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民家の周囲の4本の木

京都の山国神社前で撮影した民家(神社に関係する建造物かもしれません)ですが 民家の周囲に背の高い4本の木があります。 木の下のほうは枝を落としてあるようです。 何のためにこのような木を植えてあるのでしょうか。 またこのような木のことをなんといいますか。 民俗学的なものかと思い、歴史カテゴリーにしました。 よろしくお願いします。

noname#173200
noname#173200
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回答No.3

写真を見ると枝打ちした杉のようですから、8mクラスの柱材をつくるつもりなのでしょう。 しかし、屋敷林ではないでしょう。家主のたまたまの気分で、こうした樹木になったのではないかと思います。一応住宅地にある我が家にたまたま友人からもらった杉苗と庭の景観のために植えてもらったヒマラヤスギが、みごとに大きくなってしまい、ヒマラヤスギは南に植えたため我が家が日陰になり10年くらいで切り倒しました。杉は裏のお宅からクレームがついて20年くらいで切り倒しました。ヒマラヤスギはクリスマスツリー型でしたが、杉は自分で枝打ちして日陰を造らないようにしたため樹冠まですーっとした樹形でした。共に材木としても使えそうな感じでしたが、材木として使うには樹液が抜けるように枯らす処理も必要ですから、伐採も処分も業者にお願いしました。写真の家の方が、柱用材として最後まで使うのなら、それなりのことが必要になります。 この辺りは、北山杉などでも有名な地域に近いですから、材木をどう育て利用するかは良く知っているはずです。そうした用材は近くに山もあるからそこで育てるのが普通です。屋敷内で改築用材を育てる習慣がこの地域にあるとは思いにくいです。たまたまこの屋敷の主人が育ててしまったと考えた方が妥当だと思います。 この地域は谷間です。普通は防風林を家屋の周りに育てることはしないのではないかと思います。googleの地図写真を拡大しても、防風林を持っているような家をなかなか見つけられません。http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=il&btnG=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%A4%9C%E7%B4%A2&q=%E5%8F%B3%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E4%BA%AC%E5%8C%97%E9%B3%A5%E5%B1%85%E7%94%BA%E5%AE%AE%E3%83%8E%E5%85%83 写真では立派な土塀が見えます。このような家なら、20年前、30年前であっても目隠しや敷地境界を目的とした樹木を植えることはしないでしょう。土塀の中に、風情のある景観を造るために樹木を植えることはあると思います。その場合、杉ではないと思います。このように枝打ちしては景観などの趣を楽しむことも出来ません。http://www.ichiro-ichie.com/05koto/kyoto/kamigamo/kamigamo01.html やはり、この家の主人が特に自分の特別の関心でこの苗木を植え、育てたのだと思います。   この茅葺き屋根は北山型というようです。雪対策で千木を5つ上に持っているのでしょう。特別の家かもしれませんが、近くには普通の民家でもこうした屋根をもつ家があります。 http://www.khi.co.jp/knews/backnumber/bn_2009/pdf/news156_04.pdf 社家や神社の関連施設との可能性もありますが、敷地への入口の方向はどうでしょう。普通の民家である可能性もあると思います。直接訪ねて確認するしかないでしょう。   家の中央部に見えるものは何でしょう。わかりませんけれども、式台のところに障子を入れたものではないかなという気がします。以前は障子がなくて、奥に玄関が見えたのかもしれません。正規の賓客のためで、通常は使わないものかもしれません。ただそのような構造の民家は大邸宅であって、普通の民家や農家ではそうした構造ではないはずですから、これが何なのかはわかりません。 http://www.niigata-kankou.or.jp/nagaoka/koshiji-kanko/institution/RD0001.html

noname#173200
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 8mクラスの柱材ですか。 しかし屋敷林ではなく、もともと4本しかなかったと。 材木として使うには樹液が抜けるように枯らす処理が必要なのですね。 >この辺りは、北山杉などでも有名な地域に近いですから、材木をどう育て利用するかは良く知っているはずです。そうした用材は近くに山もあるからそこで育てるのが普通です。 >屋敷内で改築用材を育てる習慣がこの地域にあるとは思いにくいです。 >この地域は谷間です。普通は防風林を家屋の周りに育てることはしないのではないかと思います。 > 写真では立派な土塀が見えます。このような家なら、20年前、30年前であっても目隠しや敷地境界を目的とした樹木を植えることはしないでしょう。土塀の中に、風情のある景観を造るために樹木を植えることはあると思います。その場合、杉ではないと思います。このように枝打ちしては景観などの趣を楽しむことも出来ません。 ↑ 上記の考察はたいへん説得力があります。 入口(門)がどこにあったかはよく覚えていませんが、やはり神社に関係する建物で 神社の社殿などを改築するための木材を育てている、なんてことはないでしょうか。 向かって左に1本、向かって右に3本というのもなにか意味がありそうに思えます。 家の周囲には田圃があり、稲がたわわに実っていました。 大きな神社には神さまにお米をささげるための御田があったりしますが、もしかして御田なのかな、と思いました。 また山国神社に行く機会がありましたら、茅葺の家のこと、四本の過ぎのこと、御田のことなど 尋ねてみようと思います。 上賀茂神社の社家や、美山の美しい茅葺屋根の民家などのサイトを貼ってくださりありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.2

>京都の山国神社前で撮影した民家(神社に関係する建造物かもしれません)ですが 屋敷林がある、民家ですね。 写真向かって左側には、暴風林らしき林が写っています。 ※屋敷林の機能として、暴風林・防砂林が存在します。 左側から、暴風が吹くのでしようね。 多くの場合、台風というよりは「近隣農地・畑からの、土埃を防ぐ」「冬の、卓越風を防ぐ」目的です。 写真の家屋は、茅葺ですよね。 茅葺民家の場合は、多く屋敷林を見る事が出来ます。 >何のためにこのような木を植えてあるのでしょうか。 「娘が産まれたら、桐の木を植える」という話を、質問者さまは聞いた事があるでしようか。 娘が成人して嫁に行く時は、この桐の木を切って家具を造ります。 同じ様に、この枝打ちを行なった木も「家屋の修繕用」ではないでしようか。 神社・仏閣でも、裏山に建築用として杉の木を植林している場合がありますしね。 この民家の場合も、丁寧に枝打ちを行って真っ直ぐに木が成長しています。 最近では、屋敷林を意図的に切り込み・枝打ちを行う事があります。 環境の変化で、屋敷林のメリットよりもデメリットが大きいのです。 費用の問題も、あります。 屋敷林は「個人の所有」ですから、維持管理費用は個人の負担です。 毎年枝の剪定は、一苦労なのです。 私が住んでいる地域は、土塀とウバメガシ(常緑樹)を植えて生垣を設けるが一般的でした。 生垣といっても、平均の高さは2メートル前後もあります。緑の塀です。野良犬も入る事が出来ませんよ。^^; ※貼付画像参照 が、建築様式の変化(茅葺から瓦屋根など)から生垣を伐採する方も多いのです。 我が家の場合も、新築時に生垣は伐採しました。数本は残しましたがね。 若しかすると、屋敷林伐採時に意図的に残した木かも知れませんね。

noname#173200
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 民家は神社の参道に隣接しています。 なので神社に付属する建物なのかも、とも思いました。 民家の塀の向こう側(写真中央下)に小さな屋根の建物が見えていますが これが何かも気になっています。 (これについてはまた改めて質問をたてます。) 屋敷林という言葉は初めてききました。大変勉強になりました。 なるほど、やはり家屋の修繕用の木ですか。 たしかにこのようなまっすぐな木を育てるのは手間暇とお金がかかるだろうと思います。 それでも今だけのことを考えるのではなく、何十年も先の修理のことを考えて木を植えるということは 先人のすばらしい知恵ですね。 おっしゃるとおり、屋敷林伐採時に意図的に残した木だという可能性もありますね。

  • daidou
  • ベストアンサー率29% (491/1687)
回答No.1

枝打ちして真っ直ぐに育てているようですので 一般的な庭木の類とは違うようですね 防風用の植林にしては数が少ないし、高さを出しすぎ・・・ そういえば、どこの地方かは失念しましたが 家の建て替えの時に使うために、建材用の木を植えるという地域があります 見た感じでは、ソレっぽいです

noname#173200
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですよね、防風林とは思えないし、 はじめは結界のようなものかと思ったんですが 片側に3本固まっているので、それも違うのかなと。 建材用の木を植えるという習慣があるというのは初めて知りました。 たしかに幹がまっすぐなので建材用に適していそうですね。

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