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利益会計論の問題について教えてください
20XX年12月1日に満期保有目的で@97円で取得した額面3,000,000円のA社社責(償還期間:3年、利子率:2%、利払日:5月末と11月末の年2回)について、次の金額で計算しなさい。なお会計期間は、4月1日から始める1年とする (1) 20X2年3月31日(決算日)における投資有価証券の貸借対照表価額 (2) 20X1年4月1日~20X2年3月31日の損益計算書に計上される有価証券利息 (3) 20X3年3月31日(決算日)における投資有価証券の貸借対照表価額 (4) 20X2年4月1日~20X3年3月31日の損益計算書に計上される有価証券利息 わかる方、解答お願いいたします
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所与のA社社債は100円につき97円で取得したので、取得原価は 3,000,000x97%=2,910,000円 A社社債は満期保有目的のため、額面との差額90,000円(3,000,000x3%)は償還期間に渡って償却原価法により取得原価に加算される。 また、この問題には実行利率の記述がないため、償却原価法は定額法であることが分かる(もし原則法である利息法であったら実行利率は約3.06%になり、その旨の記述があるはず)。 償還期間は36か月なので、1か月あたりの増加額は2,500円(90,000円/36か月) 取得にから各年度末(または償還時)までの月数を見ると、 20XX/12/1~20X1/ 3/31 4M 20X1/ 4/1~20X2/ 3/31 12M 20X2/ 4/1~20X3/ 3/31 12M 20X3/ 4/1~20X3/11/30 8M だから、貸借対照表価額はそれぞれ加算していけばよい。 20X2/3/31:2,910,000円+2,500円x(4+12)M=2,950,000円 20X3/3/31:2,950,000円+2,500円x12M =2,980,000円 有価証券利息額は、各年度の償却原価法による増加額に利子率2%の各年度の該当月分を加えればよい。 20X1/ 4/1~20X2/ 3/31 償却原価法によるB/S増加額:2,500円x12M=30,000円 利子発生額:3,000,000円x2%x12か月/12か月=60,000円 合計:30,000円+60,000円=90,000円 20X2/ 4/1~20X3/ 3/31 上記と同様で90,000円
お礼
丁寧でわかりやすい解答感謝です