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同じ空間に2つ以上のものが存在できる?

自然界には4つの大別された力がある,ということですが, あるものが別のものを押し出す力,はどのような分別になるのでしょう. 例えば,マクロな系で言うとパチンコ玉同士をぶつけると跳ね返りますよね. つまり,同じ位置に2つ以上のパチンコ球は存在できないと思います. しかしこのとき跳ね返る力というのは,ミクロな視点で見ると 実際になにもぶつかってはいなく,同じ場所に存在できなくて跳ね返っているわけではなく 電磁気力の反発によるもので,原子レベルでは全く接触はしていないと思います. しかし,これが物質の最小単位のもの同士の衝突となると話は別だと思うのです. パチンコ玉であれば同じ位置に2つ以上存在させようとすると, 空間を押し出す前に電磁気力の反発によって接触すらすることができませんが, クオーク同士であれば同じ位置に2つもってこようとした時に 押し出される力はどのような力ですか? (4つのうちどれに分類されますか?) あるいは,同じ空間に2つのクオークが存在することができますか? 説明が下手くそですみません. なんとか汲み取ってもらえると嬉しいです.

みんなの回答

回答No.2

#1の者です。 >同じ位置を占めることを禁止している力 そもそも存在性は、不確定性原理に基づき、物体としての性質と 波動としての性質がある事が明らかとなっています。 電子のような明らかに「1個、2個」と数えられる物体的なものでも、 2つのスリットを通してスクリーンに1個ずつ飛ばしても、その痕跡は 2本の線ではなく干渉じまを描く=1個の電子が2つのスリットを 同時に通過してその波動が干渉し合う、という現象が見られます。 水面において、2方向から波が押し寄せた場合、ぶつかって何か が起きるかというと、まるで何事もなかったかのように重なり、 何も影響もなく通り過ぎます。 我々の日常的な感覚の方が、偏向しているのです。

haanetto_777
質問者

お礼

引き続き回答ありがとうございます. なるほど. 波の例えは非常にわかり易かったです. 粒子が粒子をはじき出すイメージではダメなのですね. ありがとうございました.

回答No.1

「パチンコ玉という存在」といっても、原子レベル、素粒子レベルで 見れば、ほとんど真空といっていいほどスカスカです。 それがなぜぶつかるかと言えば、最外殻の電子同士が反発し合う からであり、その反発力にまさるほど高圧で押し付ければ、 「重なり」ます(もはやパチンコ玉としてではなく素粒子の混合状態 としてでしょうが)。 素粒子には、同じ状態であれば同じ位置を占める事はできないとする パウリの排他律に従うフェルミ粒子(陽子などの物質的な粒子)と、 そうでない(同じ位置を占められる)もの(光子のように波動的な粒子) があります(クォークは前者)。

haanetto_777
質問者

お礼

ありがとうございます. その陽子などの物質的粒子であるフェルミ粒子が同じ位置を占めることを禁止している力は,どんな力ですか?片方がもう片方に重なろうとすると,弾かれるということですよね? 同じ位置を占めれる粒子もあるんですね.私にとっては驚愕の事実です,ありがとうございます.

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