内力とエネルギー保存の関係についての質問

このQ&Aのポイント
  • 高校物理の運動量保存の項目で、小球が斜面を滑り降りるときに、内力とエネルギー保存の関係について質問があります。
  • 小球と斜面の接触面には働く内力があり、その水平成分と鉛直成分によって小球に仕事がされます。
  • しかし、小球と斜面の変位が異なるため、内力による仕事の値が異なることに疑問を持っています。誰か分かりやすく説明してください。
回答を見る
  • ベストアンサー

内力 仕事 相互作用 力学 斜面 エネルギー保存

至急回答お願いします。 高校物理の運動量保存の項目で、小球がある斜面をその面に沿って上から下まで滑り降りるときに、同時にその斜面も逆方向に滑べるという問題について質問があります。(抵抗力と摩擦は全て無視する) このときに小球と斜面との接触面にはたらく内力をNとし、その水平成分、鉛直成分をNx、Nyとします。すると小球が完全に滑り切るまでにNxが小球にした仕事と斜面にした仕事では2物体の変位が違うため、異なった値になりませんか? ぼくは小球が滑り降りるまでの小球の静止系での変位をΔa、斜面の静止系での変位をΔAとしました。すると小球にたいする内力の仕事がNxΔa、斜面にたいする内力の仕事が-NxΔAとなりややこしいことになりました。鉛直方向についても斜面に内力の仕事は成されていないのに、小球には内力の仕事が成されている、ということもわかりません。 どなたか分かり易く説明お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Quarks
  • ベストアンサー率78% (248/317)
回答No.1

点Pにあった小球は、P→Q(距離B)移動します。一方この間に、斜面はP→S(距離A)移動します。 小球,斜面に働く内力の大きさをNとします。   斜面に働く内力がした仕事W1は  W1=N・A・cosφ 小球に働く内力がした仕事W2は  W2=N・B・cosθ  =-N・B・cos(180°-θ)   ところで△PSRで  cosφ=PR/PS=PR/A ですから  A・cosφ=PR ∴ W1=N・PR また、△PQRで  cos(180°-θ)=PR/PQ=PR/B ですから  B・cos(180°-θ)=PR ∴ W2=-N・PR   ∴W1+W2=0

pkupuku
質問者

お礼

お礼が遅れて申し訳ありません。回答ありがとうございます。 画像付きで非常に分かりやすかったです(^O^)! ところでもう一つだけ質問よろしいですか? もし斜面の上面が曲面になっていた場合、このように三角形の斜面として考えても一般性は失われませんか?

その他の回答 (1)

  • Quarks
  • ベストアンサー率78% (248/317)
回答No.2

>もし斜面の上面が曲面になっていた場合、このように三角形の斜面として考えても一般性は失われませんか?   どんな曲面も、微小部分を見れば直線と見なせます。 先の回答で示した考え方は、A,Bの長さについて制限していません。 ですから、曲面を短い直線の集合とみなし、その個々の短い直線部分で、内力(垂直抗力)の仕事の和が常に0であるということが言えるなら、曲面の全部でも垂直抗力の仕事の和は0であると言えるはずです。

pkupuku
質問者

お礼

2度も回答ありがとうございます。 論理的且つ本質的な回答ありがとうございます。 かなり分かりやすかったです。 本当は直にあってお礼したいのですが{それは無理なので…(汗)}文章中でのお礼とさせて頂きますf^_^; ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 力学的エネルギー保存則

    高校生です。力学的エネルギー保存則が成立する条件について説明します。 以下、簡単な置換が思い浮かばないので私が悩んでいた問題の設定をそのまま書きます。 滑らかな傾斜45度の斜面上に、直角三角形の物体(Aとします)がその斜辺を斜面につけるようにして置かれています(つまり、上面が水平になっています)。 この上面に小物体(Bとします)をおきます。AとBの間もなめらかで、摩擦力が働きません。 固定をはずすと、Aは斜面上を滑り出します。BはA上を左へ滑ってゆきます。 以上の状況設定で、解説によると「AとBの系全体の力学的エネルギーが保存する」らしいです。 最初は特に疑問に思わなかったのですが、よくよく考えてみると疑問が湧いてきました。 斜面からAへの垂直抗力は、進行方向に垂直なので仕事をしない、というのはいいのですが。 AB間の垂直抗力(鉛直方向)は進行方向に垂直ではないので、仕事をする、かつ垂直抗力は非保存力なので力学的エネルギーは保存しない……のではないでしょうか? 内力だから関係ないのか?と最初は思ったのですが、 別の問題(こちらは詳細を省きます)で、系の内力で動摩擦力が働いている状況で、力学的エネルギーが保存していませんでした……。 「保存力のみが仕事をするときに力学的エネルギーが保存する」と思っていたのですが、内力の場合はどうなるのですか? 分かる方、回答をお願いしたいです。

  • 力学的エネルギーの問題が分らないので教えてください

    図1のように、斜面S0,S1と水平な床がなめらかにつながっています。斜面S0および床は摩擦のない面であり、斜面S1はあらい面です。床から高さhの斜面S0上の点Pより、質量mの小物体Aを斜面に沿って下方に速さv0で打ち出しました。斜面S1の水平面からの角度をθとし、重力加速度の大きさはgとします。また、斜面S1と小物体Aの間の静止摩擦係数をμ`とします。 (1)水平な床上を通過する小物体Aの速さv1はどれだけですか? (2)図2のように小物体Aは斜面S1をのぼり、点Qにおいて速さが0になりました。点Qの床からの高さはいくらですか?v1を用いて表してください。 (3)速さが0になった小物体Aが点Qから動き出さない静止摩擦係数μの条件を求めてください。

  • 力学的エネルギーの保存について

    高校生です。 よくある問題なんですけど、 「摩擦のない水平面の上に、水平面と角θをなすなめらかな斜面を持つ質量Mの台がある。その斜面上に質量mの小物体を置くと小物体と台はともに動き始める」 【参考図】 y ↑ |     ●←小物体 |     /| |    / | |   / 台| |  ∠____ |―――――――――――→x という設定で、その後の運動の様子を聞く問題なんですが。 なんとこの台と小物体とで、力学的エネルギーの合計は保存するそうです! ということで、それを示してみようと試みたのですが、私の知能の致す限りでは以下の通りになりました。 ↓(以下) 小物体と台との垂直抗力をn、台と水平面の垂直効力をN、重力加速度をg、 運動方程式は、xy座標をを常識的におき、小物体のx方向の加速度をα、y方向の加速度をβ、台のx方向の加速度をAとすると、 x方向:mα=-nsinθ    …(1) y方向:mβ=-mg+ncosθ …(2) x方向:MA=nsinθ     …(3) y方向:0=N-Mg-ncosθ …(4) (1)+(3)より mα+MA=0    …(5) (2)+(4)より mβ=N-mg-Mg …(6) 小物体のx方向の速度成分をV(x)、y方向の速度成分をV(y)、台のx方向の速度成分をVとすると、 (5)より、 1/2mV(x)^2 + 1/2MV^2 = 一定   …(5)’ (6)より、 1/2mV(y)^2 +mgy+Mgy-Ny=一定 …(6)’ (5)’+(6)’より 1/2mv^2 + (m+M)gy -Ny =一定   ? となって、なんか美しく決まりません。 どこか間違っていますか?懇切丁寧に教えていただければ幸いです。

  • 力学的エネルギーの問題が分らないので教えてください

    斜面S0,S1と水平な床がなめらかにつながっています。斜面S0および床は摩擦のない面であり、斜面S1はあらい面です。床から高さhの斜面S0上の点Pより、質量mの小物体Aを斜面に沿って下方に速さv0で打ち出しました。斜面S1の水平面からの角度をθとし、重力加速度の大きさはgとします。また、斜面S1と小物体Aの間の静止摩擦係数をμ`とします。 (1)小物体Aの運動エネルギーをK,水平面を基準とした重力による位置エネルギーをUとしたとき、点Pから打ち出されて点Qで止まるまでの時間tとの関係を表したグラフとして適当なものをそれぞれ選んでください。 (1)重力エネルギーK: (2)位置エネルギーU:

  • この場合は力学的エネルギーは保存されるのですか?

    この場合は力学的エネルギーは保存されるのですか? (1)「平面上に質量mの小球が2個ある.1個は静止しており,他の1個は速度Vで等速直線運動をしている.小球が衝突した.衝突後,小球はどちらも動き出した.衝突後の二つの小球の運動量の方向は一定の角をなしている.この角度を求めよ.ただし,この衝突は弾性衝突とし,摩擦は考えない.」 という問題の解説がわかりません. 「Vで動いていた小球の衝突後の速さをv1,静止していた小球の衝突後の速さをv2とする. 力学的エネルギー保存の法則からmV^2/2=mv1^2/2+mv2^2/2が成り立つから~~」 という解説がありました. ここで思ったのですが,この場合,力学的エネルギーは保存されているのですか? 過去に (2)「質量5.0kgの物体が10m/sの速さで飛んでいた.B点でその物体は1kgと4kgに分裂た.それぞれ43.3m/s,6.25m/sの速さで,進行方向に対して左30度,右60度に飛んでいった.」 という問題(例として答えを全て書いている.)をしました. そこでmV^2/2=mv1^2/2+mv2^2/2にこの問題の数値を代入してみたのですが,ぜんぜん答えが違うのです. なので(1)の問題の解説にあった力学的エネルギー保存の法則は成り立ってないように思えるのです. もし成り立っているとしても進行方向と水平な方向,垂直な方向のそれぞれで成り立っているかな.と思います.

  • 動摩擦力が働くときの力学的エネルギー。

    高さhの斜面AB,水平面BC,傾斜角30°の斜面CDがなめらかにつながっている。 またどの面もなめらかである。 いま、高さhの点Aに質量mの小物体をおいて手を離した。重力加速度の大きさをgとする。 (1)点Bでの物体の速さはいくらか。 (2)小物体がCD上を昇るとき、CD上の移動距離Lを求めよ。 次に斜面CDをあらい面に変え、同じ操作をした。動摩擦係数μのとき、 (3)小物体がCDを昇るとき、CD上の移動距離L'を求めよ。 (4)摩擦によって失われたエネルギーの値を求めよ。 質問は(3)です。 まず(1)(2)と違ってあらい面なので、動摩擦力つまり非保存力が働くので力学的エネルギー保存則は使えないから、運動方程式で解こうと思いました。 斜面方向下向きを正にして、 ma= - mgsinθ- μmgcosθ よって、a = -(sinθ-μcosθ)g となる。 CD面を上る直前の速度をv₀とすると、v₀=√2gh 、 CD面を上り終えたときの速度は0 これらを下の式 v^2 - v₀^2 = 2ax に当てはめて解いたのですが、答えがまったく違いました。いったい何を間違えたのでしょうか。 わかりません。 何故間違いか、そして正しくて理解しやすい解き方を教えてください。 (4)は力×距離でわかります。 答え (1)√2gh (2)2h (3)2h/(1+√3μ) (4){√3μ/(1+√3μ)}mgh

  • 静止最大摩擦力と斜面上の最大摩擦力は同じか

    前回、最大摩擦力のことで質問した者です。一応、納得したのですが、「水平面上に置かれているときの静止最大摩擦力と斜面上に置かれているときの最大摩擦力は違う」と、とある本に書いてありました。 そうすると、物体を机の上に置き、机を次第に傾けていったとき、ある角度のときに斜面を滑りだしたとすると、「その物体の重力のうち、物体の斜面に水平な成分>静止最大摩擦力 のときに斜面を滑りだす」では、間違いということになりますね? アドバイスをよろしくお願いいたします。

  • 力学的エネルギー

    図のように、水平面上となす角が30度の粗い斜面上に、上端を固定したばねにつながれた質量5.0kgの物体を置く。ばねが自然の長さになるように手で物体を支えた後に手を離したところ、物体は斜面を滑り下り始め、距離0.40m滑った点で速さが1.4m/sになった。ばね定数を4.9N/m、重力加速度の大きさを9.8m/s^2とする。 1、0.40m滑り下りる間に失った力学的エネルギーはいくらか。 2、物体と斜面との間の動摩擦力はいくらか。 やり方教えてください。

  • 物理I 力学的エネルギーの保存 図のようになめら

    かな水平面となめらかな斜面を接続し、左端の壁に質量を無視できるバネを固定する。質量mの小球Aをバネに押しつけて、αだけ縮めて静かに放すと、小球Aはバネが自然長になったところでバネから離れ、そのまま床の上を進み、B点を通過して斜面をすべり上がり、斜面を飛び出して最高点まで上がり、床に向かって落ちた。 重力加速度をg,バネ定数をk,斜面の端C点の高さをh,斜面の傾きを45°とし,空気の抵抗は無視できるものとする。 (1)小球Aがバネから離れたときの速さv0を求めよ。 (2)小球AがC点に達したときの速さv1をv0を用いて表せ。 (3)小球Aが斜面をすべり上がってC点を飛び出すためのαの最小値を求めよ。 (4)小球AがC点を離れ、最高点に達したときの高さLをv0を用いて表せ。 それぞれの問いの答えをお教え下さい。 ※ 理解度は0です。問題を解く上での最低限の言葉と式と答えで全くかまいません。 よろしくお願いします。

  • 力学的エネルギーの保存

    下図のように、水平右向きに一定の速さVで動く十分長いベルトがある。このベルトの上に質量mの小物体Aをのせる。Aとベルトの静止摩擦係数をμ0,動摩擦係数をμ(μ<μ0)とし、重力加速度の大きさをgとする。 Aにばね定数kの質量の無視できるばねの一端をつなぎ、ばねの他端を壁に固定する。ばねは常に水平な状態を保つものとし、水平右向きにx軸をとる。Aを原点Oでベルトの上に乗せて静かに手を離すと、Aは静止したままであった。このときのばねの伸びはμ0mg/kである。 また、下図においてAが原点で静止しているとき、Aに水平右向きの初速Vを与えると、はじめAはベルトとともに動いたが、x座標がmg(μ0-μ)/kの位置をこえると、Aはベルトに対して滑リ始めた。Aが水平左向きに動き出したときのx座標を求めよ。 解答では単振動の位置エネルギーを用いた力学的エネルギー保存則より、求めるx座標をaとして、(mV^2)/2+k{mg(μ0-μ)/k}^2/2=(ka^2)/2 という式から求めていたのですが、単振動の位置エネルギーを用いた力学的エネルギー保存則((運動エネルギー)+(ばねの振動中心からの弾性エネルギー)= 一定という関係)は、ばねによる弾性力のほかにどんな力が働いていても(この問題では摩擦力)成り立つのですか?