんか?
これでは抑制に過ぎず、根本的解決になりません・・・。
つまり、温暖化現象は速度を落とすだけで、ストップしないと言う事です。
また、農家は赤字では作物の生産はしないと申していますが、農家は赤字の所が多いです。
全国的統計を知っているわけではありませんが、赤字分は国からの補助金で賄っています。
何故、生産を辞めないのかと言うと、先祖代々続いている事などが絡んで赤字、もしくは利益が出ない状態でも続けているのです。
ですから、農家人口は徐々に減少傾向にあるのです。あくまで、一因ですが。
つまり、バイオ燃料は現段階での最善策ではありますが、決して温暖化を止める救世主ではないと言う事ではないでしょうか?
あくまで、抑制のレベルから脱却できないのではないでしょう?!
お礼
ありがとうございました。 アメリカやヨーロッパでは、既に公金投入が決まっているのに日本は、何をやってるのやら…