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名詞の修飾について
名詞の修飾のしかたで間違ってるもの、おかしなものはありますか? ・That smoking boy is Michel. ・That boy smoking is Michel. ・That boy not smoking is Michel. ・That not smoking boy is Michel.
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最も自然な英文は2番目の「That boy smoking is Michel.」です。 多くの日本人が正しいと考えるであろう1番目の「That smoking boy is Michel.」は特別な場合にしか用いられません。 「分詞が1語の場合には名詞の前に、分詞が2語以上の場合には名詞の後に置く」という、いわゆる学校で教わる文法に慣れ親しんできた人にとっては意外なことだと(いや、間違いだとさえ)思われるかもしれません。 このような英文が日本人にとって理解しがたいのは、中途半端な文法の説明のために一面的な理解だけが学習者に定着してしまったという学校教育のあり方だけではなく「smoke」という動詞自体にも原因があります。 この「smoke」という動詞は本来「smoke a cigar」というように「目的語を伴う他動詞」ですが、「目的語」が省略されて「自動詞」のような用い方をされることがあります。このような動詞が名詞を修飾する場合には(単独であっても)名詞の後に置くことが普通です。 このような使われ方をする動詞はほかに「sing (a song)」、「eat (something)」、「read (a book)」などがありますが、「一時的な動作の進行」を表す場合にはこれらはすべて単独であっても後から名詞を修飾します。 1. The people singing were college students. 2. I went into the library and was surprised to notice that all the people reading were high school students. 一方、2番目の「That smoking boy is Michel.」という英文のように「名詞」の前に「現在分詞」を置いた場合には、「恒常的・分類的」な意味合いが出てきます。 したがって、この英文は「いつも煙草を吸っている(煙草好きの)少年」か、または「(煙草を吸っていない少年ではなくて)煙草を吸っている方の少年」という少々特別な状況を表す場合に用いられることになります。 その他の英文(3番目と4番目)は不自然であり、実際に使われることはあまりないでしょう。どちらも関係代名詞を用いた方が自然です。 3. That boy who is not smoking is Michel. 繰り返しになりますが、「分詞が1語の場合には名詞の前に、分詞が2語以上の場合には名詞の後に置く」という学校で学ぶ「分詞」の原則は概ね正しいものです。しかし、「分詞」の置かれる位置についてはいくつかの例外的な用法がありますので、この原則が万能というわけではないことを覚えておくことは有益なことだと思います。 ご参考になれば・・・。
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- MarcoRossiItaly
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確かに that smoking boy だと、いわば「喫煙男子」みたいな雰囲気がしますね。 一方 that boy smoking だと、今たまたま吸ってるところという情報を、補足説明として追加したような印象がありますね。that boy に who is smoking をくっ付ける際に、who is を省いたとでも言いますか。
- MarcoRossiItaly
- ベストアンサー率40% (454/1128)
「原則では」、1 語なら前置、2 語以上なら後置と思ってください。 歴史的な変遷をたどれば、様々な語順があり得るかと思いますが、現代的なものとしては概ね、No.2 さんのおっしゃっている感じになります。「おかしい」の基準が必要です。ま、雑談とかならどの文で言っても誰も気にしないし、ミシェルは見付かると思いますけどね(笑)そういう意味では、おかしいというほどでもありません。 英語は前置修飾が好きで、1 語のみの形容詞とか分詞では、後置修飾するケースは少ないです。しかし、ないこともないです。 また、形容詞などの性質よりも、名詞の性質により後置するものがあります。例えば something new などです。 後置修飾の例(過去の質問) http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1322275408 People Not Smoking http://taikuang.net/people-not-smoking 限定用法と叙述用法 http://www.englishcafe.jp/answer/ank-4.html 分詞の限定用法 http://mep.papiko.com/index.php?%E5%88%86%E8%A9%9E%E3%81%AE%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%94%A8%E6%B3%95 分詞の叙述用法 http://mep.papiko.com/index.php?%E5%88%86%E8%A9%9E%E3%81%AE%E5%8F%99%E8%BF%B0%E7%94%A8%E6%B3%95
お礼
No.2さんのおっしゃる通り、お話程度ではあまり厳密に気にすることもないようですね。 ご参考にさせていただきます。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1617/6630)
日常の口語れべるなら問題ありません。が、教科書的には… ・That smoking boy is Michel. ○ ・That boy smoking is Michel. × ・That boy not smoking is Michel. ○ ・That not smoking boy is Michel. × と、なります。 分詞を使う修飾は、 (1)分詞だけなら名詞の前に、 (2)分詞以外に単語があれば名詞の後に置くのが原則です。 not smkimg で2語とみなし、名詞の後に置くのがいいと思います。 例文の that はこの場合語数の中には数えないようです。 映画のタイトルや新聞のヘッドラインなどのように、 少ない語数でインパクトのあるキャッチフレーズ的な言葉は この原則が破られることが多いです。
お礼
口語レベルではとりあえず通じるようですね。 not文は関係詞でつないだほうが安全そうですね。 参考になりました。
- Oubli
- ベストアンサー率31% (744/2384)
・That smoking boy is Michel. ○ ・That boy smoking is Michel. × That boy smoking a Cuban cigarなら○。現在分詞に目的語がついているときは後置します ・That boy not smoking is Michel. × who is not smokingとかにするべき ・That not smoking boy is Michel. × non-smoking boyなら可能ですが構文が違いますね
お礼
解答ありがとうございます。 確かに別の言い方のほうが合いますね。
お礼
わかりやすく、丁寧な解説ありがとうございます。 とても興味深い内容でした。これは今後の僕の英語学習にとてもためになる話でした。 読み始めたときは僕も、え!?となりましたが最後まで読むと確かにそのとおりだなと思いました。 これは意外と日本語の文法書ではなかなか知ることのできない事実だと思います。が、今知ることができてとても助かりました。 解答ありがとうございました。