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江戸川柳について
江戸川について教えてください。 御治世は実にも戸ざさぬ外ぐるわ 治に乱を忘れるほどの有難さ 君恩はまづ元旦の高枕 文明の世となりにしも君の恩 百代も御代や動かぬ御神徳 この5つの意味や面白さを教えてください。
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- fujic-1990
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どんな解説が付くのだろうと、私も関心をもって見ていたのですが、やはり付かないようですね。 やはり、というのは、これらの川柳に「面白さ」はないんじゃないかと思ったからです。面白くない句に面白さを付与する回答は付かないのでは、と思っていたから。 有名な「三河万歳」なんて、家などの繁栄を祈って目出度い言葉を並べているだけでおもしろくもなんともないんですが、あれと同じで、川柳だから面白い、川柳だから面白いと思わないといけない、ということはないのだ思います。 昔、車のラジオで川柳の先生が、「575で、俳句でないものはぜんぶ川柳が引き受けます」と言っているのを聞いたことがあります。 お書きの川柳は、「"君の恩"をお題に、川柳を詠みましょう」的な句会?で詠まれたものなのではないでしょうか。どう読んでみても、本歌があるとも思えないし、裏に意味があるようにも思えません(文明の・・・ が例外か)。 川柳の専門家でも川柳に詳しいわけでもないので断言は控えますが、意味は、1番目がよくわからないですが、あとは言葉そのままじゃないですかねぇ。 ●御治世は実にも戸ざさぬ外ぐるわ (江戸城外郭に、戸締まりしないで済むほど平和なご治世だ)?? ●治に乱を忘れるほどの有難さ 治にいて乱を忘れず、なんていうけれど、治にいて乱を忘れていられるほどの平和なら、これ以上に有り難いことはないね。 ●君恩はまづ元旦の高枕 年末に借金を返して、泥棒などの心配もせず、1年の始まりである元旦に、枕を高くして寝ていられることが、君の恩を感じる始まりだね。 ●文明の世となりにしも君の恩 文明開化の世になっても、君の恩を忘れてはいけない。 (文明開化のご時世になってもこんなふうに暮らしてられるのは、さっさと将軍職を辞して恭順し、江戸を戦火からまもった将軍様のお陰だから) ●百代も御代や動かぬ御神徳 代替わりしても、天子様のほうが移ってきて、首都が動かないでいられるのは、家康様のご功績だろうね。