• ベストアンサー

純損益が合わない

自営業(農業)で、青色申告を検討しているため簿記の勉強を始めました。 参考書を見たところ、「貸借対照表の純損益と損益計算書の純損益は一致する」とありましたが、一方で事業主借・貸については「資本の減少・増加はするが、損益は発生しない(損益計算書には記入しない?)」とありました。 それでは、貸借対照表の純損益と損益計算書の純損益は一致しなくなると思うのですが、それでよいのでしょうか?それとも、なにか見落としや勘違いをしているのでしょうか? ご指導お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hata79
  • ベストアンサー率51% (2555/4940)
回答No.1

事業主勘定は、損益計算に関係ないのです。 貸借対照表の純損益と、損益計算書の純損益は一致します。 一致しない原因はたくさんありますが、事業主貸と事業主借が、左右ひっくり返ってることもあります。 事業主貸というのだから貸方つまり右側だろう、事業主借というのだから借方つまり左だろうと考えると「逆」です。 お金が出たが「事業主が一杯飲むのに使った」という場合には 事業主貸  999  / 現金  999 となります。 現金が出てるくせに費用にはなってない→損益計算には無関係。 しかし、現金が出てるので、個人事業主として元入金が減ります。 これが「資本の減少」というわけです。 事業用の金が不足してるので、へそくりを10万円入れた場合には 現金  10万円  / 事業主借   10万円 となります。 現金が増えてるくせに、売上があったわけではない→損益計算には無関係。 「貸」「借」の字に、惑わされると、ぐちゃぐちゃになります。 左側には事業主貸、右側には事業主借、と覚えてしまうしかないです。 「現金が増えてるけど、なに?売上?」 「いいや、事業主から借りた」 事業主借というわけです。 参考書は法人の場合の処理を説明しながら、ついでに個人事業の場合を説明をしてるのだと存じます。 個人事業の場合には元入金といいます。資本とはいいません。 事業主勘定は、個人事業者の経理でつかう特殊な勘定科目です。 ネットで事業主勘定で検索されると色々でますので、なるべく単純に説明されてるものを読まれると良いと存じます。

hiromoto2
質問者

お礼

大変よくわかりました。 事業主借・貸の数字はそれぞれうまく相殺されるということですね。借方と貸方の考えが間違っていたようです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • -9L9-
  • ベストアンサー率44% (1088/2422)
回答No.2

事業主勘定によって損益が一致しなくなると考えた思考過程が不明ですが、いずれにせよそんなことにはなりません。なぜなら、損益計算書と貸借対照表はもともと複式簿記の仕訳の集計として作成するものだからです。 1.取引の記録である仕訳は常に左右(=貸借)同額です。 2.仕訳の内容はすべてそのまま総勘定元帳に記帳します。したがって、総勘定元帳全体の貸借は常に一致します。 3.総勘定元帳に記載した勘定科目別の合計を一覧にしたものが残高試算表です。したがって、残高試算表の貸借は常に一致します。 4.損益計算書と貸借対照表は残高試算表を科目別に分離したものです。したがって、損益計算書の貸借の差額は貸借対照表の貸借の差額と一致します。 5.損益計算書の貸借の差額を当期純損益と言います。 6.貸借対照表の貸借の差額は当期純損益になります。 したがって、損益計算書の純損益は貸借対象の当期純損益に一致します。これが複式簿記の基本的な構造です。 仮に一致しないとすれば、上記の各過程のどこか、あるいは複数の過程で何らかのミスがあるか、純損益のとらえ方が間違っているかということになると思います。 記帳ミスや集計ミスがないかどうかは、通常、残高試算表の作成段階で判明します。残高試算表が一致しているなら、損益計算書と貸借対照表が一致しないはずはありませんから、科目の見方などを勘違いしていると思われます。 もしきちんと仕訳を行わず、いきなり損益計算書や貸借対照表を作っているのなら、それはデタラメなやり方なので、合わなくても当然だと思います。簿記の基本に立ち返り、仕訳から確実に行っていることが必要でしょう。

hiromoto2
質問者

お礼

4.の過程が間違っていたようです。 ありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう