• ベストアンサー

衛星で太陽光を反射。 地球温暖化を加速しませんか。

P_hydraの回答

  • P_hydra
  • ベストアンサー率45% (30/66)
回答No.5

補足を拝見しました。 この分野は私の全くの専門外ですので、 正確にお答えできる自信はありませんが とりあえず考えられるところを述べさせていただきます。 >1.一点に集光すれば、そこ(発電装置)は超高温になりませんか。 まず、宇宙太陽光発電ですが、 これは宇宙に「鏡」を設置するのではなく、 そこで得た太陽光を太陽電池などで電気エネルギーに変換し、 このエネルギーをマイクロ波やレーザー光で地上に送るものです。 高エネルギーマイクロ波の受信装置の耐久性の問題は当然ありますが、 地上が灼熱地獄になるようなことはありません。 >2.新月と満月の夜では、地表の気温に違いがありませんか。 月の光のエネルギーのデータは見つけられませんでしたが、 天体としての明るさは、満月で太陽のおよそ50万分の1。 これから推測すると、影響は皆無と思われます。 >3.天然衛星、月での反射鏡を使った集光発電で考えてみます。 >  月食の状態にある月では、この仕組は使えない。 >  したがって、衛星が地球の陰にあるときも同様である。 これはその通りでしょう。 >4.衛星軌道は、地球の大気圏外にある。 > したがって、本来が、地表に届かない、地球に入射しないエネルギーである。 これは軌道の位置や地球からの距離によります。 一般的な静止衛星の軌道では、しっかりと影ができます。 一方で、かなり遠距離、 あるいは近距離でも太陽と地球を結ぶ線に対して 垂直方向の軌道に乗せれば影はできません。 逆に地球の陰にもなりませんから、発電効率も上がります。 ただし、地上の受信装置との位置関係が常に変化しますので、 エネルギー送信には高度な技術が必要になります。 >>0.01%が多少増えたところで、全体への影響は皆無です。 > 本当にそうでしょうか。 太陽光のエネルギーは、およそ10年ほどのサイクルで 0.1%程度変動しています。 NASAの資料では、これによる気温の変動は およそ0.1度と見積もられています。 人類が生産しているエネルギーの総量は太陽光の0.01%程度ですから、 それが多少増加したところで誤差範囲、 ほとんど影響はないと考えてもよいかと思います。 ただ、総量は僅かでも局地的な温度の変動には多少注意が必要です。 例えば、原発の冷却のために周囲の海水温が上昇すると、 二酸化炭素の海水への飽和度が下がり大気中へ放出されます。 この影響は、発生する熱そのものよりはずっと大きくなります。 もっと大きなレベルで、 極地の氷や山間部の万年雪が溶け出して地表が露出すると、 その地域の太陽光の反射率が低下→熱吸収量の増加 これが広範囲に広がれば、無視は出来なくなります。 >それと、ケスラーシンドローム(スペースデブリの存在)を考えると、・・・・・ 通常の静止衛星軌道上に設置する場合は、無視は出来ないかもしれませんが、 もっと地球から離れた軌道であれば大丈夫でしょう。 ただ確率は低いですが、隕石は多少怖いかも? 彗星の接近で周辺に塵がばら撒かれたりすると・・・? 多少のパネルの損傷にも対応可能な耐久性は必要でしょう。 ------------------------------------------------------------ 地球の温暖化を室内温度に例えると、 暖房は99.99%常に一定(太陽光と僅かに地熱) 追加できるのはusbヒーターくらい(人類のエネルギー0.01%) これでは室温を上げるにはあまりに陳腐です。 ただし、カーテンを引くことはできます。 (二酸化炭素やメタンガス等の温室効果ガス) そしてこれは室温上昇に無視できない影響があると言うことです。

noname#178967
質問者

補足

重ねてのご回答ありがとうございます。 >レーザー光を使う場合にも大型の反射鏡によって太陽光を集めますが、この集光部で、太陽光のエネルギーを直接レーザー光の励起エネルギーとして利用するのが特徴です。 「提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)」 http://www.jaxa.jp/article/interview/vol53/index_j.html 「宇宙空間の静止軌道上で数km2規模のミラーを使って太陽光を集める。」としています。 この反射鏡による集光部分の装置が超高温になるのではないか、と危惧しています。 >近距離でも太陽と地球を結ぶ線に対して垂直方向の軌道に乗せれば影はできません。 >通常の静止衛星軌道上に設置する場合は、無視は出来ないかもしれませんが、もっと地球から離れた軌道であれば大丈夫でしょう。 静止衛星軌道上であればこその宇宙太陽光発電所ではないでしょうか。 つまり、もっと地球から離れた軌道では静止衛星ではなくなり、地球へマイクロ波やレーザーを送って来れないのではないでしょうか。

関連するQ&A

  • 太陽光発電は、ほんとに地球に優しいのでしょうか?

    二酸化炭素が出ないから優しいと、一般的には言われていますね。 そもそも、二酸化炭素が温室効果ガスだから地球温暖化の原因ということで、排出しない太陽光発電は地球に優しいということだと認識しているのですが・・・。 太陽光エネルギーをソーラーパネルで電気エネルギーに変換するということは、いままで反射して宇宙に出て行っていたエネルギーを地球上に留めることになり地球温暖化の原因になってしまわないのでしょうか。 もちろん、現在はソーラーパネルの変換率が低いのでそんな気にするほどでもないのでしょうけど、今後効率のいいソーラーパネルが開発されていけば、さらに、ガンダム00の世界みたいに大気圏外に設置した太陽光発電設備から電力を地球上に送ることができるようになれば地球上のエネルギーがどんどん増えていき、結局温暖化は止まらないことになると思うのですが・・・。 だったらどないせいっちゅうねんっ!!って話ですが、どう思いますか?

  • 太陽光発電は地球温暖化になるのではないですか

    火力発電は地球内にあるエネルギーを燃焼して宇宙に熱を放出していると思うのですが、太陽光発電は太陽光エネルギーを地球内部に効率よく取り入れて、蓄えているということは、太陽光発電が進めば進むほど温暖化にならないのでしょうか。 火力発電は温室ガス発生は分かっています。 将来(太陽光メイン発電となった場合)地面や空気に蓄えた熱エネルギーを宇宙に放熱する量と、 太陽光発電が電線や、これから開発されると思われる電力蓄積装置(地中エアータンクや揚水タンク)に蓄えるエネルギーとは釣り合わなくなってしまうのではないのでしょうか。

  • 地球に届いた太陽光の減衰

    授業でエネルギー輸送について習っています。 そこで教科書に疑問点がありました。 太陽光(太陽からの電磁波)が地球に達するまでに単位体積あたりのエネルギー量が変化するが,地球の距離までの全量はほとんど変化しない、のですが、地球から発する電磁波は成層圏でかなり減衰するみたいです。 なぜ地上で反射した電磁波が宇宙へいくときは減衰するのでしょうか?? いろんな本を調べましたがしっくりくる解説がでてきません!!もしわかる方いましたら回答願いますm(_ _)m

  • 太陽電池の大幅普及で地球の温度は上昇?

    「太陽光発電の疑問」 太陽光発電は太陽エネルギーの中の「光のエネルギー」を電気に 換えているわけですが、電気エネルギーは大部分が最終的には熱エネルギーになります。 今まで使われずに、宇宙に帰っていた光エネルギーを大量に 使うようになると地球に取り込まれる熱が増加し温暖化が加速 されませんか。 屋根の上に太陽電池を付けるくらいならまだしも、海洋や砂漠に 並べたら大丈夫なのでしょうか。

  • 人工衛星に反射率の大きい膜を貼る理由

    太陽のふく射エネルギの影響を考慮して,人工衛星には反射率が大きい膜を貼るのだそうです. 反射率が大きい膜を貼る理由の1つは, 太陽からのふく射エネルギを反射して,人工衛星内が高温になることを防ぐため だと思います. 反射率の大きい膜を貼る理由はもう1つあるそうなのですが,その理由は何なのでしょうか? よろしくお願い致します.

  • 地球は太陽の周りを回っていますが・・・

    太陽は、何かの星の周りを回っているのでしょうか? 単純に、月は地球の衛星、地球は太陽の衛星(と言えますよね・・・?)、では太陽は? という意味です。 「太陽はどっかの星の衛星だ」「何を軸にどれくらいの周期で公転している」etc・・・というのはわかっているのでしょうか? それとも、衛星とか公転とか、そういう概念はないのでしょうか? とりあえず、恒星である太陽も日々移動している、ということはわかっていますが・・・

  • 月は地球の衛星か?

    衛星とは、惑星などの回りを公転する天然の天体のことらしいですが、地球と月の関係は少し違うのではないかと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%9B%E6%98%9F 太陽の質量は地球の約33万倍、月と地球の距離に比べて月と太陽の距離は約400倍なので、概算すると33万÷400^2となり、 およそ2で、月は地球の2倍の力で太陽に引かれていることになって、月は地球の衛星と言うより、太陽の回りを公転しており、 半分の力で地球と相互作用によって近くにいるというように思うのですがどうでしょうか。

  • 地球を太陽を熱源とする熱機関と考えてもよろしいですか。

    表題どおりですが、地球のエネルギーシステムをマクロに捉えるとき、 1.太陽を6000度Kの高温の熱源と考え宇宙を3度Kの低温の熱源とした熱機関として考える事は可能でしょうか。地球内部からの宇宙への放射熱は無視できる位かどうかもも合わせて教えていただければ幸いです。 2.6000度Kのスペクトルを持つ熱エネルギーを地球へ運ぶのは光であり 宇宙にごみとして捨てるエネルギーも300度Kのスペクトルを持つ光(輻射エネルギー)である。 1が成り立つとき熱機関の最大効率は3度Kの宇宙からの背景輻射エネルギーを無視したカルノー効率としても良いでしょうか。 よろしくご教授お願いします。

  • ソーラーパネルの広域設置は地球活動に悪影響では??

    原子力発電ではなく、自然電力への切り替えで太陽光発電が注目されていますが、広域のソーラーパネルの利用は、地球へのエネルギー供給の横取り(?)ではないのか?と不安になりました。 以前、ガーデンソーラーライトを利用し思った事ですが、地球表面がソーラーパネルで、地球のマグマが蓄電池なのでは??  マグマへのエネルギー供給が減れば、地球活動の自転速度が遅くなる。→→高速回転でなくなった為に隕石がぶつかりやすくなった。また、自転速度が遅くなった為、太陽の方へ向いていない面が氷河状態になってしまった。(太陽の面は太平洋側) 恐竜がいた頃は、恐竜がソーラーパネルで地球へのエネルギー供給を横取りしてしまった為氷河期 になったなんて・・・・・。 単純で無知な発想ですが、(謙虚に地球に住ましてもらっていると思えば) 何でもやりすぎは良くないですよね。 ソーラーパネルの設置可能な面積などは、どこかの誰かが考えているのでしょうか??

  • 太陽光反射について

    太陽光反射について質問です。 これから、西道路に面する70坪に新築を検討しています。 西道路を挟んで向かい側にはすでに家が建っており 南面と東面の屋根に太陽光パネルが10数枚程度、設置されています。 西道路は約6mありますが、生活に支障をきたすような反射をするものでしょうか? また、向かい側の北側の家にも南側に太陽光パネルが設置されています。(斜めの家) よく反射での近隣問題があると伺い、宜しくお願い致します。